複数辞典一括検索+![]()
![]()
さく【索】🔗⭐🔉
さく【索】
大なわ。小さいのを縄じょうというのに対する。綱。謡曲、船弁慶「不動明王の―にかけて祈り祈られ」
さく【策】🔗⭐🔉
さく【幘】🔗⭐🔉
さく【幘】
①昔、中国で、髪を包んだ巾。頭巾。
②神事の時、天皇の冠の巾子こじを括った巾。白の平絹へいけんを畳んで、纓えいを巾子ぐるみ括り、後ろに結び下げたもの。→御幘冠おんさくのかむり
さく【佐久】🔗⭐🔉
さく【佐久】
長野県東部、佐久盆地にある市。もと陣屋町・宿場町。岩村田・中込・野沢などの集落がある。農産物集散地で水田養鯉は有名。電子工業が立地。人口10万。
さ・く【咲く】🔗⭐🔉
さ・く【咲く】
〔自五〕
(「咲」は「わらう」の意。漢詩「鳥鳴花咲」を「咲さく」と読み慣わしたことから生じた訓)
①花の蕾つぼみが開く。孝徳紀「本毎に花は―・けども」。平家物語5「枯れたる草木も花―・き実なり」
②波が白く立つ。万葉集20「今替る新防人が船出する海原の上に波な―・きそね」
さ・く【裂く・割く】🔗⭐🔉
さ・く【裂く・割く】
[一]〔他五〕
一つにまとまったものに切れ目などを入れ、強引に二つ(以上)に引き離す行為をいう。
①ひきやぶる。伊勢物語「うへのきぬのかたをはり―・きやりてけり」。日葡辞書「クチヲサク」「ライクヮ(雷火)ヲチテキ(木)ヲサイタ」。「絹を―・くような悲鳴」
②刃物などで切り開く。切り割る。神代紀上「其の尾を―・きて視みそなわせば」。日葡辞書「トリヲサク」。「魚の腹を―・く」
③(男女の仲などを)へだてる。宇津保物語蔵開中「―・くとは聞かぬ逢ふ事を今日あらはるるかみは何ぞも」。「相思のなかを―・く」
④一部をわけて、他の用途に当てる。継体紀「もし削さきて他ひとくにに賜はば、本の区域さかいにたがひなむ」。「時間を―・く」「紙面を―・く」
⑤(「目―・く」などの形で)目のふちに入れ墨をする。播磨風土記「この二つの山を見れば、よく人の眼を―・きさげたるに似たり」
[二]〔自下二〕
⇒さける(下一)
◇[一]2・4は、ふつう「割く」と書く。
広辞苑 ページ 7839。