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さと‐ぼう【里坊】‥バウ🔗🔉

さと‐ぼう里坊‥バウ 山寺の僧などが、人里に構える僧坊。源平盛衰記47「二条猪熊の―に落ちつき給ひて」

さと‐まわり【里回り】‥マハリ🔗🔉

さと‐まわり里回り‥マハリ 〔動〕アオダイショウの異称。(物類称呼)

さとみ【里見】🔗🔉

さとみ里見】 姓氏の一つ。中世、関東御家人、のち安房の戦国大名。新田義重の子義俊が上野国里見村に住んでこれを姓とする。源頼朝に従う。義尭よしたか(1507〜1574)・義弘よしひろ(1525〜1578)のときに安房を制して上総に進出、戦国大名として力を伸ばしたが、1564年(永禄7)北条氏康と国府台に戦って敗れ、衰退。 ⇒さとみ‐とん【里見弴】

さと‐み【里曲・里廻】🔗🔉

さと‐み里曲・里廻】 (ミは入り曲がった所)人里のあたり。さとわ。万葉集7「見渡せば近き―をたもとほり」

さと‐みこ【里巫】🔗🔉

さと‐みこ里巫】 村里の神社に奉仕する巫女。里神楽をする巫女。金槐集「―がみ湯立笹のそよそよに」

さとみ‐とん【里見弴】🔗🔉

さとみ‐とん里見弴】 小説家。本名、山内英夫。横浜生れ。有島武郎・生馬の弟。東大中退。「白樺」同人。通人的自在さと語り口の巧みさが特色。作「善心悪心」「多情仏心」「極楽とんぼ」など。文化勲章。(1888〜1983) 里見弴(1) 撮影:田村 茂 里見弴(2) 撮影:石井幸之助 ⇒さとみ【里見】

さとみはっけんでん【里見八犬伝】🔗🔉

さとみはっけんでん里見八犬伝】 「南総なんそう里見八犬伝」の略称。 →文献資料[南総里見八犬伝]

さと‐みまい【里見舞】‥ミマヒ🔗🔉

さと‐みまい里見舞‥ミマヒ 新婦の里帰りの翌日、新郎方の親戚から里方に人をやり、新婦の安否を問うこと。

さと‐みや【里宮】🔗🔉

さと‐みや里宮】 本殿が山上にある神社で、山麓の里に設けてある宮。普通、参拝者のために設けたもの。

さと‐むら【里村】🔗🔉

さと‐むら里村(→)「むらざと」に同じ。宇治拾遺物語1「平茸やる方もなく多かりけり。―の者これを取りて」

広辞苑 ページ 8018