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さぬき‐がん【讃岐岩】🔗🔉

さぬき‐がん讃岐岩】 (讃岐国白峰山に多く産するからいう)灰黒色ないし漆黒色で緻密な安山岩。古銅輝石・輝石・磁鉄鉱および稀に石榴ざくろ石などを含み、ハンマーで叩けばよい音を発する。石材として利用。かんかん石。磬石けいせき。サヌカイト。 ⇒さぬき【讃岐】

さぬき‐さんみゃく【讃岐山脈】🔗🔉

さぬき‐さんみゃく讃岐山脈】 香川・徳島県境を東西に走る山脈。断層による地塁山地で、北側に讃岐平野、南側に中央構造線の吉野川河谷が広がる。最高峰竜王山は標高1060メートル。阿讃山脈。 ⇒さぬき【讃岐】

さぬきのすけのにっき【讃岐典侍日記】🔗🔉

さぬきのすけのにっき讃岐典侍日記】 讃岐典侍(讃岐入道藤原顕綱の女むすめ長子)の日記。2巻。嘉承2年(1107)6月堀河天皇の発病に筆を起こし、崩御のこと、鳥羽天皇の即位・大嘗会のことなど、翌年に至るまでの事を記す。程近いころ成立したと見られる。

さぬき‐へいや【讃岐平野】🔗🔉

さぬき‐へいや讃岐平野】 香川県北部の平野。灌漑用の溜池の多いことで知られる。南西に満濃まんのう池がある。 讃岐富士と彼岸花 撮影:佐藤 尚 ⇒さぬき【讃岐】

さぬき‐わらざ【讃岐藁座】🔗🔉

さぬき‐わらざ讃岐藁座】 讃岐国産出の円座えんざ。さぬきえんざ。古今著聞集16「さい棒一、―一枚をもちて、…木の上にのぼりて待つところに」 ⇒さぬき【讃岐】

さ‐ぬらく【さ寝らく】🔗🔉

さ‐ぬらくさ寝らく】 (サは接頭語。ヌラクは寝のク語法)ねること。共寝すること。万葉集14「―は玉の緒ばかり」

さね【札】🔗🔉

さね】 鉄または練革ねりかわで作った、鎧よろいを構成する細長い小板。上部を札頭さねがしら、下部を札足さねあしという。これを横に重ねて革緒でからみ、糸または革の緒で縦に数段縅おどす。

さ‐ね【核・実】🔗🔉

さ‐ね核・実】 (「真根さね」の意) [一]〔名〕 ①果実の中心にある固い所。 ②板をはぎ合わせるために、片方の板の接合側面に作る細長い突起。→実接ぎ。 ③陰核。 ④骨。壁下地。続詞花和歌集物名「大垣は―ばかりこそ残りけれ」 ⑤根本の物。実体。仁賢紀「文稍に異なりと雖も其の―一なり」→ざね(実)。 [二]〔副〕 真実。まことに。ほんとうに。万葉集9「逢はねども―忘らえずおもかげにして」

広辞苑 ページ 8026