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さく‐さん【酢酸・醋酸】🔗🔉

さく‐さん酢酸・醋酸】 (acetic acid)カルボン酸の一つ。分子式CHCOOH 刺激性の臭気と酸味とをもつ無色の液体。酢の酸味の主成分をなすもの。酒類の発酵によって生じる。以前は木材乾留液より採取したが、現在ではアセトアルデヒドの酸化などの方法によって製する。工業上重要な原料。エタン酸。 ⇒さくさん‐アミル【酢酸アミル】 ⇒さくさん‐エステル【酢酸エステル】 ⇒さくさん‐エチル【酢酸エチル】 ⇒さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】 ⇒さくさん‐きん【酢酸菌】 ⇒さくさん‐けんし【酢酸絹糸】 ⇒さくさん‐せんいそ【酢酸繊維素】 ⇒さくさん‐なまり【酢酸鉛】 ⇒さくさん‐はっこう【酢酸発酵】 ⇒さくさん‐ビニル【酢酸ビニル】

さくさん‐アミル【酢酸アミル】🔗🔉

さくさん‐アミル酢酸アミル】 (amyl acetate)分子式CHCOOCH11 バナナの実のような特異の香気をもつ無色の液体。アミル‐アルコールに濃硫酸と酢酸を加え、蒸留して製する。溶剤・合成果実香料のほかラッカー製造用。 ⇒さく‐さん【酢酸・醋酸】

さくさん‐エステル【酢酸エステル】🔗🔉

さくさん‐エステル酢酸エステル】 酢酸とアルコールから作られるエステルの総称。普通のものは酢酸エチル・酢酸アミルなど。芳香があり、人工果実エッセンス等に用いる。 ⇒さく‐さん【酢酸・醋酸】

さくさん‐エチル【酢酸エチル】🔗🔉

さくさん‐エチル酢酸エチル】 分子式CHCOOCH 芳香ある無色の液体。氷酢酸とアルコールとの混和物に濃硫酸を加え蒸留して製する。溶剤・合成原料として重要。 ⇒さく‐さん【酢酸・醋酸】

さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】🔗🔉

さくさん‐カルシウム酢酸カルシウム】 化学式Ca(CHCOO) 無色の結晶。乾留するとアセトンを生じる。 ⇒さく‐さん【酢酸・醋酸】

広辞苑 ページ 7845