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こころ‐の‐かぎり【心の限り】🔗⭐🔉
こころ‐の‐かぎり【心の限り】
心の及ぶ限り。心のありったけ。思う存分。源氏物語葵「―つくしたる車どもに乗り」
こころ‐の‐かぜ【心の風】🔗⭐🔉
こころ‐の‐かぜ【心の風】
人の心のきびしく荒いさまを風にたとえていう語。夫木和歌抄19「人の―ぞはげしき」
こころ‐の‐かて【心の糧】🔗⭐🔉
こころ‐の‐かて【心の糧】
精神的な活動の源。精神の支え。「師のことばを―とする」
こころ‐の‐きわ【心の際】‥キハ🔗⭐🔉
こころ‐の‐きわ【心の際】‥キハ
心の底。心のはて。源氏物語幻「―も残りなく見果てて」
○心の琴線に触れるこころのきんせんにふれる
人の心に深い感動と共感を与える。「―言葉」
⇒こころ【心】
こころ‐の‐くさ【心の草】🔗⭐🔉
こころ‐の‐くさ【心の草】
心中にきざす種々の思いを草にたとえていう語。夫木和歌抄28「―は霜枯れもなし」
こころ‐の‐くま【心の隈】🔗⭐🔉
こころ‐の‐くま【心の隈】
人に知られない心の奥底。心のすみずみ。源氏物語総角「包み給ふ御―残らずもてなし給はむなむ」
こころ‐の‐くも【心の雲】🔗⭐🔉
こころ‐の‐くも【心の雲】
物思いで心がうれいにとざされるさまを雲にたとえていう語。拾玉集7「―や空に満つらむ」
こころ‐の‐ケア【心のケア】🔗⭐🔉
こころ‐の‐ケア【心のケア】
災害・事故・犯罪被害・疾患などに遭遇して起こる心の問題を予防し、あるいは回復をはかるために、心理的・医学的・社会的に行う支援。
こころ‐の‐こおり【心の氷】‥コホリ🔗⭐🔉
こころ‐の‐こおり【心の氷】‥コホリ
心がうれいにとざされて解けないのを氷にたとえていう語。心のなやみ。浄瑠璃、冥途飛脚「忠兵衛は世を忍ぶ―三百両」
こころ‐の‐こま【心の駒】🔗⭐🔉
こころ‐の‐こま【心の駒】
(→)「こころのうま」に同じ。浄瑠璃、心中重井筒「内と外とに引合の、―の諸手綱」
こころ‐のこり【心残り】🔗⭐🔉
こころ‐のこり【心残り】
あとに心の残ること。思いきれないこと。残念に思うこと。未練。「―はない」
こころ‐の‐さび【心の錆】🔗⭐🔉
こころ‐の‐さび【心の錆】
心の迷い。煩悩ぼんのう。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「―も荒砥の研ぎ立て」
こころ‐の‐さる【心の猿】🔗⭐🔉
こころ‐の‐さる【心の猿】
(「心猿しんえん」の訓読)煩悩ぼんのうの騒がしくしずめがたいのを猿にたとえていう語。→意馬心猿
広辞苑 ページ 7076。