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した‐ひげ【下鬚】🔗🔉

した‐ひげ下鬚】 口の下に生えたひげ。↔上髭うわひげ

した‐ひも【下紐】🔗🔉

した‐ひも下紐】 (古くはシタビモ) ①装束の、小袖の上に結ぶ帯。下結う紐。小紐おひも。 ②下裳したもまたは下袴の紐。 ⇒したひも‐の【下紐の】 ⇒下紐解く ○下紐解くしたひもとく ①女が男に身をまかせることにいう。 ②男女が隔てなく心の打ち解けることにいう。 ⇒した‐ひも【下紐】

したひも‐の【下紐の】🔗🔉

したひも‐の下紐の】 〔枕〕 「した」にかかる。万葉集15「物もふと人には見えじ―下ゆ恋ふるに月そ経にける」 ⇒した‐ひも【下紐】

した‐びゃくしょう【下百姓】‥シヤウ🔗🔉

した‐びゃくしょう下百姓‥シヤウ (→)小百姓こびゃくしょう2に同じ。

した‐びらめ【舌鮃】🔗🔉

した‐びらめ舌鮃】 ①ウシノシタ科魚類の総称。 ②ウシノシタ科の海産の硬骨魚。アカシタビラメの別称。全長約30センチメートル。体は扁平、眼は小さくて二つとも体の左側にある。眼のある側は暗赤色、眼のない側は白い。本州中部以南に分布。美味。

した・ふ🔗🔉

した・ふ 〔自四〕 (上代語。「した」は赤の意)赤く色づく。万葉集2「秋山の―・へる妹」

した‐ぶし【下臥し】🔗🔉

した‐ぶし下臥し】 ①物の下に臥すこと。夫木和歌抄12「露はらふ蔦の―夢たえて」 ②下向き。うつぶせ。

した‐ぶところ【下懐】🔗🔉

した‐ぶところ下懐(→)「うちぶところ」1に同じ。浄瑠璃、心中二枚絵草紙「二包の白銀を―へ押込んで」

した‐ぶり【舌振り・舌風】🔗🔉

した‐ぶり舌振り・舌風】 ①物の言いぶり。源氏物語行幸「―いとものさわやかなり」 ②(→)「したぶるい」に同じ。日葡辞書「シタブリヲスル」

した‐ぶるい【舌振い】‥ブルヒ🔗🔉

した‐ぶるい舌振い‥ブルヒ 驚きおそれて舌を振るわすこと。

した‐へ【下方・黄泉】🔗🔉

した‐へ下方・黄泉】 (シタベとも。下の方の意)死者の行く世界。黄泉よみ。万葉集5「―の使ひ負ひて通らせ」

広辞苑 ページ 8743