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さま‐がわり【様変り】‥ガハリ🔗🔉

さま‐がわり様変り‥ガハリ 様子・形勢が一変すること。「駅前がすっかり―した」

ざまく🔗🔉

ざまく ①他の物に屑・ごみなどがまじったさま。日葡辞書「ザマクナモノ」 ②乱雑粗忽そこつなさま。ぞんざいなさま。炭俵「外を―に囲ふ相撲場」(嵐雪) ③(鳥取県・島根県・広島県で)粗雑なさま。「―な仕事をする」

さま‐くぐり【狭間潜り】🔗🔉

さま‐くぐり狭間潜り】 城中から狭間をくぐって逃げる者。転じて、逃亡者。

さま‐ぐち【狭間口】🔗🔉

さま‐ぐち狭間口】 (関東・東北地方で)玄関または出格子窓。

さま‐こと【様異】🔗🔉

さま‐こと様異】 様子が普通とかわって、異様であったり、すぐれていたり、あるいは出家の姿になったりすること。特別なこと。源氏物語末摘花「―にさならぬうちとけわざもし給ひけり」

さま‐さま【様様】🔗🔉

さま‐さま様様】 〔接尾〕 自分にとってありがたい人や物の下につける語。「店が放映されて客がふえ、テレビ―だ」

さま‐ざま【様様】🔗🔉

さま‐ざま様様】 あれこれ異なっているさま。いろいろ。しゅじゅ。「―の服装」「―な角度」

さま・す【冷ます・覚ます・醒ます】🔗🔉

さま・す冷ます・覚ます・醒ます】 〔他五〕 ①熱がさめるようにする。ひやす。「湯を―・す」 ②高ぶった感情を押さえて冷静な状態にする。「興奮を―・す」 ③眠りがさめるようにする。後撰和歌集「夜深くめをも―・しつるかな」 ④迷いを解く。悟らせる。「迷妄を―・す」 ⑤酔いをとりさる。 ⑥興をなくする。謡曲、自然居士「説法の場にわ―・され申す恨み申しに来りたり」 ◇熱や熱意など熱い状態をなくす場合には「冷」、睡眠や迷いなどから本来の正常な意識に戻す場合には「覚」、酒の酔いをなくす場合には「醒」をふつう使う。

ざます🔗🔉

ざます 〔助動〕 (ゴザリマスの約という)本来は、江戸吉原で遊女が用いた語。(…で)ございます。人情本、閑情末摘花「何ざますへ、もう夜があけましたのかへ、まだ早うざますはね」

さ‐また【小股】🔗🔉

さ‐また小股】 ①また。こまた。浄瑠璃、浦島年代記「熊の―へ片足かけ」 ②相撲で、相手の股ぐらへ足を踏みこみ、その股の下から手をかけ、ゆり上げて倒すこと。狂言、歌争「―に上げてみえたか、と云うたれば」

広辞苑 ページ 8059