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さんじゅうろく‐りん【三十六鱗】‥ジフ‥🔗🔉

さんじゅうろく‐りん三十六鱗‥ジフ‥ (体側の鱗が縦に36個並んでいるからいう)鯉の異称。

さんじゅうろっ‐かせん【三十六歌仙】‥ジフロク‥🔗🔉

さんじゅうろっ‐かせん三十六歌仙‥ジフロク‥ 藤原公任撰「三十六人撰」に基づく36人の代表的歌人。すなわち、柿本人麻呂・紀貫之・凡河内躬恒おおしこうちのみつね・伊勢・大伴家持・山部赤人・在原業平・僧正遍昭・素性法師・紀友則・猿丸大夫・小野小町・藤原兼輔・藤原朝忠・藤原敦忠・藤原高光・源公忠・壬生忠岑・斎宮女御・大中臣頼基・藤原敏行・源重之・源宗于むねゆき・源信明さねあきら・藤原仲文・大中臣能宣・壬生忠見・平兼盛・藤原清正・源順したごう・藤原興風・清原元輔・坂上是則・藤原元真・小大君こだいのきみ・中務なかつかさの総称。なお、平安後期以後、これにならって中古三十六歌仙・女房三十六歌仙などと称するものが数多く定められた。 ⇒さんじゅうろっかせん‐えまき【三十六歌仙絵巻】

さんじゅうろっかせん‐えまき【三十六歌仙絵巻】‥ジフロク‥ヱ‥🔗🔉

さんじゅうろっかせん‐えまき三十六歌仙絵巻‥ジフロク‥ヱ‥ 三十六歌仙の肖像に詠歌・略歴を書き添えた絵巻。もと2巻の巻物で佐竹家に伝わり佐竹本と通称。のち各歌仙ごとに切断されて掛幅装となり諸家に分蔵。絵は藤原信実、詞は藤原(九条)良経といわれ、鎌倉初期の様式を示す。ほかに上畳本あげたたみぼんなどがある。 ⇒さんじゅうろっ‐かせん【三十六歌仙】

さんじゅうろっ‐けい【三十六計】‥ジフロク‥🔗🔉

さんじゅうろっ‐けい三十六計‥ジフロク‥ (中国古代の兵法で)36種のはかりごと。多くの計略。 ⇒三十六計逃げるに如かず ○三十六計逃げるに如かずさんじゅうろっけいにげるにしかず [南斉書王敬則伝「敬則曰く、檀公の三十六策、走ぐるは是れ上計なり」]逃げるべき時には逃げて身の安全をはかることが、兵法上の最上策である。転じて、困った時には逃げるのが得策である。 ⇒さんじゅうろっ‐けい【三十六計】

広辞苑 ページ 8225