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さし‐ぞえ【差添え】‥ゾヘ🔗🔉

さし‐ぞえ差添え‥ゾヘ(→)「さしぞい」に同じ。 ②太刀や刀にそえて佩く小刀。わきざし。浄瑠璃、曾我会稽山「腰の―引ん抜き」

さし‐そ・える【差し添える・挿し添える】‥ソヘル🔗🔉

さし‐そ・える差し添える・挿し添える‥ソヘル 〔他下一〕[文]さしそ・ふ(下二) こちらから何かを出して添える。付け加える。付き従わせる。源氏物語澪標「いとしたしき人、―・へ給ひて」。「手を―・える」

さし‐ぞめ【差初め】🔗🔉

さし‐ぞめ差初め】 男子が成人して初めて刀を帯びること。また、その儀式。狂言、鐘の音「某倅を一人持て御座るが、段々成人致いて御ざるに依て、近々―を致させうと存ずる」

さし‐だし【指出】🔗🔉

さし‐だし指出】 戦国時代〜安土桃山時代、土地の面積・年貢ねんぐ量などの明細を領内の家臣が大名に差し出す報告書。この方法で検地が行われた。 ⇒さしだし‐けんち【指出検地】

さし‐だし【差出し】🔗🔉

さし‐だし差出し】 ①さしだすこと。→指出さしだし。 ②母屋もやからさしかけに張り出した下屋げや。つけだし。 ③歌舞伎の小道具。(→)「つらあかり」に同じ。 ⇒さしだし‐にん【差出人】

さしだし‐けんち【指出検地】🔗🔉

さしだし‐けんち指出検地】 実測によらず、土地の所持者からの申告によって面積・年貢高・作人などを把握する検地の方式。戦国大名のほか、織豊政権の検地もこの方式で行われることが多かった。 ⇒さし‐だし【指出】

さしだし‐にん【差出人】🔗🔉

さしだし‐にん差出人】 手紙・荷物などを出す人。 ⇒さし‐だし【差出し】

さし‐だ・す【差し出す】🔗🔉

さし‐だ・す差し出す】 〔他五〕 ①前へ出す。「両手を―・す」 ②提出する。さしあげる。「申請書を―・す」 ③送り出す。発送する。「招待状を―・す」

広辞苑 ページ 7929