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ささ‐の‐や【笹の屋】🔗🔉

ささ‐の‐や笹の屋】 笹葺きの家。ささのやどり。

ささ‐の‐ゆき【笹の雪】🔗🔉

ささ‐の‐ゆき笹の雪】 ①豆腐料理の一種。温めた絹ごし豆腐に葛餡くずあんをかけたもの。江戸下谷根岸の名物。 ②武士が刀に付した名。笹に積もった雪がすぐ落ちるように首や胴がすぐに落ちることを表徴した語。 ③紋所の名。雪持笹。→笹(図)

ささ‐はぎ【笹矧ぎ】🔗🔉

ささ‐はぎ笹矧ぎ】 笹竹で作った小さな矢。源平盛衰記20「竹の小弓に―の矢」

ささ‐ばたき【笹叩き】🔗🔉

ささ‐ばたき笹叩き】 (ササッパタキとも) ①(→)湯立ゆだてに同じ。また、口寄くちよせをする巫女みこのこと。誹風柳多留13「黒土にするぞとこはい―」 ②笹で煤すす払いをすること。

ささはなさ‐づき【ささはなさ月】🔗🔉

ささはなさ‐づきささはなさ月】 陰暦8月の異称。

ささ‐はら【笹原】🔗🔉

ささ‐はら笹原】 笹の生えた地。ささわら。

ささ‐ひだ【笹襞】🔗🔉

ささ‐ひだ笹襞】 袴の脇明けに斜めに畳む襞。笹の葉の形に似ているのでいう。

ささ‐ひみ【笹篊】🔗🔉

ささ‐ひみ笹篊】 海浜の干潟ひがたに笹を立て並べて設けた垣。満潮の時、中に入って来た魚が、干潮に逃げ場を失い、集まったところをすくいとる。ささひび。→ひび

ささ‐ふ【笹生】🔗🔉

ささ‐ふ笹生】 笹の生い茂ったところ。ささはら。ささう。万代和歌集「しげき―の行くさきるさに」

ささ‐ぶえ【笹笛】🔗🔉

ささ‐ぶえ笹笛】 笹の葉を口にあてて笛のように音を出すこと。また、その笹の葉。

ささ‐ぶき【笹吹き】🔗🔉

ささ‐ぶき笹吹き】 ①(水中に笹葉をいれ、銀を流しこんで製したからいう)銀座で銀・銅を混合、溶かして通用銀・丁銀・小玉銀を鋳る時、品位を正確にするため量目の秤合かけあわせに用いる差銅さしどう。 ②(→)笹掻ささがきに同じ。

ささ‐ぶき【笹葺き】🔗🔉

ささ‐ぶき笹葺き】 笹で屋根を葺くこと。また、その葺いた屋根や家。

ささ‐ぶせ【笹伏せ】🔗🔉

ささ‐ぶせ笹伏せ(→)柴漬ふしづけ1に同じ。

広辞苑 ページ 7903