じゅう【中】_ヂユウ [一]〔名〕 あいだ。ほど。うち。浮世風呂3「此の―も」 [二]〔接尾〕 ①その中のすべて、の意を表す。「ヨーロッパ―から集まる」 ②そのあいだずっと、の意を表す。「夏休み―遊ぶ」

じゅう【什】_ジフ ①(古代中国の軍隊は10人を一組としたことから)十。十人。十家。 ②詩経の雅頌十編一組の呼び名から転じて、詩篇のこと。

じゅう【戎】 古代中国で西方の異民族の呼称。えびす。

じゅう【住】_ヂユウ 住職の略。

じゅう【柱】_ヂユウ 琵琶の頸についている勘所_{かんどころ}の横桁。源氏物語少女「―さすこと、うひうひしくなりにけりや」

じゅう【柔】_ジウ (呉音はニュウ)やわら。柔道。 ⇒柔もまた茹わず剛もまた吐かず ⇒柔能く剛を制す

じゅう【重】_ヂユウ (慣用音。漢音はチョウ) ①おもんずること。大切にすること。「―かつ大」 ②かさなること。かさねること。また、かさなった物を数える語。「五―の塔」 ③重箱の略。「お―」 ④〔化〕(接頭語として) ㋐酸の分子中に、その酸固有の元素を2原子以上含む意。「―クロム酸カリウム」 ㋑酸性塩の意。ただし現在は用いない。 ㋒ある元素の同位体のうち、一般に存在するものよりも質量数の大きなものを表す。

じゅう【従】 (呉音。漢音はショウ) ①したがう人。とも。 ②付随的なこと。中心とはならないもの。「―とする」 ③三親等より遠い親族関係を示す語。 ④起点・経過点を表す。より。 ⑤〔法〕従犯の略。 →じゅ（従）

じゅう【銃】 個人で携帯できる火器。鉄砲。「―を構える」