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さく‐わ【索話】🔗🔉

さく‐わ索話】 〔仏〕禅寺で住持が説法をし、大衆だいしゅに向かって疑問があれば質問するよう促すこと。また、師家しけが修業僧のために示す教えの語をいう。釣語ちょうご。索語。 ○作を入れるさくをいれる 作為を加える。作り事を付け加える。誹風柳多留3「内の者よろしくなどと作を入れ」 ⇒さく【作】 ○朔を奉くさくをうく (正朔を奉ずる意)天子の統治に服する。 ⇒さく【朔】 ○簀を易うさくをかう 学徳ある人の死をいう。→易簀えきさく ⇒さく【簀】 ○さくを切るさくをきる うね間の土を鍬でさくり、農作物の根元によせかける。 ⇒さく ○策を講ずるさくをこうずる あることを解決するための手段を考えて実際に行う。対策をたてる。 ⇒さく【策】 ○策を弄するさくをろうする はかりごとを必要以上に用いる。 ⇒さく【策】

さく‐んま【作馬】🔗🔉

さく‐んま作馬】 (飛騨地方で)(→)里馬に同じ。

さけ【酒】🔗🔉

さけ】 (サは接頭語、ケはカ(香)と同源) ①米と麹こうじで醸造した、日本特有のアルコール含有飲料。日本酒。「熱燗の―」 ②アルコール分を含み、飲むと酔う飲料の総称。「―に酔う」「―が回る」「―に溺れる」 ③酒宴。さかもり。「―の席」 ⇒酒が酒を飲む ⇒酒に呑まれる ⇒酒に別腸あり ⇒酒の酔い本性忘れず ⇒酒は憂えの玉箒 ⇒酒は百薬の長 ⇒酒盛って尻切らる ⇒酒を煮る

さけ【梟】🔗🔉

さけ】 フクロウの古名。〈倭名類聚鈔18

さけ【鮭・鮏】🔗🔉

さけ鮭・鮏】 (アイヌ語サキペ(夏の食物)からともいう)サケ科の硬骨魚。体の背部は暗青色、腹部は銀白色。秋、川をさかのぼり、上流の砂底に産卵した後、死ぬ。生殖期の雄の吻部は著しく鉤状に曲がっているので俗に「鼻曲がり」という。全長約90センチメートル。肉は淡紅色で美味。荒巻あらまき・塩引しおびき・燻製・缶詰とし、卵は筋子・イクラとして賞用。北太平洋産。アキアジ。シロザケ。しゃけ。広義にはサケ科サケ属魚類の総称。〈[季]秋〉。〈倭名類聚鈔19

広辞苑 ページ 7876