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ころがり‐こ・む【転がり込む】🔗🔉

ころがり‐こ・む転がり込む】 〔自五〕 (「ころげこむ」とも) ①ころがりながら入り込む。ころがるようにしてあわてふためいて入り込む。「玄関先へ―・む」 ②ひとの家に入り、厄介になる。「友達の家へ―・む」 ③思いがけず入ってくる。「大金が―・む」

ころがり‐まさつ【転がり摩擦】🔗🔉

ころがり‐まさつ転がり摩擦】 ある面上をころがる物体に働く、面からの抵抗力。普通、滑り摩擦よりはるかに小さい。

ころ‐が・る【転がる】🔗🔉

ころ‐が・る転がる】 〔自五〕 ①回転しながら進む。ころげる。「ボールが床を―・る」 ②横むきに倒れる。ころげる。「土俵に―・る」「地震で花瓶が―・る」 ③体をよこたえる。「―・って本を読む」 ④(「―・っている」の形で)ありふれていて、どこにもある。「その辺に―・っている代物ではない」 ⇒転がる石に苔付かず ○転がる石に苔付かずころがるいしにこけつかず 「転石てんせき苔を生ぜず」に同じ。→転石(成句) ⇒ころ‐が・る【転がる】

ころく🔗🔉

ころく いとしい人が来る。カラスの鳴き声に「子ろ来」の意を掛けた語。万葉集14「からすとふ大をそ鳥の真実まさでにも来まさぬ君を―とそ鳴く」

こ‐ろく【小六】🔗🔉

こ‐ろく小六】 ①小型の虫籠。 ②(人名から) ㋐小六染の略。 ㋑小六節の略。 ⇒ころく‐ぞめ【小六染】 ⇒ころく‐ぶし【小六節】

こ‐ろく【胡簶】🔗🔉

こ‐ろく胡簶(→)「やなぐい」に同じ。

ご‐ろく【五六】🔗🔉

ご‐ろく五六】 ①縦横が5寸に6寸の断面をもつ材木。また、5寸角・6寸角の太い材の意ともいう。太平記27「大物だいもつの―にて打ち付けたる桟敷」 ②家屋の根継ぎをする際に柱を持ち上げるための木材。(俚言集覧) ③大きな石。日葡辞書「ゴロクヲヲトシカクル、またナグル」 ④縦が5幅いつの、横が6幅むのの蚊屋。誹風柳多留12「白むくを―の中でくけて居る」

広辞苑 ページ 7527