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さき‐だち【先立ち】🔗🔉

さき‐だち先立ち】 さきだつこと。特に、行列の先頭に立つこと。また、その人。滑稽本、妙竹林話七偏人「飛公とびこうが―だから、何か出たら飛公を置去りにしてにげよう」

さき‐だち【先太刀】🔗🔉

さき‐だち先太刀】 数人で人を斬る時、最初に太刀を下すこと。↔後太刀

さき‐だちん【先駄賃】🔗🔉

さき‐だちん先駄賃】 駄賃を前もって支払うこと。また、その金。

さき‐だ・つ【先立つ】🔗🔉

さき‐だ・つ先立つ】 [一]〔自五〕 ①前に立つ。先に進んで行く。率先する。古事記「いや―・てる兄をし枕かむ」。「人に―・って働く」 ②まっさきに起こる。以前に起こる。万葉集7「琴とればなげき―・つ」。「試合に―・って」 ③他より先に死ぬ。源氏物語桐壺「限りあらむ道にも、後れ―・たじと」。「子に―・たれる」 ④まっさきに必要である。「―・つ物は金」 [二]〔他下二〕 ⇒さきだてる(下一)

さきだっ‐て【先達て・先立って】🔗🔉

さきだっ‐て先達て・先立って】 (サキダチテの音便)さきごろ。せんだって。歌舞伎、源平雷伝記「―公時次の殿に召し具し候」 ⇒さきだって‐うち【先達て中】 ⇒さきだって‐じゅう【先達て中】

さきだって‐じゅう【先達て中】‥ヂユウ🔗🔉

さきだって‐じゅう先達て中‥ヂユウ このあいだじゅう。せんだってうち。さきだってうち。 ⇒さきだっ‐て【先達て・先立って】

さきたてなみ‐こふんぐん【佐紀盾列古墳群】🔗🔉

さきたてなみ‐こふんぐん佐紀盾列古墳群】 奈良県北部にある4世紀後半〜5世紀の古墳群。大型の前方後円墳などがあり、大王おおきみの墳墓を含むと考えられている。

さき‐だ・てる【先立てる】🔗🔉

さき‐だ・てる先立てる】 〔他下一〕[文]さきだ・つ(下二) ①先に立てる。先に行かせる。平家物語4「宮をば南都へ―・てまゐらせ」 ②先に死なせる。曾我物語5「一人の僧ありけるが又もなき弟子を―・てて深く嘆きゐたり」

さき‐たま【幸魂】🔗🔉

さき‐たま幸魂⇒さきみたま。〈倭名類聚鈔2

広辞苑 ページ 7826