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しゃらく【写楽】🔗🔉

しゃらく写楽】 江戸後期の浮世絵師。別号、東洲斎。徳島藩主蜂須賀侯のお抱え能役者、斎藤十郎兵衛と伝えるが不明。1794〜95年(寛政6〜7)の10カ月間に140種ほどの役者絵と相撲絵を集中的に残すだけで、その後の消息を絶つ。似顔表現を利かした強烈な個性描写が特色。閲歴・生没年未詳。

しゃ‐らく【洒落・灑落】🔗🔉

しゃ‐らく洒落・灑落】 物事に頓着せず、さっぱりとしてわだかまりのないこと。「―な人」「―に生きる」

しゃ‐らく【謝落】🔗🔉

しゃ‐らく謝落】 一定の時期に花などが脱落すること。

しゃら‐くさ・い【洒落臭い】🔗🔉

しゃら‐くさ・い洒落臭い】 〔形〕 なまいきである。分ぶんをこえてしゃれたまねをする。利いた風である。浮世草子、新色五巻書「―・い、おかしやれ」。広津柳浪、煩悩「俄にわか分限の信州者なぞがしやらくせい」。「―・いことを言うな」 ⇒しゃら【洒落】

じゃら‐くら🔗🔉

じゃら‐くら なまめかしく戯れること。だらしなくふざけること。でれでれ。じゃらじゃら。

じゃら・ける【戯ける】🔗🔉

じゃら・ける戯ける】 〔自下一〕 (→)「じゃれる」に同じ。

しゃら‐ごえ【洒落声】‥ゴヱ🔗🔉

しゃら‐ごえ洒落声‥ゴヱ 女のはしゃぎ立てる声。また、しゃれてなまめいた声。浮世草子、新色五巻書「女房が―」 ⇒しゃら【洒落】

しゃら‐しゃら🔗🔉

しゃら‐しゃら ①帯や布などがだらりと垂れ下がっているさま。日葡辞書「シャラシャラト、また、シャラリト、また、シャラリシャラリト」 ②雪駄せったなどで急ぎ歩く足音。ちゃらちゃら。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「雪駄の音の―と」 ③薄い布がすれあうさま。また、鎖などが触れあう音。

じゃら‐じゃら🔗🔉

じゃら‐じゃら ①なまめいていやらしいさま。たわむれるさま。でれでれ。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「アレまだ―転業口てんごうぐち」。「―した男」 ②数多くの小さい金属質のものが触れ合って発する連続音。また、そのさま。「小銭を―させる」

広辞苑 ページ 9205