複数辞典一括検索+

した‐ざや【下鞘】🔗🔉

した‐ざや下鞘】 ①太刀の鞘袋のこと。 ②(取引用語)ある物の相場が他の物の相場より安いこと。また中限なかぎりが当限とうぎりより安く、先限さきぎりが中限より安いこと。↔上鞘うわざや

した‐ざわり【舌触り】‥ザハリ🔗🔉

した‐ざわり舌触り‥ザハリ 食物などが舌にさわった感じ。「ざらっとした―」「とろけるような―」 ○舌三寸に胸三寸したさんずんにむねさんずん 口と心とは慎まねばならないことのたとえ。 ⇒した【舌】 ○舌三寸の囀りに五尺の身を破るしたさんずんのさえずりにごしゃくのみをやぶる ちょっとした失言が大きな失敗や身の破滅につながること。 ⇒した【舌】

した‐さんぶぎょう【下三奉行】‥ギヤウ🔗🔉

した‐さんぶぎょう下三奉行‥ギヤウ 江戸幕府の作事奉行・普請奉行・小普請奉行の総称。

した・し【親し】🔗🔉

した・し親し】 〔形シク〕 ⇒したしい

した‐じ【下地】‥ヂ🔗🔉

した‐じ下地‥ヂ ①物事をなすための、また、ある状態になるための基礎となるもの。土台。素地。狂言、栗焼「御富貴にならせられう―でござる」。「酒宴の前にもう―が入っている」 ②壁土などを塗りつけるための素地。また、基礎材。倭名類聚鈔10「助枝、之太知」。日葡辞書「ヘイ(塀)、カキ(垣)ナドノシタヂヲカク」 ③本来の性質。素質。うまれつき。沙石集3「賢き―無くして、俄に菩薩になり難かるべし」。浮世草子、御前義経記「―器量良く」。「絵の―がある」 ④本心。しんそこ。東海道中膝栗毛発端「―より馴染みたる男に添はせよ」 ⑤(味つけのもとの意で)醤油しょうゆ。また、出し汁など。「割―」 ⑥中世の土地制度の用語で、年貢などの収益の対象となる土地そのものをいう。 ⑦養成中の者。下地っ子。傾城禁短気「野郎の―は是に引替へて」 ⇒したじ‐うま【下地馬】 ⇒したじ‐し【下地師】 ⇒したじ‐ちゅうぶん【下地中分】 ⇒したじ‐っ‐こ【下地っ子】 ⇒したじ‐まど【下地窓・助枝窓】 ⇒下地は好きなり御意はよし

広辞苑 ページ 8726