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さか‐や【酒屋】🔗🔉

さか‐や酒屋】 ①酒を造る建物。酒殿さかどの。万葉集16「梯立はしたての熊来くまき―に」 ②酒を造り、または売る人。また、その店。さかみせ。さかだな。 ③浄瑠璃「艶容女舞衣はですがたおんなまいぎぬ」酒屋の段のこと。また、歌舞伎での同場面の通称。 →文献資料[艶容女舞衣(酒屋の段)] ⇒さかや‐かいぎ【酒屋会議】 ⇒さかや‐どそう【酒屋土倉】 ⇒さかや‐やく【酒屋役】 ⇒酒屋へ三里豆腐屋へ二里

さかや‐かいぎ【酒屋会議】‥クワイ‥🔗🔉

さかや‐かいぎ酒屋会議‥クワイ‥ 1882年(明治15)全国の酒造家代表が自由民権運動と結び、酒税軽減を要求して京阪間で開いた会議。 ⇒さか‐や【酒屋】

さかやか・す【栄やかす】🔗🔉

さかやか・す栄やかす】 〔他四〕 栄えさせる。栄えるようにする。平治物語「再び家を―・し給へり」

さか‐やき【月代・月額】🔗🔉

さか‐やき月代・月額】 男の額髪を頭の中央にかけて半月形に剃り落としたもの。もと冠の下にあたる部分を剃った。応仁の乱後は武士が気の逆上を防ぐために剃ったといい、江戸時代には庶民の間にも行われ、成人のしるしとなった。つきしろ。ひたいつき。世間胸算用2「―剃つて髪結うて」

さが‐やき【嵯峨焼】🔗🔉

さが‐やき嵯峨焼】 京都の嵯峨付近で焼かれた陶器。

さか‐やく【酒役】🔗🔉

さか‐やく酒役(→)酒屋役に同じ。

さか‐やけ【酒焼け】🔗🔉

さか‐やけ酒焼け】 飲酒を常習としているために、顔が赤くやけたようになること。→酒皶しゅさ

さかや‐どそう【酒屋土倉】‥サウ🔗🔉

さかや‐どそう酒屋土倉‥サウ 「土倉」参照。 ⇒さか‐や【酒屋】 ○酒屋へ三里豆腐屋へ二里さかやへさんりとうふやへにり 田舎いなかの不便な土地のたとえ。「ほととぎす自由自在に聞く里は―」(頭光) ⇒さか‐や【酒屋】

広辞苑 ページ 7811