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ごきょう‐じっしゅう【五教十宗】‥ケウ‥🔗⭐🔉
ごきょう‐じっしゅう【五教十宗】‥ケウ‥
華厳宗で、仏教の教説を段階づけた代表的な教相判釈きょうそうはんじゃく。第3祖の法蔵が第2祖の智儼ちごんの教判を継承し発展させたもの。小乗教・大乗始教・大乗終教・頓教・円教の五教と、我法倶有宗・法有我無宗・法無去来宗・現通仮実宗・俗妄真実宗・諸法但名宗・一切皆空宗・真徳不空宗・相想倶絶宗・円明具徳宗の十宗。
⇒ご‐きょう【五教】
ごきょう‐せいぎ【五経正義】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
ごきょう‐せいぎ【五経正義】‥キヤウ‥
五経の注釈書。180巻。638年唐の太宗の命により、孔穎達くようだつ・顔師古らが撰。ひろく諸家の説から適当と認める解釈を求め、のち両度の校訂が行われて完成。官吏登用試験を受ける者および五経の訓詁を学ぶ者の必読書とされ、その後他の経書にも注釈書が撰定され、宋代、「十三経注疏」に発展した。
⇒ご‐きょう【五経】
ごきょう‐たいぜん【五経大全】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
ごきょう‐たいぜん【五経大全】‥キヤウ‥
明代、永楽帝の命により胡広らが編纂した五経の注釈書。1415年刊。
⇒ご‐きょう【五経】
ごきょう‐はかせ【五経博士】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
ごきょう‐はかせ【五経博士】‥キヤウ‥
五経の文義に通暁している学者。漢書に漢の武帝に始まると記され、後漢書では漢の文帝に始まるとあるが、制度化したのは後漢の光武帝の頃か。継体・欽明朝に百済より来日したという(日本書紀による)。
⇒ご‐きょう【五経】
○故郷へ錦を飾るこきょうへにしきをかざる
立身出世をして故郷に帰る。
⇒こ‐きょう【故郷】
○故郷忘じ難しこきょうぼうじがたし
故郷はなつかしく忘れられない。
⇒こ‐きょう【故郷】
こ‐きょうぼく【胡喬木】‥ケウ‥🔗⭐🔉
こ‐きょうぼく【胡喬木】‥ケウ‥
(Hu Qiaomu)中国共産党の理論指導者。江蘇省塩城出身。1941年毛沢東の秘書となり、人民共和国建国後「毛沢東選集」の編纂などに従事。改革・開放期には保守派のイデオローグと目される。主著「中国共産党の三十年」。(1912〜1992)
広辞苑 ページ 6926。