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こっ‐ち【忽地】🔗🔉

こっ‐ち忽地】 たちまち起こるさま。にわかなさま。森鴎外、舞姫「わが舌人たる任務は―に余を拉し去りて」

こっ‐ち【此方】🔗🔉

こっ‐ち此方】 〔代〕 (コチの促音化)「こちら」のややくだけた言い方。この方。転じて、一人称にも用いる。浄瑠璃、薩摩歌「―に算用粟津の原」 ⇒こっち‐とら【此方人等】 ⇒こっち‐の‐もの【此方の物】

こ‐つち【小土・小槌】🔗🔉

こ‐つち小土・小槌「つち(犯土)」参照。

こ‐づち【小槌】🔗🔉

こ‐づち小槌】 小さい槌。「打出うちでの―」

こっち‐とら【此方人等】🔗🔉

こっち‐とら此方人等】 〔代〕 こちとら。われわれ。 ⇒こっ‐ち【此方】

こっち‐の‐もの【此方の物】🔗🔉

こっち‐の‐もの此方の物】 ①自分の所有となったもの。たしかに自分の思い通りになることにいう。浄瑠璃、吉野都女楠「人のふところ腰のまはり、手がさはると―」。「ここまでくれば、もう―だ」 ②重病人が危険期を脱したこと。この世のもの。 ⇒こっ‐ち【此方】

ごつちみかど‐てんのう【後土御門天皇】‥ワウ🔗🔉

ごつちみかど‐てんのう後土御門天皇‥ワウ 戦国時代の天皇。後花園天皇の第1皇子。名は成仁ふさひと。在位中に応仁の乱が起こった。(在位1464〜1500)(1442〜1500)→天皇(表)

こっ‐ちゃ🔗🔉

こっ‐ちゃ ①「ことでは」の転。浄瑠璃、御所桜堀川夜討「卒爾に斬らしやつたら、聞く―ござんせぬぞ」 ②「ことやら」の転。浄瑠璃、一谷嫩軍記「何の―わけが知れまい」 ③「ことじゃ」の転。「えらい―」

ごっちゃ🔗🔉

ごっちゃ いりまじるさま。混同すること。「―にする」 ⇒ごっちゃ‐まぜ【ごっちゃ混ぜ】

ごっちゃ‐まぜ【ごっちゃ混ぜ】🔗🔉

ごっちゃ‐まぜごっちゃ混ぜ】 ごちゃまぜ。ごたまぜ。 ⇒ごっちゃ

こっ‐ちょう【骨張・骨頂】‥チヤウ🔗🔉

こっ‐ちょう骨張・骨頂‥チヤウ (一説に「骨張ほねばり」の音読に由来。また、「頂」は当て字) ①意地を張ること。強く主張すること。東鑑34「家村出し与ふべからざるの由―す」 ②事件を企てた中心人物。張本人。源平盛衰記4「中宮の大衆の中に、智積・覚明・仏光等の―の輩六人」 ③この上ないこと。最上。第一。浄瑠璃、生玉心中「嘉平次といふ人は嘘つきの―」。「愚の―」

広辞苑 ページ 7259