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しばし【暫し】🔗🔉

しばし暫し】 〔副〕 (シマシの転)すこしの間。ちょっとのま。暫時。土佐日記「いささかに雨降る。―ありてやみぬ」。「―の別れ」「―待て」

しば‐しば🔗🔉

しば‐しば しきりにまばたきをするさま。「目を―させる」 ⇒しばしば‐め【しばしば目】

しば‐しば【屡々・数々】🔗🔉

しば‐しば屡々・数々】 〔副〕 たびたび。幾度も。どど。万葉集1「―も見さけむ山を情こころなく雲の隠さふべしや」。「―訪れる」

しば‐しば【暫暫】🔗🔉

しば‐しば暫暫】 〔感〕 呼掛けに用いる語。ちょっとちょっと。能因本枕草子五月の御精進のほど「―と追来る」

しばしば‐め【しばしば目】🔗🔉

しばしば‐めしばしば目】 (泣くのをこらえて)目をしばたくこと。しばたたく目付き。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「せきあげせきあげ泣きければ、浄閑も―」 ⇒しば‐しば

しば‐しょうじょ【司馬相如】‥シヤウ‥🔗🔉

しば‐しょうじょ司馬相如‥シヤウ‥ 前漢の文人。字は長卿。四川成都の人。梁の孝王の客となって「子虚賦」を作り、武帝に知られた。賦の大成者。妻は卓文君。著「上林賦」「大人賦」「封禅書」など。(前179〜前117)

しば‐しろう【柴四朗】‥ラウ🔗🔉

しば‐しろう柴四朗‥ラウ 東海散士とうかいさんしの本名。 ⇒しば【柴】

しはす【師走】🔗🔉

しはす師走⇒しわす

しば・す【柴す】🔗🔉

しば・す柴す】 〔他サ変〕 柴をつくる。狂言、鎌腹「山へ―・しに行きまする」

し‐はず・す【為外す】‥ハヅス🔗🔉

し‐はず・す為外す‥ハヅス 〔他四〕 しそこなう。宇津保物語国譲下「―・さじとおぼして」

しば‐ずり【芝摺】🔗🔉

しば‐ずり芝摺】 ①鎧よろいの草摺の最下の板。 ②野袴などの裾につけた縁へり。 ③引幕などの裾。 ⇒しばずり‐ごろも【柴摺衣】

しばずり‐ごろも【柴摺衣】🔗🔉

しばずり‐ごろも柴摺衣】 (柴にふれる衣の意)山や野の中を行く時に着る衣。夫木和歌抄18「旅人の―うち払ひ払ひもあへず今朝の白雪」 ⇒しば‐ずり【芝摺】

広辞苑 ページ 8945