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じゃく‐じょ【若女】‥ヂヨ🔗🔉

じゃく‐じょ若女‥ヂヨ (ジャクニョとも)男色と女色。若衆と遊女。

しゃく‐じょう【借状】‥ジヤウ🔗🔉

しゃく‐じょう借状‥ジヤウ 借用の証書。狂言、八句連歌「それはそなたの書いた―ぢや」

しゃく‐じょう【錫杖】‥ヂヤウ🔗🔉

しゃく‐じょう錫杖‥ヂヤウ ①僧侶・修験者の持つ杖。頭部は錫すずで作り、数個の鐶かんを掛ける。比丘びく十八物の一つ。 錫杖(上部) 錫杖(1) 撮影:関戸 勇 ②声明しょうみょうの一つ。錫杖の徳をたたえる偈文げもん(経文中の詩句)を歌唱しながら錫杖を振る。三条錫杖・九条錫杖など。 ③声明の錫杖の際に用いる具。1の頭部を残し他を切り捨てた形。後には巷間の祭文語りなども用いた。 錫杖(2) 撮影:関戸 勇 ⇒しゃくじょう‐そう【錫杖草】

じゃく‐しょう【弱小】‥セウ🔗🔉

じゃく‐しょう弱小‥セウ ①力が弱くて小さいこと。「―国家」↔強大。 ②年の若いこと。弱年。年少。「―の頃」

じゃくしょう【寂昭】‥セウ🔗🔉

じゃくしょう寂昭‥セウ (寂照とも)平安中期の僧。俗名、大江定基。源信から天台宗を、仁海から密教を学ぶ。1002年(長保4)入宋し、源信から預かった天台教学の疑問27条について知礼の答釈を得る。杭州で没。( 〜1034)

じゃく‐じょう【寂静】‥ジヤウ🔗🔉

じゃく‐じょう寂静‥ジヤウ ①ひっそりと静かなこと。 ②〔仏〕煩悩を離れ、心の平静なこと。涅槃ねはん

じゃくじょう‐じゅ【寂場樹】‥ヂヤウ‥🔗🔉

じゃくじょう‐じゅ寂場樹‥ヂヤウ‥ 〔仏〕菩提樹ぼだいじゅのこと。太平記18「―下に端座し給ふ」→寂滅道場

しゃくじょう‐そう【錫杖草】‥ヂヤウサウ🔗🔉

しゃくじょう‐そう錫杖草‥ヂヤウサウ イチヤクソウ科の腐生草本。高さ約20センチメートル。山中樹下の陰地に自生。全株肉質で淡褐色の細毛を生じ、鱗片状の葉を多数つける。夏、5〜10個の鐘形の白花を総状につける。錫杖花。 ⇒しゃく‐じょう【錫杖】

広辞苑 ページ 9129