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こ‐け【虚仮】🔗🔉

こ‐け虚仮】 ①〔仏〕内心と外相とがちがうこと。真実でないこと。歎異抄「ひとへに賢善精進の相をほかにしめして、うちには―をいだけるものか」 ②思慮の浅薄なこと。おろかなこと。また、そういう人。洒落本、辰巳婦言「是もやつぱりおれが―から発おこったことだ」 ③(名詞などの上に付けて)むやみにするの意を添え、また、けなして言うのに用いる。「―おしみ」「―おどし」 ⇒虚仮にする ⇒虚仮の後思案 ⇒虚仮の行 ⇒虚仮も一心

こげ【焦げ】🔗🔉

こげ焦げ】 ①焼けて黒色または茶色になったもの。 ②焦飯こげめし。おこげ。〈日葡辞書〉

ご‐け【五家】🔗🔉

ご‐け五家】 ①浄土真宗の主な五つの寺、西本願寺・東本願寺・仏光寺・錦織寺・専修寺の総称。五派。 ②中国の南宗禅の五宗派。五派。→五家七宗。 ③〔美〕狩野かのう派の五家。すなわち狩野安信(中橋)・尚信(木挽町)・守信(鍛冶橋)・洞雲(駿河台)・随川(浜町)。

ご‐け【後家】🔗🔉

ご‐け後家】 ①夫に死別して、その家を守っている寡婦。やもめ。未亡人。 ②東北・北陸地方などで、後妻のこと。ごけいり。ごきり。 ③対ついであるべき物、または併せて一つの物の、片方がなくなって残った方。「―蓋ぶた⇒後家の頑張り ⇒後家を立てる

ご‐け【碁笥】🔗🔉

ご‐け碁笥】 碁石を入れる円い器。

ご‐げ【五悔】🔗🔉

ご‐げ五悔】 〔仏〕天台宗で、法華三昧を修するものが行う五つの懺悔さんげの法。懺悔・勧請かんじょう・随喜ずいき・回向えこう・発願ほつがんの総称。→ごかい

ご‐げ【五礙】🔗🔉

ご‐げ五礙】 〔仏〕(→)五障ごしょうに同じ。

広辞苑 ページ 7024