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さよ‐ぶとん【小夜蒲団】🔗🔉

さよ‐ぶとん小夜蒲団】 夜着てねる蒲団。よぎ。

さよ‐まくら【小夜枕】🔗🔉

さよ‐まくら小夜枕】 夜寝る時に用いる枕。新古今和歌集「松が根の雄島が磯の―」

さよみ【貲布】🔗🔉

さよみ貲布】 (「細貲」「布」とも書く)細い麻糸で紡いだ織目の細かい上質の布。律令制で、諸国から調として徴収された。後世は太い麻糸で織った粗布の称となり、近江産のが名高い。さいみ。さゆみ。さよみのぬの。孝徳紀「一戸に貲布さよみのぬの一丈二尺」

さ‐より【細魚・針魚・鱵】🔗🔉

さ‐より細魚・針魚・鱵】 サヨリ科の海産の硬骨魚。全長約40センチメートル。体は青緑色で、細長く側扁し、下顎はいちじるしく延びて嘴くちばし状をなす。南日本近海に多い。肉は白く味は淡泊。広義にはサヨリ科魚類の総称。〈[季]春〉 さより

さら【皿・盤】🔗🔉

さら皿・盤】 ①食物を盛る平たく浅い器。陶磁器・漆器・金属製などがある。源氏物語「御―どもなどいつの間にかし出でけむ」 ②饗膳きょうぜんなどに皿に盛って出す料理。「―数をふやす」 ③平たくて皿に似た形のもの。「ひざの―」「ペン―」 ④漢字の脚あしの一つ。「盃」「盆」などの脚の「皿」の称。

さら【更】🔗🔉

さら】 (「いへば―なり」の形で用い、もしくは「いへば―なり」を略した言い方として)いうまでもない。もちろん。蜻蛉日記「いといかめしうののしるなどいへば―なり」。枕草子1「夏は夜。月の頃は―なり」

さら【新・更】🔗🔉

さら新・更】 ①新しいこと。また、そのもの。「―の服」「まっ―」 ②名詞の上に付けて、そのものが新しいことを表す。「―湯」「―地」

さら【娑羅】🔗🔉

さら娑羅】 ナツツバキの別称。→娑羅樹

ざら🔗🔉

ざら ①世の中に多くあって珍しくないさま。おしなべてあるさま。森鴎外、雁「もう今頃は銀座辺で―に売つてゐるに違ない」 ②いくらでも。むやみやたらに。洒落本、五臓眼「手のとどくだけくめん十めんして―に居つづけに置たり」 ③「ざらがみ」の略。 ④「ざらめ糖」の略。「き―」

広辞苑 ページ 8085