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いいだ‐たけさと【飯田武郷】イヒ‥🔗🔉

いいだ‐たけさと飯田武郷イヒ‥ 幕末・明治の国学者。信濃高島藩士。気比神宮・浅間神社等の宮司。東大教授等を歴任。主著「日本書紀通釈」。(1827〜1900) ⇒いいだ【飯田】

いいだ‐だこつ【飯田蛇笏】イヒ‥🔗🔉

いいだ‐だこつ飯田蛇笏イヒ‥ 俳人。本名、武治。山梨県生れ。早大中退。芭蕉に傾倒、高浜虚子の指導を受けた。俳誌「雲母」を主宰、主情的で雄勁荘重な句風を樹立。句集「山廬集」「霊芝」「山響集」など。(1885〜1962) 飯田蛇笏 提供:毎日新聞社 ⇒いいだ【飯田】

いいだ‐ただひこ【飯田忠彦】イヒ‥🔗🔉

いいだ‐ただひこ飯田忠彦イヒ‥ 幕末の史家・志士。周防徳山藩士の子。有栖川宮に仕え、「大日本史」の後をつぐ「大日本野史」を著す。安政の大獄に連座、のち自刃。(1798〜1860) ⇒いいだ【飯田】

いい‐た・つ【言ひ立つ】イヒ‥🔗🔉

いい‐た・つ言ひ立つイヒ‥ [一]〔自四〕 ①物を言いつつ立っている。枕草子49「頭の弁、ものをいと久しう―・ち給へれば」 ②自然と評判になる。宇治拾遺物語2「この岩のある故ぞと―・ちにけり」 [二]〔他下二〕 ⇒いいたてる(下一)

いい‐たて【言い立て】イヒ‥🔗🔉

いい‐たて言い立てイヒ‥ ①取り立てて言うこと。強調すること。狂言、八幡の前「わごりよは何も―にする様な芸は覚えぬが」 ②いいぐさ。口実。浄瑠璃、心中重井筒「道ならちと送つてそれ―に夜食喰はう」 ③宣伝の前口上。舞台で趣意・由来・効能などを弁じ立てるせりふ。歌舞伎、外郎売「吉例の薬の―、いつもの通り所望ぢや所望ぢや」

いい‐た・てる【言い立てる】イヒ‥🔗🔉

いい‐た・てる言い立てるイヒ‥ 〔他下一〕[文]いひた・つ(下二) ①特に取り立てて言う。源氏物語末摘花「着給へる物どもをさへ、―・つるも、物いひさがなきやうなれど」。「―・てるほどのことではない」 ②数え立てて言う。「欠点を一つずつ―・てる」 ③さかんに言いふらす。「二人は怪しいと―・てる」 ④目上に向かって言う。申し上げる。

広辞苑 ページ 858