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しか【鹿】🔗⭐🔉
しか【鹿】
(「めか(女鹿)」に対し牡鹿をいうとも)
①ウシ目(偶蹄類)シカ科のニホンジカ。体長1.5メートルほどだが、北のものほど大きい。角は牡のみにあり、成長したものでは40センチメートルほど、毎年生えかわる。アジア東部に広く分布し、日本では北海道から沖縄まで生息するが、いくつかの亜種、または種に分けることもある。夏は褐色の地に白斑があるが、冬は一様に灰褐色となる。草食。神の使いとされ、神社に飼われることもある。秋、牝鹿を呼ぶ牡鹿の声は、詩歌に多く詠まれる。なお、シカ科の哺乳類には約40種があり、アフリカ以外の世界各地に分布、オーストラリアやニュー‐ジーランドには移入されている。か。しし。かせぎ。かのしし。〈[季]秋〉。常陸風土記「葦原の―は、其の味爛くされるごとし」
ニホンジカ
提供:東京動物園協会
エゾシカ
撮影:小宮輝之
②囲かこい女郎のこと。揚代が16文であったから四四ししと呼び、「鹿」の字を当てたものという。色道大鏡「太夫を松として、天神を梅とし、囲を―とせり」
③独活うどの生長して、葉の伸び出たもの。鹿がこれを食うと角が落ちると言われていた。閑吟集「菜をつまば、沢にねぜりや、峰にいたどり、―のたちかくれ」
④「はなしか(咄家)」の略。落語家。
⇒鹿の角を蜂が刺す
⇒鹿を逐う
⇒鹿を逐う者は山を見ず
⇒鹿を指して馬となす


しか【子夏】🔗⭐🔉
しか【子夏】
孔門十哲の一人。姓は卜ぼく、名は商。子夏は字あざな。衛の人で、孔子より44歳若いという。
し‐か【史科】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【史科】‥クワ
歴史の科目。歴史科。
し‐か【史家】🔗⭐🔉
し‐か【史家】
歴史を研究している人。歴史家。歴史学者。「郷土の―」
し‐か【史禍】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【史禍】‥クワ
歴史を書いたために受ける筆禍。
し‐か【四花】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【四花】‥クワ
①梅・寒菊・水仙・蝋梅の称。早春の画題。
②⇒しけ(四華)
し‐か【四果】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【四果】‥クワ
〔仏〕悟りの四段階。預流よる果(須陀洹しゅだおん果)・一来果(斯陀含しだごん果)・不還ふげん果(阿那含あなごん果)・阿羅漢あらかん果。
し‐か【四科】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【四科】‥クワ
[論語先進]孔子門下の4種の学科目、すなわち徳行・言語・政事(政治)・文学(学問)。
し‐か【市価】🔗⭐🔉
し‐か【市価】
商品が市場で売買される値段。マーケット‐プライス。「―より安い」
し‐か【死火】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【死火】‥クワ
①〔仏〕死を劫末の大火災にたとえた語。
②消えはてた火。
し‐か【死花・紙花】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【死花・紙花】‥クワ
葬儀に使う造花。しかばな。
し‐か【死貨】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【死貨】‥クワ
①現に流通していない財貨。
②死蔵の財貨。
し‐か【糸価】🔗⭐🔉
し‐か【糸価】
糸の値段。特に生糸きいとの相場。
しか【志賀】🔗⭐🔉
しか【志賀】
筑前の地名。博多湾北側の海の中道先端部にある陸繋島で、福岡市東区に属する。かつては博多湾北部の島。倭奴わのなの国王印を出土。志賀島しかしま・しかのしま。万葉集3「―の海人あまは藻め刈り塩焼き」→しが(志賀)
し‐か【私家】🔗⭐🔉
し‐か【私家】
①自分の家。
②個人の。私的な。「―版」
し‐か【知客】🔗⭐🔉
し‐か【知客】
(唐音)禅寺で、客を接待する役僧。
し‐か【疵瑕】🔗⭐🔉
し‐か【疵瑕】
(シガとも。「疵」は身のきず、「瑕」は玉のきず)人を非難してきずつけること。また、欠点。過失。あやまち。西鶴置土産「その客の―を見出し」
し‐か【翅果】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【翅果】‥クワ
〔生〕(→)翼果に同じ。
し‐か【詞華・詞花】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【詞華・詞花】‥クワ
詩・文章などで、巧みに修飾したことば。詞藻。文藻。「―集」
し‐か【歯科】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【歯科】‥クワ
医学の一分科。歯およびその支持組織の治療・矯正・加工などを扱う。「―医」
し‐か【詩家】🔗⭐🔉
し‐か【詩家】
詩を作る人。詩人。
し‐か【雌花】‥クワ🔗⭐🔉
し‐か【雌花】‥クワ
⇒めばな
し‐か【賜暇】🔗⭐🔉
し‐か【賜暇】
官吏が一時職務を離れて休暇をもらうこと。また、その休暇。「―を願い出る」
しか【然・爾】🔗⭐🔉
しか【然・爾】
〔副〕
(シはサと同義の副詞、カは接尾語)
①そのように。さように。さ。万葉集1「神代よりかくにあるらし古へも―にあれこそうつせみも妻を争ふらしき」
②(相手の言葉を肯定して、感動詞的に)そう。その通り。(平安時代は漢文訓読語に用い、男性の言葉として使われることが多い)源氏物語末摘花「内裏うちよりかと宣へば、―、まかで侍るままなり」
⇒然云う
しか(助詞)🔗⭐🔉
しか
〔助詞〕
後に打消の語が来て、わずかにそれだけである意を表す。「これ―できない」「3人だけ―来ない」
しか(助詞)🔗⭐🔉
しか
〔助詞〕
(過去の助動詞キの連体形シと、終助詞カとの結合したものか。あるいは已然形シカの転用か。後にシガ・シガナとなった。動詞の連用形に接続。また「て―」「に―」の形で用いられる)自分がそうしたいという願望を表す。…たい。万葉集11「まそ鏡見―と思ふ妹もあはぬかも玉の緒の絶えたる恋の繁きこのごろ」。万葉集8「わがやどの秋の萩咲く夕影に今も見て―妹がすがたを」。後撰和歌集恋「伊勢の海に遊ぶ海人ともなりに―浪かきわけて見るめかづかむ」
しか‐あれ‐ど🔗⭐🔉
しか‐あれ‐ど
〔接続〕
そうではあるが。しかはあれど。しかれども。古今和歌集序「わづかにひとりふたりなりき。―、これかれ得たる所、得ぬ所、たがひになむある」
し‐かい【尸解】🔗⭐🔉
し‐かい【尸解】
道家の術で、魂だけが神仙となって化し去ること。後に残った肉体は生時と変わらないという。
し‐かい【司会】‥クワイ🔗⭐🔉
し‐かい【司会】‥クワイ
会の進行をつかさどること。また、その人。「―者」
し‐かい【四海】🔗⭐🔉
し‐かい【四海】
①四方の海。よものうみ。謡曲、高砂「―波静かにて」
②(「四海の内」の意より)天下。世界。国内。太平記1「これより―大きに乱れて」
③〔仏〕須弥山しゅみせんをとりまく四方の外海。
⇒しかい‐けいてい【四海兄弟】
⇒しかい‐なみ【四海波】
し‐かい【四界】🔗⭐🔉
し‐かい【四界】
①[群書拾唾]天界・地界・水界・陽界の総称。
②地・水・火・風。四大。
し‐かい【市会】‥クワイ🔗⭐🔉
し‐かい【市会】‥クワイ
①旧制で、市制に基づく市の議決機関。
②市議会の通称。「―議員」
→市議会
し‐かい【死灰】‥クワイ🔗⭐🔉
し‐かい【死灰】‥クワイ
火の気のなくなった灰。転じて、生気のないもののたとえ。
⇒死灰復燃ゆ
し‐かい【死海】🔗⭐🔉
し‐かい【死海】
(Dead Sea)イスラエルとヨルダンとの境にある内陸の塩湖。ヨルダン川が流入。面積約1020平方キロメートル、琵琶湖の約1.5倍。水面は海面下392メートルで、地球上で水面の最も低い所。最大深度410メートル。塩度が非常に高い。聖書に関係した史跡が多い。
死海
撮影:小松義夫
⇒しかい‐しゃほん【死海写本】

し‐かい【志怪】‥クワイ🔗⭐🔉
し‐かい【志怪】‥クワイ
(「怪を志しるす」の意)中国で、不思議な出来事を短い文に綴ったもの。小説の原初的段階を示すと考えられる。六朝東晋のころより起こった。「捜神記」など。
し‐かい【視界】🔗⭐🔉
し‐かい【視界】
見わたせる範囲。固定した眼または光学器械で見得る範囲。視野。「―が開ける」「―が狭い」
し‐かい【斯界】🔗⭐🔉
し‐かい【斯界】
この社会。この分野。「―の権威」
し‐かい【詞海】🔗⭐🔉
し‐かい【詞海】
文章または詩歌の豊富なのを、海の広く深いことにたとえていう語。ことばのうみ。
し‐かい【詩会】‥クワイ🔗⭐🔉
し‐かい【詩会】‥クワイ
作詩の集会。
しか‐い【歯科医】‥クワ‥🔗⭐🔉
しか‐い【歯科医】‥クワ‥
歯科を専門とする医者。歯科医師。歯医者。
○然云うしかいう🔗⭐🔉
○然云うしかいう
(漢文で「云爾うんじ」の訓読)文章の末尾に用い、上述のとおりである意を表す。
⇒しか【然・爾】
しがいか‐くいき【市街化区域】‥クワ‥ヰキ
都市計画法に定められる都市計画区域のうち、すでに市街地を形成している区域、およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域。
⇒し‐がい【市街】
しが‐いか‐だいがく【滋賀医科大学】‥クワ‥
国立大学法人の一つ。1974年設立。2004年法人化。本部は大津市。
しがいか‐ちょうせいくいき【市街化調整区域】‥クワテウ‥ヰキ
都市計画法に定められる都市計画区域のうち、市街化を抑制すべき区域。
⇒し‐がい【市街】
しかい‐けいてい【四海兄弟】
[論語顔淵「四海之内皆兄弟也」]天下の人はすべて我と同一人類で、親疎のわけへだてがなく親しみあうことが兄弟のようであるの意。四海同胞。
⇒し‐かい【四海】
しがい‐しおづめ【死骸塩詰め】‥シホ‥
江戸時代、主殺し・親殺し・関所破りなどの重大犯人で、判決以前に死亡したものを塩詰めにし、判決申渡しののち磔はりつけにしたこと。
⇒し‐がい【死骸・屍骸】
じが‐いしき【自我意識】
〔心〕(self-consciousness)自己について持っている意識。心を自分で全体的に統合・制御しているという感覚を伴う。能動性の意識、単一性の意識、時間が経過しても同一であるという意識、外界と他人に対して自分が存在しているという意識の4側面からなる。→自己意識
しかい‐しゃほん【死海写本】
1947年以来数回にわたって死海北西岸クムランその他の洞窟から発見された古写本。紀元前125〜後68年の、イザヤ書などの旧約聖書やエッセネ派に関する文書の断片を含む。死海文書。
⇒し‐かい【死海】
しがい‐せん【市街戦】
まちなかで行われる戦闘。
⇒し‐がい【市街】
しがい‐せん【紫外線】‥グワイ‥
(ultraviolet radiation)スペクトルが紫色の外側に現れる電磁波。波長は可視光線より短く、X線より長い1〜400ナノメートルの間。太陽光中にあるが、眼には感じない。日焼けの原因となり、癌を誘発する。化学線。菫外線きんがいせん。UV→電磁波(図)
⇒しがいせん‐しゃしん【紫外線写真】
⇒しがいせん‐りょうほう【紫外線療法】
しがいせん‐しゃしん【紫外線写真】‥グワイ‥
紫外線照明下で撮影する写真。紫外線をよく透過するレンズと、紫外線感光材料を用いる。分光写真・鑑定写真などに応用。
⇒しがい‐せん【紫外線】
しがいせん‐りょうほう【紫外線療法】‥グワイ‥レウハフ
紫外線照射を人体の疾病治療に応用する方法。皮膚病・くる病・結核性疾患などに用いる。
⇒しがい‐せん【紫外線】
し‐かいだん【四戒壇】
奈良の東大寺、下野(栃木県)の薬師寺、筑前(福岡県)の観世音寺、近江(滋賀県)の延暦寺の戒壇の総称。四所戒壇。
しがい‐ち【市街地】
人家や商業施設が集まり、農地や林野がほとんどない地域。
⇒し‐がい【市街】
しかい‐なみ【四海波】
国内のおだやかなことを祝う語。謡曲「高砂たかさご」の一節で、「四海波静かにて、国も治まる時つ風」の小謡。婚姻・祝賀の席で謡うもの。
⇒し‐かい【四海】
しかい‐けいてい【四海兄弟】🔗⭐🔉
しかい‐けいてい【四海兄弟】
[論語顔淵「四海之内皆兄弟也」]天下の人はすべて我と同一人類で、親疎のわけへだてがなく親しみあうことが兄弟のようであるの意。四海同胞。
⇒し‐かい【四海】
しかい‐しゃほん【死海写本】🔗⭐🔉
しかい‐しゃほん【死海写本】
1947年以来数回にわたって死海北西岸クムランその他の洞窟から発見された古写本。紀元前125〜後68年の、イザヤ書などの旧約聖書やエッセネ派に関する文書の断片を含む。死海文書。
⇒し‐かい【死海】
し‐かいだん【四戒壇】🔗⭐🔉
し‐かいだん【四戒壇】
奈良の東大寺、下野(栃木県)の薬師寺、筑前(福岡県)の観世音寺、近江(滋賀県)の延暦寺の戒壇の総称。四所戒壇。
しかい‐なみ【四海波】🔗⭐🔉
○死灰復燃ゆしかいまたもゆ🔗⭐🔉
○死灰復燃ゆしかいまたもゆ
[史記韓長孺伝]勢いを失ったものが再びさかんになることのたとえ。いちど落着したことがまた問題となる。
⇒し‐かい【死灰】
しが・うシガフ
〔他下二〕
草などを刈り束たばねてその末を結びあわせる。散木奇歌集「なでつつおほす刈萱かるかやを―・へて君がみまくさにしつ」
しか‐うら【鹿占】
古代の占法。鹿の肩骨を焼いて、その割れ目で吉凶を判断した、日本固有の占い。
し‐かえ【仕替え】‥カヘ
①しかえること。やりなおすこと。
②遊女がつとめ先をかえること。鞍替。
しか‐えいせいし【歯科衛生士】‥クワヱイ‥
歯科医師の指導のもとに歯石の除去、虫歯予防のための薬物塗布、歯ブラシの使用指導などを行い、歯科診療の補助を行う者。厚生労働大臣による免許が必要。
し‐かえし【仕返し】‥カヘシ
①別にあらためてすること。しなおすこと。「―がきかない」
②返報。復讐。報復。「―を恐れる」
し‐かえ・す【仕返す】‥カヘス
〔他五〕
①しなおす。やりなおす。
②復讐する。報復する。「された通りに―・す」
し‐か・える【仕替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]しか・ふ(下二)
①あらためてする。しなおす。
②遊女などがつとめ先をかえる。
じ‐がお【地顔】ヂガホ
化粧しない生地きじのままの顔。素顔。
じか‐かいけい【時価会計】‥クワイ‥
(fair value accounting)時価に基づいて金融資産の評価を行う会計。財政状況の時価による統合的な把握を目的としない点で、時価主義会計と異なる。→時価主義
しか‐かくげん【四箇格言】
日蓮が他宗折伏しゃくぶくのために唱えた「念仏無間むけん・禅天魔・真言亡国・律国賊」の標語。
しか‐かすげ【鹿糟毛】
馬の毛色の名。白い差毛さしげのある鹿毛かげ。
し‐かがみ【四鏡】
⇒しきょう
し‐かかり【仕掛り・仕懸り】
事をしはじめること。また、事に着手して、まだ途中であること。しかけ。
⇒しかかり‐ひん【仕掛り品】
しかかり‐ひん【仕掛り品】
⇒しかけひん
⇒し‐かかり【仕掛り・仕懸り】
し‐かか・る【仕掛かる】
〔他五〕
①事をしはじめる。
②事をしはじめて、まだ終わらない。
しか‐がわ【鹿革・鹿皮】‥ガハ
鹿のなめしがわ。
じが‐かんよ【自我関与】‥クワン‥
〔心〕(ego-involvement)物事に自ら積極的にかかわること。その進行・成否は、自らの感情に強く影響する。
しか‐ぎ【鹿木】
猟師が高木の枝に横木を結びつけてこれを柴などで覆い、その中に隠れて鹿などの来るのを待つ装置。夫木和歌抄13「ますらをの―のかげもあらはれてしのぶくまなき秋の夜の月」
し‐がき【鹿垣】
①(→)鹿木しかぎに同じ。
②獲物が逃げないように、猟師が垣のように並ぶこと。日葡辞書「シガキニタツ」
しか‐ぎこうし【歯科技工士】‥クワ‥
歯科治療に必要な入れ歯・充填物・矯正装置などの製作にあたる者。厚生労働大臣による免許が必要。
じか‐きょくせん【磁化曲線】‥クワ‥
磁性体の磁化の強さと磁場との関係を示す曲線。特に、強磁性体についてのものを指すのが普通で、このときの閉曲線をヒステリシス‐ループという。
しが‐きよし【志賀潔】
細菌学者。仙台市生れ。1897年(明治30)赤痢菌を発見。ドイツに留学してエールリッヒとともに化学療法を研究。伝染病研究所・北里研究所に勤め、慶応大教授を経て、のちに京城大学総長。文化勲章。(1870〜1957)→志賀菌。
志賀潔
撮影:田村 茂
⇒しが【志賀】
しが‐きん【志賀菌】
(Shigella dysenteriae ラテン)1897年志賀潔が発見した赤痢菌の一種。
し‐かく【四角】
①四隅に角かどのある形。
②まじめでかたくるしいこと。かどかどしいこと。「―になる」
⇒しかく‐あんどん【四角行灯】
⇒しかく‐い【四角藺】
⇒しかく・い【四角い】
⇒しかく‐けい【四角形】
⇒しかく‐ごうま【四角号碼】
⇒しかくしきょう‐の‐まつり【四角四境の祭】
⇒しかく‐しめん【四角四面】
⇒しかく‐すい【四角錐】
⇒しかく‐だけ【四角竹】
⇒しかく‐ちゅう【四角柱】
⇒しかく‐とう【四角壔】
⇒しかく‐はっぽう【四角八方】
⇒しかく‐ば・る【四角張る】
⇒しかく‐まめ【四角豆】
⇒四角な文字
し‐かく【死角】
①(dead angle)銃砲の射程内であるが、地物ちぶつの障害または銃砲自身の構造上どうしても射撃し得ない区域。
②ある角度から見ることができない地点・範囲。「法の―をついた犯罪」
し‐かく【刺客】
暗殺を行う人。せっかく。「―を送り込む」
し‐かく【始覚】
〔仏〕発心ほっしん修行により、無明の迷いを去って悟りを開くこと。→本覚
し‐かく【指画】‥クワク
①指示して画策すること。
②指でえがき示すこと。
し‐かく【視角】
①物体の両端から眼に至る2直線のなす角。眼で見た大小は、視角の大小による。
②視点。観点。
し‐かく【視覚】
(visual sensation)目を受容器とする感覚。光のエネルギーが網膜の感覚細胞に対して刺激となって生じる感覚。形態覚・運動覚・色覚・明暗覚などの総称。視感。
⇒しかく‐げんご【視覚言語】
し‐かく【詞客】
文章・詩歌を作る人。文人。
し‐かく【詩客】
詩を作る人。詩人。
し‐かく【詩格】
①詩の作り方の規則。
②詩の風格。
し‐かく【資格】
身分や地位。立場。また、そのために必要とされる条件。
⇒しかく‐しけん【資格試験】
⇒しかく‐にんよう【資格任用】
しか‐く【然く・爾く】
〔副〕
(クは接尾語。元来は、漢文訓読に用いた)そのように。そんなに。阿毘達磨雑集論平安初期点「爾シカクに順ひて答す」。夏目漱石、吾輩は猫である「―先生を想像するのには余程骨の折れるのは無論である」
し‐がく【仕学】
官職上の事務能力と学問の才能。
し‐がく【仕覚】
①才覚。くふう。好色一代女5「何始末して縁に付くべき―もなく」
②用意して蓄えること。また、その蓄え。準備。浄瑠璃、八百屋お七「始末―もない時節」
し‐がく【史学】
(→)歴史学に同じ。「―雑誌」
し‐がく【四岳】
①古代中国で、四方の諸山の鎮とされた四霊山。すなわち東岳は泰山、西岳は華山、南岳は衡山、北岳は恒山。天子巡狩の際、その方面の諸侯を会する所と定められたという。→五岳。
②古代中国で、四方の諸侯を統率した官。
し‐がく【死学】
実用に適しない学問。死学問しにがくもん。
し‐がく【志学】
①学問に志すこと。
②[論語為政「吾十有五にして学に志す」]15歳の称。
し‐がく【私学】
①個人の学説。私説。
②私立学校。↔官学。
⇒しがく‐じょせい【私学助成】
し‐がく【視学】
旧制の地方教育行政官。府県視学・郡視学・市視学などがあり、学事の視察、教育の指導監督、教員の任免等をつかさどった。
⇒しがく‐かん【視学官】
し‐がく【斯学】
この学問。「―の権威」
し‐がく【詩学】
①(poetics)作詩上の規則や方法。詩法。また、その研究。詩論。
②アリストテレスの著書。ギリシア悲劇などを考察した一種の文学論。原題「詩について」。
し‐がく【試楽】
雅楽で、舞楽の公式の試演。源氏物語末摘花「行幸近くなりて―などののしる頃ぞ命婦は参れる」
じ‐かく【地格】ヂ‥
土地の格式。
じ‐かく【字画】‥クワク
漢字を構成する点や線。また、その数。
じ‐かく【字格】
文字を書く法則。特に、漢字の法則。
じ‐かく【寺格】
寺の格式。門跡もんぜき・総本山・大本山・別格本山・本山・別院・中本寺・末寺の類。宗派により異なる。
じ‐かく【耳殻】
(→)耳介じかいに同じ。
じ‐かく【自覚】
①㋐自分のあり方をわきまえること。自己自身の置かれている一定の状況を媒介として、そこにおける自己の位置・能力・価値・義務・使命などを知ること。「勉強不足を―する」
㋑自分で感じとること。
②〔仏〕自ら悟りを開くこと。↔覚他。
③〔哲〕(→)自己意識に同じ。
⇒じかく‐しょうじょう【自覚症状】
じ‐かく【時角】
〔天〕(hour angle)天球上の一点と天の極とを通る大円が天の子午線となす角。子午線を基線として西向きに時間の単位で測る。
⇒じかく‐けん【時角圏】
じ‐かく【痔核】ヂ‥
肛門部の静脈が鬱血うっけつしてできた結節状の静脈瘤。かゆみまたは痛みを感じ、往々出血する。門脈に鬱血のあるとき起きやすい。
じ‐がく【耳学】
実地に学習しないで、聞きおぼえただけの学問。みみがくもん。ききがくもん。
じ‐がく【自学】
人にたよらず自ら学ぶこと。「―自習」
しかく‐あんどん【四角行灯】
(→)「かくあんどん」に同じ。
⇒し‐かく【四角】
しかく‐い【四角藺】‥ヰ
カヤツリグサ科の多年草。湿地・浅水中に群生。高さ約30センチメートル。茎は細長く断面は方形。葉は茶褐色の鱗片状で、茎の下部につく。8〜9月頃に淡褐色の穂状花をつける。藺の名はつくがイグサ科ではない。→三角藺。
しかくい
⇒し‐かく【四角】
しかく・い【四角い】
〔形〕
(「四角」を活用させた語)四角である。
⇒し‐かく【四角】
しがく‐かん【視学官】‥クワン
①1885年(明治18)文部省に置かれ、学事の視察・統制・監督を任務とした行政官。→督学官。
②現制度で、文部科学省にあり、教育行政の連絡や指導・助言を行う職務。
⇒し‐がく【視学】
しかく‐けい【四角形】
(シカッケイとも)四つの頂点をもち四つの線分に囲まれた平面図形。その線分を辺という。特に、長方形。四辺形。
⇒し‐かく【四角】
じかく‐けん【時角圏】
(→)時圏に同じ。
⇒じ‐かく【時角】
しかく‐げんご【視覚言語】
見ることで意味を伝達する手段。手話・標識・絵文字など。
⇒し‐かく【視覚】
しかく‐ごうま【四角号碼】‥ガウ‥
(「号碼」は中国語で番号の意)字形の四角よすみにおける筆画の形状に従って漢字を4桁の数字で表す、その数字。索引などでの検索に用いる。
⇒し‐かく【四角】
しかくしきょう‐の‐まつり【四角四境の祭】‥キヤウ‥
①陰陽道おんようどうで、疫神を払うため、家の四隅と国の四境とで行なった祭祀。
②朝廷で行なった鎮火祭と道饗祭みちあえのまつりとの称。四角四堺祭。
⇒し‐かく【四角】
しかく‐しけん【資格試験】
資格付与の際、それにふさわしい力量を持っているかどうかを調べる試験。→競争試験。
⇒し‐かく【資格】
しかく‐しめん【四角四面】
至極真面目なこと。極めてかたくるしいこと。
⇒し‐かく【四角】
じかく‐しょうじょう【自覚症状】‥シヤウジヤウ
患者自身が感知する症状。
⇒じ‐かく【自覚】
しがく‐じょせい【私学助成】
国または地方公共団体が私学経営に対して行う公費補助。私立学校振興助成法等に定める。
⇒し‐がく【私学】
しかく‐すい【四角錐】
〔数〕底面が四角形の角錐。
⇒し‐かく【四角】
じかく‐だいし【慈覚大師】
円仁えんにんの諡号しごう。
しかく‐だけ【四角竹】
(→)四方竹しほうちくに同じ。
⇒し‐かく【四角】
しかく‐ちゅう【四角柱】
〔数〕底面が四角形の角柱。四角壔。
⇒し‐かく【四角】
しかく‐とう【四角壔】‥タウ
〔数〕(→)四角柱に同じ。
⇒し‐かく【四角】


しか‐うら【鹿占】🔗⭐🔉
しか‐うら【鹿占】
古代の占法。鹿の肩骨を焼いて、その割れ目で吉凶を判断した、日本固有の占い。
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