複数辞典一括検索+
まる【丸・円】🔗⭐🔉
まる【丸・円】
[一]〔名〕
(マロの転)
①まるい形。球形。また、円形。平治物語「紫すそごの鎧に、菊の―を黄に返したるすそ金物をぞ打つたりける」
②城郭の内部。「本―」「二の―」
③正しいこと。間違っていないこと。また、それを表す○印。「―をもらう」
④金銭の隠語。
⑤上方で、スッポンの異称。浮世風呂2「―とは何だヱ。御当地でいふすつぽんぢやがな」
⑥鷹狩の用語で、鶴の胆。
⑦句点。また、半濁音符。
⑧日本紙を数えるのにいう語。半紙は6締しめ、美濃紙は4締、奉書紙は10束、杉原紙は8束を1丸とする。
⑨欠けたところのないこと。完全。浮世風呂2「年明といふものは借金が多くて―の裸で出ますさうだから」。「―のまま」
[二]〔接頭〕
①全きこと。欠けないこと。すべて、そのままのさま。「―もうけ」「―洗い」
②数が満ちること。「―1年」
[三]〔接尾〕
①「麻呂」の転。人名の下に付ける語。「牛若―」
②名刀の名の下に付ける語。「蜘蛛切―」
③鎧の名の下に付ける語。「筒―」
④笛・箏そうなど楽器の名の下に付ける語。「富士―」
⑤船舶の名の下に付ける語。「氷川―」
◇「円」は、[一]1で平面的な形(円形)の場合に使う。
まる【虎子】🔗⭐🔉
まる【虎子】
(動詞「まる(放)」から)病人や子供の大小便を受ける器。おかわ。おまる。〈日葡辞書〉
マル【Louis Malle】🔗⭐🔉
マル【Louis Malle】
フランスの映画監督。25歳で「死刑台のエレベーター」を撮り、ヌーヴェル‐ヴァーグの先駆者となる。ほかに「恋人たち」「地下鉄のザジ」「さよなら子供たち」など。(1932〜1995)
ま・る【放る】🔗⭐🔉
ま・る【放る】
〔他四〕
排泄はいせつする。大小便をする。ひる。神代紀上「大樹に向かひて
ゆまり―・る」

まる‐あき【丸明き】🔗⭐🔉
まる‐あき【丸明き】
全くあいていること。
まる‐あげ【丸揚げ】🔗⭐🔉
まる‐あげ【丸揚げ】
材料を切らずにそのままの形で油で揚げたもの。
まる‐あらい【丸洗い】‥アラヒ🔗⭐🔉
まる‐あらい【丸洗い】‥アラヒ
着物などを解かずに、そのまま洗うこと。部分洗いでなく、全体を洗うこと。
まる‐あんき【丸暗記】🔗⭐🔉
まる‐あんき【丸暗記】
本質の理解は抜きにして、そっくりそのまま暗記すること。「教科書の―」
まる‐あんどん【丸行灯】🔗⭐🔉
まる‐あんどん【丸行灯】
円筒形または球形の行灯。
丸行灯

まる・い【円い・丸い】🔗⭐🔉
まる・い【円い・丸い】
〔形〕[文]まる・し(ク)
(マロシの転)
①円形である。球形である。四河入海「石磨いしうすは―・い物なる程に輪と云ふぞ」。「―・いおめめ」
②かどかどしくない。穏やかである。欠けた所がない。円満である。「―・くおさめる」「人格が―・い」
③角がない。ふっくらしている。「背を―・くする」「―・いあご」
◇「円」は、主に平面的に見た形が円形の場合に使う。
⇒丸い卵も切りようで四角
○丸い卵も切りようで四角まるいたまごもきりようでしかく
物事はやり方次第で円満にも行けば、角立つこともある。
⇒まる・い【円い・丸い】
○丸い卵も切りようで四角まるいたまごもきりようでしかく🔗⭐🔉
○丸い卵も切りようで四角まるいたまごもきりようでしかく
物事はやり方次第で円満にも行けば、角立つこともある。
⇒まる・い【円い・丸い】
まるいち【丸一】
江戸太神楽だいかぐらの一派の名称。丸一が特に有名で、江戸では太神楽の異称として通用した。誹風柳多留16「―をやめ倹約で角兵衛獅子」
まる‐うち【丸打】
紐などを丸く打つこと。また、その打ち方の紐。日葡辞書「マルウチノサゲヲ」
まる‐うつし【丸写し】
すっかり写すこと。自分の考えを加えず、そのまま写すこと。「―の答案」
まる‐えり【丸襟】
①羽織の襟を丸幅(一幅)の布で仕立てたもの。
②襟先が丸くなっている襟。
まる‐えり【盤領】
袍ほう・狩衣のように、衣服の引合せのえりを、下前したまえの上部から背に回して、上前の上部の端はしまで円形に仕立てた様式。円領。ばんりょう。↔方領ほうりょう。→あげくび
まる‐おび【丸帯】
①1枚の帯地を縦に折りたたんで縫い合わせた、幅の広い女帯。↔昼夜帯。
②円く縫いくくった帯。くくりおび。
まる‐か【丸塚】
まるづか。円墳。
マルカート【marcato イタリア】
〔音〕奏法標語。「一音一音をはっきりと」の意。
まる‐がお【円顔・丸顔】‥ガホ
まるい形の顔。世間胸算用2「頬さきの握り出したる―も見よし」
まる‐がかえ【丸抱え】‥ガカヘ
置屋が芸妓の生活費を全部負担すること。転じて、費用全部を負担すること。
まる‐かがみ【円鏡】
①円形の鏡。
②円形の鏡餅。
まるがく‐や【丸角屋】
江戸本町2丁目にあった有名な袋物屋。
まる‐かし【丸かし】
(マルカスの連用形から)球のようにまるめたもの。まるかせ。まろかせ。日葡辞書「ユキ(雪)ノマルカシ」
まる‐かじり【丸齧り】
丸ごとかじること。「りんごを―する」
まる‐か・す【丸かす】
〔他四〕
(マロカスの転)まるめる。日葡辞書「ユキ(雪)ヲマルカス」
まる‐かせ【丸かせ】
(マルカシの転)まるめたもの。御伽草子、鉢かづき「金の―、金の盃」
まる‐がた【円形・円型・丸形】
円いかたち。えんけい。
まる‐がち【丸勝ち】
完全に勝つこと。全勝。
まる‐がっこ【丸括弧】‥グワツ‥
括弧の一つ。( ) パーレン。まるかっこ。
まる‐ガッパ【丸合羽】
桐油紙などで作り、袖が無く裾の広い合羽。ひきまわし。坊主合羽。
まるがめ【丸亀】
香川県北西岸の市。もと京極氏6万石の城下町。江戸後期には金刀比羅宮ことひらぐう参詣の船着場。亀山城址などがある。団扇うちわが特産。人口11万。
まる‐かもじ【丸髢】
宮女の髪上げに、平額ひらびたいを取り付けるために前頭部に添えた髢。毛たぼを丸めて芯とし、その上を髪の毛で包み、根元で結びくくり、その余りを長くたらしたもの。
まる‐がり【丸刈り】
頭髪全体を短く刈り込むこと。また、その髪。
マルガリータ【margarita】
テキーラをベースに、キュラソー・レモン‐ジュースを加えて攪拌したカクテル。スノー‐スタイルで供する。
まる‐かわせ【丸為替】‥カハセ
送り状の金額または荷物見積代金の金額全額の表示がある荷為替にがわせ。
まる‐がわら【丸瓦】‥ガハラ
半円筒形の瓦。男瓦おがわら。筒瓦。→平瓦
まる‐がんな【丸鉋・円鉋】
鉋の一種。台が中高でまるい刃の「外まる」は丸溝を作るのに用い、中凹でまるい刃の「内まる」は棒形を作るのに用いる。
丸鉋
外丸鉋
提供:竹中大工道具館
内丸鉋
提供:竹中大工道具館
まる‐き【丸木】
削ったり磨いたりしてない、伐ったままの木。まろき。
⇒まるき‐ばし【丸木橋・独木橋】
⇒まるき‐ばしら【丸木柱】
⇒まるき‐ぶね【丸木船・独木舟】
⇒まるき‐ゆみ【丸木弓】
まるき【丸木】
姓氏の一つ。
⇒まるき‐いり【丸木位里】
まるき‐いり【丸木位里】‥ヰ‥
日本画家。広島県生れ。1950年、妻俊との共同制作「原爆の図」を発表。以後連作を続け、67年、埼玉県東松山市に原爆の図丸木美術館を開館。(1901〜1995)
⇒まるき【丸木】
マルキシスト【Marxist】
マルクス主義者。マルクシスト。マルキスト。
マルキシズム【Marxism】
(→)マルクス主義。
マルキスト【Marxist】
⇒マルキシスト
まるき‐ばし【丸木橋・独木橋】
1本の丸木を渡して橋としたもの。まるばし。引渡橋。
⇒まる‐き【丸木】
まるき‐ばしら【丸木柱】
丸木のままで立てた柱。
⇒まる‐き【丸木】
まるき‐ぶね【丸木船・独木舟】
1本の木をくりぬいて造った船。また、2本の木からそれぞれ「く」の字型の船材(重木おもきという)をえぐり造り、これを左右から合わせて造った船、あるいはこの重木を船底と船腹にまたがる湾曲部に用いて棚板や梁などを取り付けた船をもいう。日本では縄文時代前期のものが最も古い。くりふね。
⇒まる‐き【丸木】
まるき‐ゆみ【丸木弓】
丸木で造った弓。
⇒まる‐き【丸木】
まる‐きり【丸切り】
〔副〕
すべて。全く。まるっきり。「―知らない」「―のしろうとだ」
マルク【Mark ドイツ】
ドイツの貨幣単位。マーク。1999年ユーロに移行。
マルクーゼ【Herbert Marcuse】
アメリカの社会学者・哲学者。ドイツ生れでユダヤ系。フロイトとマルクスとを踏まえて、先進産業社会に進む一次元化・管理社会化を批判。1960年代の新左翼運動に影響を与えた。著「エロス的文明」「一次元的人間」など。(1898〜1979)
まる‐ぐけ【丸絎】
①中に綿などの芯を入れて断面が丸くなるようにくけること。また、そのもの。
②丸絎帯の略。洒落本、道中粋語録どうちゅうすごろく「黒ぬめの如く光る色の―をしめ」
⇒まるぐけ‐おび【丸絎帯】
まるぐけ‐おび【丸絎帯】
丸くくけて中に綿などを入れた男帯。材料はふつう白または鼠木綿。多く僧侶が用いる。まるぐけ。日葡辞書「マルグケノヲビ」
⇒まる‐ぐけ【丸絎】
マルクス【Karl Marx】
ドイツの経済学者・哲学者・革命家。1849年以後ロンドンに居住。初めヘーゲル左派に属したが、40年代の中頃、エンゲルスとともにドイツ観念論、初期社会主義(空想的社会主義)、および古典経済学を批判的に摂取して科学的社会主義の立場を創始、資本主義体制を批判し、終生国際的社会主義運動のために尽くした。主著「資本論」。(1818〜1883)
カール・マルクス
提供:Photoshot/APL
⇒マルクス‐けいざいがく【マルクス経済学】
⇒マルクス‐しゅぎ【マルクス主義】
⇒マルクス‐しゅぎ‐しゃ【マルクス主義者】
⇒マルクス‐レーニン‐しゅぎ【マルクスレーニン主義】
マルクス‐アウレリウス‐アントニヌス【Marcus Aurelius Antoninus】
古代ローマ皇帝。五賢帝の最後。異民族と戦う。ストア学派に属する哲学者。著「自省録」。(121〜180)→大秦王安敦
マルクス‐きょうだい【マルクス兄弟】‥キヤウ‥
(Marx Brothers)アメリカの喜劇映画俳優の兄弟。チコ(Chico1887〜1961)・ハーポ(Harpo1888〜1964)・グルーチョ(Groucho1890〜1977)・ガモ(Gummo1892〜1977)・ゼッポ(Zeppo1901〜1979)の5人。代表作「我輩はカモである」「マルクスの二挺拳銃」など。
マルクス兄弟
提供:Photos12/APL
マルクス‐けいざいがく【マルクス経済学】
マルクスとエンゲルスとによって形成された経済学体系。
⇒マルクス【Karl Marx】
マルクス‐しゅぎ【マルクス主義】
(Marxism)マルクス・エンゲルスによって確立された思想体系。哲学的基礎としての弁証法的唯物論、それを社会に適用して社会をその物質的土台から歴史的に把握する史的唯物論、階級社会の場での階級闘争の理論、資本主義社会の運動法則を解明する経済学説、国家を階級支配の道具と見る国家論、労働者階級の革命運動の戦略・戦術論、植民地・従属国の被圧迫民族解放の理論、社会主義・共産主義建設の理論など。
⇒マルクス【Karl Marx】
マルクス‐しゅぎ‐しゃ【マルクス主義者】
マルクス主義を信奉する人。
⇒マルクス【Karl Marx】
マルクス‐レーニン‐しゅぎ【マルクスレーニン主義】
(Marxism-Leninism)レーニンの学説を、帝国主義とプロレタリア革命の時代におけるマルクス主義の継承・発展と見なす立場からの呼称。
⇒マルクス【Karl Marx】
まる‐ぐち【丸ぐち】
〔副〕
まるごと。まるのまま。その形のままそっくり。鷹筑波「―に取らばや」
まる‐くび【丸首】
シャツなどの襟の、丸くくり抜いた型のもの。
マルグリット‐ド‐ナヴァール【Marguerite de Navarre】
フランスの女性作家。国王フランソワ1世の姉。ナヴァラ女王。クレマン=マロなど詩人・人文学者を庇護し、自らも信仰と愛の詩や戯曲のほか、物語「エプタメロン」を執筆。(1492〜1549)
マルケ【Albert Marquet】
フランスの画家。マチスと親しく、初めフォーヴィスムの画風を示す。港やパリの風景を多く描き、水彩画にもすぐれる。(1875〜1947)
マルケサス‐しょとう【マルケサス諸島】‥タウ
(Marquesas Islands)ポリネシア諸島の東にある火山諸島。1842年以降フランス領。住民はポリネシア系。マルキーズ諸島。
まる‐こ【丸子】
金魚の一品種、蘭鋳らんちゅうの別称。
マルコ【Marcus ラテン】
新約聖書中の人物。ヨハネ=マルコとも呼ばれた。パウロの第1回伝道旅行に随伴。伝承では新約聖書「マルコ福音書」の著者とされる。
⇒マルコ‐でん【マルコ伝】
⇒マルコ‐ふくいんしょ【マルコ福音書】
まる‐こう【丸公】
日中戦争下の物価統制による公定価格の俗称。(公)の符号で示した。
まる‐こうだい【丸香台】‥カウ‥
茶道で畳床に花入れをおくときに用いる丸い薄板。
マルコーニ【Guglielmo Marconi】
イタリアの電気学者。無線電信の発明者。侯爵。学士院長。ヘルツとロッジ(O. J. Lodge1851〜1940)の発見を初めて実用化し、1901年大西洋を隔てて無線電信を送ることに成功。ノーベル賞。(1874〜1937)
まる‐ごし【丸腰】
武士が腰に刀を帯びていないこと。むごし。転じて、武器を身につけていないこと。
マルコス【Ferdinand Edralin Marcos】
フィリピンの政治家。第6代大統領(1965〜1986)。1972年に戒厳令を布告、権威主義体制を確立。外資導入による工業化を推進したが、86年に失脚、亡命。(1917〜1989)
マルコ‐でん【マルコ伝】
(→)マルコ福音書に同じ。
⇒マルコ【Marcus ラテン】
まる‐ごてん【丸五点】
俳諧の点で、五点の代りに付けた丸印のこと。輪五点。
まる‐ごと【丸ごと】
〔副〕
(果物・魚などを)切り分けたりせず、その形のまま。全部そっくり。まるぐち。
マルコフ【Andrei Andreevich Markov】
ロシアの数学者。チェビシェフの弟子。20世紀初めロシア自由運動に参加。確率論・数理統計学に重要な業績があり、確率論におけるマルコフ過程を創始。(1856〜1922)
マルコ‐ふくいんしょ【マルコ福音書】
新約聖書の4福音書の中で最古のもの。60〜70年に異邦人、特にローマのキリスト教徒のために書かれたイエスの言行録。新約聖書「使徒言行録」に現れるマルコの著作と伝えられる。マルコ伝。
⇒マルコ【Marcus ラテン】
マルコ‐ポーロ【Marco Polo】
イタリアの商人・旅行家。ヴェネツィアの人。1270年末、再度元げんへ行く宝石商の父・叔父に伴われて出発、74年フビライに謁して任官、中国各地を見聞、海路インド洋・黒海を経て95年帰国。ジェノヴァとの海戦に敗れて捕らえられ、その獄中で「東方見聞録」を口述し、ヨーロッパ人の東洋観に大きな影響を与えた。(1254〜1324)
マルコム‐エックス【Malcolm X】
(Xは、旧姓のリトル(Little)が奴隷主の姓であることを拒否して改名したもの)米国の黒人解放運動指導者。ムスリムとして急進的な黒人分離主義を主張、大きな影響力を持ったが暗殺された。(1925〜1965)
マルコム‐エックス
提供:Photos12/APL
まる‐ざい【丸材】
皮をはいだだけの丸い木材。丸太。
マルサス【Thomas Robert Malthus】
イギリスの経済学者。「人口論」を発表して社会に大きな衝撃を与えた。(1766〜1834)
⇒マルサス‐しゅぎ【マルサス主義】
マルサス‐しゅぎ【マルサス主義】
(Malthusianism)マルサスの唱えた人口と食糧との関係に関する理論。人口は幾何級数的に増加するが、食糧は算術級数的にしか増加せず、したがって貧困は一種の自然現象であって、社会制度の欠陥によるものではないと見て、禁欲、早婚の禁止を説いた。→新マルサス主義
⇒マルサス【Thomas Robert Malthus】
まる‐さや【円鞘・丸鞘】
刀の鞘で、断面の形が丸い儀仗用のもの。古くは細くて長い直刀型の鞘。↔平鞘ひらざや
まる‐し【丸師】
樽製造の職人。
まる‐シー【丸C】
(Cはcopyrightの頭文字)著作権の保持を示す記号。©で表す。万国著作権条約による。
まる‐しき【孔方】
ぜに。金銭。人情本、柳横櫛「親父の前を取繕つて、二朱でも余けい―をひき出す様にして呉ねへ」
まる‐シップ【丸シップ】
(日本船の名称に「…丸」が多いことから)日本籍の船を外国法人に貸し出して外国人乗組員を乗船させ、そのまま日本の船主が再び傭船する方式。漁船では1998年以降容認。
まる‐じゅう【丸十】‥ジフ
(薩摩藩の紋からの俗称)さつまいものこと。
まる‐しん【丸心・丸芯】
ランプの芯で紐状のもの。
マルス【Mars ラテン】
(→)マース1に同じ。
まる‐ずきん【丸頭巾】‥ヅ‥
鏡餅状の頭巾で、僧侶などが用いたもの。錣しころ付きのもの、裏を紅にしたもの、紫染めのものなどがある。
まる‐せ【丸背】
上製本で、背を丸く製本したもの。↔角背かくせ
マルセイエーズ
⇒ラ‐マルセイエーズ
マルセーユ【Marseille】
フランス南東部の工業都市。地中海に臨む同国第一の貿易港。前600年ギリシア人の植民によって建設。人口79万7千(1999)。
マル‐せき【マル石】
(mullite)アルミニウムの珪酸塩鉱物。斜方晶系。珪線石に類似。イギリス北西部のマル島から初めて発見。人工的に普通に合成され、陶磁器素地・耐火材などの主成分として用いる。ムル石。
マルセル【Gabriel Marcel】
フランスのカトリック実存主義哲学者。人間を単独者としてではなく、共同主体的存在者として把握し、愛は人間の本性の実現であり、その行く手に不死の意味がある、と説いた。著「存在と所有」「存在の神秘」「旅する人間」など。(1889〜1973)
マルセル‐せっけん【マルセル石鹸】‥セキ‥
(マルセルはマルセーユの訛)冷水に溶けやすい中性石鹸で、オリーブ油・落花生油などから製造する。遊離のアルカリや中性脂肪が少なく絹・毛織物などの洗浄に用いる。絹練石鹸。
まる‐そで【丸袖】
①袂たもとの外側の下部にまるみをつけた袖。
②長襦袢ながじゅばんなどの袖の裏と表とを同一の布で仕上げたもの。
まる‐ぞなえ【丸備え】‥ゾナヘ
円形に陣を構えること。
まる‐ぞめ【丸染め】
衣服をほどかずにそのまま染めること。また、そのように染めたもの。
まる‐ぞん【丸損】
利益が全くなく、全部損をすること。
まる‐た【丸太】
①皮をはいだだけの丸い木材。丸材。好色五人女5「たよりなき―を二つ三つ四つ並べて投げ渡し」
②比丘尼びくに姿をした売春婦の俗称。
③コイ科の硬骨魚。ウグイに似るが大形で、全長60センチメートルに達する。北日本の沿岸や河口に分布し、春、川で産卵、幼魚は淡水域で生活。マルタウグイ。セグロ。
⇒まるた‐あらい【丸太洗い】
⇒まるた‐ごや【丸太小屋】
⇒まるた‐ぶね【丸太舟】
⇒まるた‐ん‐ぼう【丸太ん棒】
マルタ【Malta】
地中海のほぼ中央、シチリア島南方にある島。1814年以降イギリス領。1964年ゴゾ島などを含めてイギリス連邦内の独立国となり、74年共和制。古くから航海上の重要な拠点。2004年EU加盟。面積316平方キロメートル。人口40万1千(2004)。首都ヴァレッタ。→ヨーロッパ(図)。
⇒マルタ‐ご【マルタ語】
マルターゼ【Maltase ドイツ】
麦芽糖(マルトース)を2分子のブドウ糖に分解する酵素、α(アルファ)‐グルコシダーゼの慣用名。生物に広く存在するが、酵母やカビに特に多い。動物では腸液中に多く、消化酵素として働く。
まるた‐あらい【丸太洗い】‥アラヒ
貯水池または汚水の吐け口で、水底が掘れるのを防ぐために、丸太を水底に敷いたもの。
⇒まる‐た【丸太】
マルタ‐ご【マルタ語】
(Maltese)マルタ島で用いられる言語。アラビア語の一方言から独立したセム語派の一言語。
⇒マルタ【Malta】
まるた‐ごや【丸太小屋】
丸太を組み合わせて作った小屋。ログハウス。
⇒まる‐た【丸太】
まる‐だし【丸出し】
①隠すところなく全部をむき出しにすること。「お国言葉―」
②本人と区別しにくいほどよく似ていること。滑稽本、妙竹林話七偏人「霜げた木兎みみずく―だ」
まるた‐ぶね【丸太舟】
湖などで用いられた船の一種。丸船。好色一代男5「立ちよる者は馬かた、―の水主かこども、浦辺の猟師」
⇒まる‐た【丸太】
まる‐だま【丸玉】
古代の装身具に使われた、球形の、中央に貫通孔のある飾り玉。→小玉
マルタン【Pierre Emile Martin】
フランスの冶金学者。蓄熱式の反射炉(マルタン炉)を用いて、転炉法より炭素の少ない鋼鉄を得る方法を考案。(1824〜1915)
マルタン‐デュ‐ガール【Roger Martin du Gard】
フランスの作家。大河小説「チボー家の人々」のほか、「ジャン=バロアの生涯」など。ノーベル賞。(1881〜1958)
マルタン‐デュ‐ガール
提供:ullstein bild/APL
まるた‐ん‐ぼう【丸太ん棒】‥バウ
丸太の棒。
⇒まる‐た【丸太】
マルチ【multi】
(接頭語として)「多数の」「複数の」「多面的」の意を表す。「―‐プレーヤー」
⇒マルチ‐ウィンドー【multiwindow】
⇒マルチ‐キャスト【multicast】
⇒マルチ‐しょうほう【マルチ商法】
⇒マルチ‐スクリーン【multiscreen】
⇒マルチ‐タスク【multitasking】
⇒マルチ‐タレント
⇒マルチ‐メディア【multimedia】
⇒マルチ‐ラテラリズム【multilateralism】
⇒マルチ‐リンガル【multilingual】
マルチーズ【Maltese】
(マルタ島に由来)イヌの一品種。肩高15センチメートルほど。白の絹糸のような長毛が体や顔を覆う。ローマ時代以来の愛玩犬。
マルチーズ
マルチ‐ウィンドー【multiwindow】
コンピューターで、ウィンドー2を画面上に複数表示する機能。個々のウィンドーで個別の表示・作業ができ、ウィンドーの切替えや連携も容易。
⇒マルチ【multi】
マルチ‐キャスト【multicast】
コンピューター‐ネットワークで、複数の相手を指定して同じデータを送信すること。→ブロード‐キャスト。
⇒マルチ【multi】
マルチ‐しょうほう【マルチ商法】‥シヤウハフ
(multilevel marketing plan)商品販売方法の一つ。物品販売業者とその商品を再販売する者とが次々に他の者を再販売組織に加盟させて、組織内での地位昇進から得られる利益を餌に商品の購入や取引料の支払いの負担を約束させる形でする商品の販売取引。鼠講ねずみこう式販売法とも呼ばれ、投機性が強く弊害が大きいので法律で厳しく規制。連鎖販売取引。
⇒マルチ【multi】
マルチ‐スクリーン【multiscreen】
映画で、同時に二つ以上の映像をスクリーンに映写する方法。「―方式」
⇒マルチ【multi】
マルチ‐タスク【multitasking】
1台のコンピューターで複数の作業を同時に処理するオペレーティング‐システムの機能。
⇒マルチ【multi】
マルチ‐タレント
(和製語multi talent)多方面に活躍するタレント。
⇒マルチ【multi】
マルチ‐メディア【multimedia】
情報を伝達するメディアが多様になる状態。また、コンピューターで映像・音声・文字などのメディアを複合し一元的に扱うこと。
⇒マルチ【multi】
マル‐チョイ
マルティプル‐チョイスの略。
まる‐ちょう【丸帳】‥チヤウ
検注帳の別称。
まる‐ちょうちん【丸提灯・円提灯】‥チヤウ‥
丸形の提灯。
マルチ‐ラテラリズム【multilateralism】
通商などの国際問題を、当事国である二国間だけでなく、影響を受ける第三国を含んだ多国間で調整しようとする考え方。多角主義。多国間主義。→バイラテラリズム。
⇒マルチ【multi】
マルチリヨ【martirio ポルトガル】
(キリシタン用語)殉教。ヒイデスの導師「終に御首を打たれ給ふを以て―を遂げ給ふなり」
マルチ‐リンガル【multilingual】
(3言語以上の)多言語を使用すること。
⇒マルチ【multi】
マルチング【mulching】
(マルチは根覆い・敷藁しきわらの意)広義には、農作物の根ぎわを藁や草などで覆う、あるいは浅い中耕により水分の蒸散を防ぐ栽培法の総称。特に地温上昇による促成、雑草防除などのために、ビニールで耕地を広く覆う栽培法をいう。被覆栽培。マルチ農法。
まる‐づか【丸塚・円塚】
円墳えんぷんの別称。
まる‐づか【円柄】
刀の柄つかの断面がまるいもの。
まるっ‐きり【丸っ切り】
〔副〕
マルキリの促音化。「―知らない人」「―違う」
まる‐づくし【丸尽し】
近世の女性用の衣服の文様で、円形を多く連ね、中に、いろは仮名、一・二・三、十二支の文字などを描いたもの。
丸尽し
まる‐づくり【円作り・丸作り】
刀装で、鞘さやも柄つかも共に金銀作りまたは錦包みに作ったもの。
まる‐づけ【丸漬】
切らずにそのまま漬物とすること。また、その漬物。「なすの―」↔切漬
まるっ‐こ・い【丸っこい】
〔形〕
丸みをおびている。いかにもまるい。「―・い体つき」
まる‐づつ【丸筒】
槍鞘の丸く筒形になったもの。
まる‐づと【丸髱】
女の髪の結い方。髪のたぼを丸形にしたもの。↔角髱かくづと
まる‐つば【丸鍔】
刀剣の鍔の一種。形の丸いもの。↔角鍔
まる‐つぶれ【丸潰れ】
完全につぶれること。「面目―」
まる‐づめ【丸爪】
琴爪の一種。先端が楕円形に近く、中央をややとがらせた形のもの。山田流で用いる。↔角爪
まる‐で【丸で】
〔副〕
①ちょうど。あたかも。さながら。「―夢のような話」
②(下に否定的な語を伴って)全く。全然。まるっきり。「―駄目だ」
マルティ【José Martí】
キューバのモデルニスモの詩人。祖国独立の父と呼ばれる。詩集「素朴な詩」。(1853〜1895)
マルティアリス【Marcus Valerius Martialis】
古代ローマの諷刺詩人。エピグラムで有名。(40頃〜104頃)
マルティーニ【martini イタリア】
⇒マティーニ
マルティーニ【Simone Martini】
イタリアの画家。シエナ派。洗練された形態と色彩で国際ゴシック様式を作りだす。アヴィニョン教皇庁でも制作。作「受胎告知」など。(1284〜1344)
マルディヴ【Maldives】
⇒モルジヴ
マルティニク【Martinique】
カリブ海、小アンティル諸島中の島。フランスの海外県。面積1102平方キロメートル。中心都市フォール‐ド‐フランス。
マルティネ【André Martinet】
フランスの言語学者。通時音韻論の創成に貢献。言語の構造、音韻体系の変化は経済性(効率性)に基づくとした。機能言語学を提唱。(1908〜1999)
マルティプル‐チョイス【multiple-choice】
数個の選択肢の中から正しいものや当てはまるものを一つないし複数選ばせる問いの形式。質問紙調査や客観テストで広く用いられている。多肢選択法。マル‐チョイ。
マルテのしゅき【マルテの手記】
(Die Aufzeichnungen des Malte Laurids Brigge ドイツ)リルケの小説。1910年刊。パリに移って来た孤独な青年マルテの見た大都市の風物や幼年時代の回想を描く。
マルテンサイト【martensite】
鋼の組織の一種。オーステナイトを焼入れして得られる板状またはレンズ状の微小な組織で、炭素が鉄の中に過飽和に固溶していて硬い。鋼の微細組織を研究したドイツの冶金学者マルテンス(A. Martens1850〜1914)の名に因む。
まる‐てんじょう【円天井・丸天井】‥ジヤウ
①半円球をなす天井。ドーム。
②比喩的に、大空。青空。
マルトース【maltose】
(→)麦芽糖。
まる‐どし【丸年】
12カ月の経過を1年とする数え方。満の年。浄瑠璃、百日曾我「―十年」→数え年
マルトノ【martenot フランス】
⇒オンド‐マルトノ
まる‐とも【丸鞆】
銙かが円形をなした石帯せきたい。有文うもんと無文とがあり、玉・瑪瑙めのう・犀角などで飾る。↔巡方じゅんぽう
まる‐どり【丸取り】
すべてを余さずに取ること。
まる‐なげ【丸投げ】
仕事を請け負った者が、その全部を他者にさらに請け負わせること。
まる‐に【丸煮】
野菜や魚を切らないで姿のまま煮ること。また、その煮たもの。
マルヌ【Marne】
フランス北部の川。セーヌ川の支流。長さ525キロメートル。水運にとって重要。マルヌ‐ライン運河によりライン川と結ばれている。
まる‐ね【丸根】
鏃やじりの一種。鑿のみに似て丸く細長く仕立て、先端を一文字に切って刃をつけたもの。
まる‐ね【丸寝】
(→)「まろね」に同じ。万葉集20「旅行く夫せなが―せば」
まる‐の‐うち【丸の内】
①城郭などの本丸の内。
②東京都千代田区、皇居の東方一帯の地。もと、内堀と外堀に挟まれ、大名屋敷のち陸軍練兵場があったが、東京駅建築後は丸ビル・新丸ビルなどが建設され、ビジネス街となった。
まる‐のこ【丸鋸】
鋼製の円板の周囲に歯を刻んだ円形の鋸のこぎり。丸鋸盤に取り付けて用いる。
⇒まるのこ‐ばん【丸鋸盤】
まるのこ‐ばん【丸鋸盤】
丸鋸を回転させて木材などを切断する機械。
⇒まる‐のこ【丸鋸】
まる‐のみ【丸呑み】
①噛み砕かず、そのまま呑みこむこと。
②全体を乗っ取ること。
③よく理解せずに、そのまま取り入れ、また記憶すること。まるのみこみ。うのみ。「他人の学説を―にする」
④全体をそのまま受け入れること。「要求を―にする」
まる‐のみ【円鑿・丸鑿】
まるい穴をうがつのに用いる刃のまるい鑿。
裏丸鑿
提供:竹中大工道具館
まる‐ば【丸葉・円葉】
円形の葉。まるみをおびた葉。
⇒まるば‐あさがお【丸葉朝顔】
⇒まるば‐はぎ【丸葉萩】
まる‐ば【円刃・丸刃】
刃物に刃のつけてないもの。また、刃物の刃の鋭くないもの。まろば。
まるば‐あさがお【丸葉朝顔】‥ガホ
ヒルガオ科の一年生蔓草。熱帯アメリカの原産。葉はまるく大きく、基部は心臓形。花は紫青・紅紫または白色でアサガオより小さい。
⇒まる‐ば【丸葉・円葉】
まる‐はぎ【丸剥ぎ】
一物も残さずはぎとること。まるはだかにすること。
まる‐ばし【丸橋】
まるきばし。
まるばし【丸橋】
姓氏の一つ。
⇒まるばし‐ちゅうや【丸橋忠弥】
まるばし‐ちゅうや【丸橋忠弥】
江戸前期の浪人。宝蔵院流槍術の達人。出羽の人。江戸御茶の水に道場を開く。慶安事件に由井正雪の一味に加わり発覚、磔刑たっけい。歌舞伎・講談などに脚色。( 〜1651)
⇒まるばし【丸橋】
まる‐ばしら【丸柱・円柱】
断面が円形の柱。↔角柱かくばしら
まる‐はだか【丸裸】
①からだに何もつけていないこと。まっぱだか。すはだか。あかはだか。〈[季]夏〉
②一身のほかには全く財産や所有物のないこと。無一物。「戦災で―になる」
まる‐はち【丸八】
(幹の表面に、葉の落ちたあとが丸に「八」の字形に残るからいう)ヘゴ科の大形木生シダ。小笠原諸島特産。茎は柱状で枝はなく直立。高さ約5メートル。頂端に多数の葉を束生。葉は大形で羽状に分裂、葉柄に刺がある。全体はヘゴに似る。
まる‐ばつ【丸ばつ】
丸印(○)と罰点(×)。「―で質問に答える」
⇒まるばつ‐しき【丸ばつ式】
まるばつ‐しき【丸ばつ式】
正誤や適否などを、丸印か罰点かのいずれかで答える方式。「―のテスト」
⇒まる‐ばつ【丸ばつ】
まる‐はなだ【丸縹・円縹】
襲かさねの色目。表裏ともに縹色のもの。
まる‐はなばち【円花蜂・丸花蜂】
ミツバチ科マルハナバチ属のハチの総称。社会生活をし、形はややミツバチに似るが、はるかに大形。全体が黄褐色の長毛におおわれ、腹に黒帯がある。やや寒地・山地にすみ、花粉媒介昆虫として重要。マルハナバチ・クロマルハナバチなど。
マルハナバチ
撮影:海野和男
まる‐はば【丸幅】
布の織地のままの幅。
まるば‐はぎ【丸葉萩】
マメ科の落葉小低木。葉は楕円形の3小葉から成る複葉。秋、淡紅色の蝶形花を開く。山野に自生し、観賞用に栽培。葉を黄色の染色に使う。花序は葉よりも短い。
マルバハギ
撮影:関戸 勇
⇒まる‐ば【丸葉・円葉】
まる‐ひ【丸秘】
(「マル秘」とも書く。秘密書類などに押す◯秘の印から)秘密として扱うこと。また、その事柄。「―の情報」
マルピーギ【Marcello Malpighi】
イタリアの医者・解剖学者。前成説を唱え、毛細血管の発見、カイコの体内構造、ニワトリの発生などの研究で著名。(1628〜1694)
⇒マルピーギ‐かん【マルピーギ管】
⇒マルピーギ‐しょうたい【マルピーギ小体】
マルピーギ‐かん【マルピーギ管】‥クワン
昆虫類・クモ類・多足類の腸管に付属した糸状の盲管で、これらの動物の排出器官。
⇒マルピーギ【Marcello Malpighi】
マルピーギ‐しょうたい【マルピーギ小体】‥セウ‥
(→)腎じん小体に同じ。
⇒マルピーギ【Marcello Malpighi】
まる‐びたい【丸額】‥ビタヒ
前髪の生えぎわを丸く剃ったひたい。江戸時代、年少の者の風俗。浄瑠璃、嫗山姥こもちやまうば「顔ばせは頼光に似たれども、―と角すみびたひ」
マルビナス‐しょとう【マルビナス諸島】‥タウ
(Islas Malvinas スペイン)フォークランド諸島のアルゼンチンでの名。
マルファン‐しょうこうぐん【マルファン症候群】‥シヤウ‥
(フランスの内科医マルファン(B. J. A. Marfan1858〜1942)の名に因む)骨格・心臓血管系・眼の異常を主徴とする遺伝性疾患。体型が細長く、四肢や指も長く(蜘蛛指症)、大動脈の拡張、大動脈弁閉鎖不全、剥離性大動脈瘤、僧帽弁閉鎖不全があり、関節の支持がゆるい。眼の水晶体も支持が弱く、近視や網膜剥離を伴うことがある。しばしば脊柱や骨格の変形を見る。
まる‐ぶしゅかん【丸仏手柑】
(→)シトロン1に同じ。
マルブランシュ【Nicolas de Malebranche】
フランスの哲学者。信仰の真理と理性の真理との調和をはかり、アウグスティヌスとデカルトとを結びつけようとし、ゲーリンクスとともに機会原因論を唱え、一切を神の中に見る万有在神論を説いた。著「真理の探求について」など。(1638〜1715)
まる‐ふん【丸粉】
蒔絵粉の一種。金属粉をやすりで細かく砕き、角を丸くしたもの。
まる‐へし【丸へし】
鍛造工具の一種。工作物に凹へこみをつけるとき、また、角を丸めるときに用い、上道具と下道具とで一組になっている。→へし(減)2
まる‐ボイラー【丸ボイラー】
太い円筒形の胴体を持つボイラー。コルニッシュ‐ボイラー・ランカシャー‐ボイラーなど。
まる‐ぼうず【丸坊主】‥バウ‥
①頭髪を剃りおとし、あるいは短く刈った頭。
②比喩的に、山に樹木のないこと。また、樹木に葉がまったくないこと。
まる‐ぼし【丸干し】
①その形のまま干すこと。
②鰯いわしなどにうち塩をし、半なまに干したもの。
まる‐ぽちゃ【丸ぽちゃ】
まるく肉づいて愛敬あいきょうのあるさま。「―の女の子」
まる‐ぼり【丸彫】
①一塊の材料から物の全体を彫り出すこと。また、そのもの。
②金石に文字などを彫刻するのに、断面がU字形になるように彫ること。また、そのもの。
まる‐ほん【丸本】
①全部揃った書物。
②義太夫節の詞章全編を1冊にまとめた版本。院本。浮世風呂3「―にては本町そだちを始めとしてあの時代の江戸浄るりにあまたあり」↔抜本ぬきほん。
⇒まるほん‐もの【丸本物】
まる‐ぼん【円盆・丸盆】
円形の盆。↔角盆
まるほん‐もの【丸本物】
歌舞伎脚本で、義太夫の操あやつり浄瑠璃芝居を歌舞伎化したものの称。院本物。義太夫狂言。でんでん物。
⇒まる‐ほん【丸本】
まる‐まき【丸巻】
刀剣の鞘の全部を革または組糸で巻くこと。また、その巻いたもの。
まる‐まけ【丸負け】
全く負けてしまうこと。
まる‐まげ【丸髷・丸曲】
①嫁した女の髪の結い方。楕円形でやや平たい髷をつけたもの。時代により異なるが、寛政(1789〜1801)の頃より勝山風の笄髷こうがいわげが次第に幅広の髷に発展し年増の代表的髪型となった。まるわげ。夏目漱石、書簡「髪は―銀杏返抔などに結ばざる方よろしく洗髪にして御置可被成候」
丸髷
②男の髪の結い方。本多髷の一種。
まる‐ま‐こ・い【丸まこい】
〔形〕[文]まるまこ・し(ク)
①まるまるとしている。まるまっこい。浮世草子、好色万金丹「白い―・い銀かねがようござります」
②完全である。浮世草子、椀久二世の物語「―・き虚うつけなれば」
まる‐まっ‐ち・い【丸まっちい】
〔形〕
(マルマルシイの転)丸々としたさまである。
まる‐まど【丸窓・円窓】
輪郭の円い窓。
マルマラ‐かい【マルマラ海】
(Sea of Marmara)バルカン半島と小アジア半島との間にある海。エーゲ海とはダーダネルズ海峡、黒海とはボスポラス海峡で通ずる。
まる‐まる【丸丸】
[一]〔名〕
①補助記号で、欠字のしるしとして圏点を二つ以上連ね記したもの。また、二重の圏点。
②ある事物を伏せていう時の隠語。
③銭の隠語。
④(女房詞)だんご。
[二]〔副〕
①全く。すべて。すっかり。「―損をした」
②肥え太っているさま。
まる‐ま・る【丸まる】
〔自五〕
まるい状態になる。まるくなる。まろむ。「―・って寝る」
まる‐み【丸み・円み】
まるい様子。まるい程度。また、円満な様子。「―をおびる」「人間に―が出てくる」
まる‐みえ【丸見え】
残らずすっかり見えること。「腹の中が―だ」
まる・む【丸む】
〔他下二〕
⇒まるめる(下一)
まる‐むぎ【丸麦】
押麦・割麦に対して、丸いままの麦。
まるむね‐づくり【円棟造】
唐門などの屋根の勾配を中高に造ったもの。
まるめ【丸目】
姓氏の一つ。
⇒まるめ‐くらんど【丸目蔵人】
マルメ【Malmö】
スウェーデン南部にある港湾都市。海峡を隔ててデンマークのコペンハーゲンに対する。人口25万8千(1999)。
まるめ‐くらんど【丸目蔵人】
江戸初期の剣客。タイ捨流の祖。石見守長恵、のち石見入道徹斎。肥後人吉の人。上泉秀綱に学び、のち一派を開く。(1540〜1629)
⇒まるめ【丸目】
まるめ‐こ・む【丸め込む】
〔他五〕
①まるめて中に入れ込む。
②他人をうまく言いくるめて自分の自由になるようにする。籠絡ろうらくする。「反対派を―・む」
まる・める【丸める】
〔他下一〕[文]まる・む(下二)
①形をまるくする。まるく固める。まろむ。日葡辞書「クスリヲマルムル」。「背を―・める」
②全体をひっくるめる。すべてにわたる。中華若木詩抄「樊噲が力でこそ天下は―・めてとられたれ」
③頭を剃る。剃髪ていはつする。日葡辞書「アタマヲマルムル」
④巧みに人を言いくるめて自分に従わせる。まるめこむ。籠絡ろうらくする。人情本、春色辰巳園「無理で―・めてしまつておいて」
⑤数値計算で、四捨五入などをして端数を処理する。
マルメロ【marmelo ポルトガル・木瓜】
バラ科の落葉高木。中央アジアの原産。高さ約5メートル。葉は楕円形、裏面に綿毛を密生。春、白または淡紅色のボケに似た五弁花をつける。果実は黄色で球形または洋梨形、外面に綿毛を被り、甘酸っぱくて香気があり、普通、砂糖漬として食用。街路樹にも植える。セイヨウカリン(単にカリンとも)。漢名、榲桲。
マルメロ
マルメロ(花)
提供:ネイチャー・プロダクション
マルメロ(実)
提供:ネイチャー・プロダクション
まる‐もうけ【丸儲け】‥マウケ
収入の全部がもうけになること。「坊主―」
まる‐もじ【丸文字】
女子中高生などが書く、丸みをおびた文字。漫画字。丸字。
まる‐もち【丸持】
(「まる」は金銭の意)かねもち。金満家。「―長者」
まる‐もち【丸餅・円餅】
円形の餅。鏡餅。狂言、餅酒「御年貢として越前の―をさしあげます」
まる‐もの【丸物・円物】
①(端物はものに対して)全部完全に揃ったもの。
②(裏表の揃っているところから)小袖こそで。
③(形が丸いことから)金銭の隠語。歌舞伎、韓人漢文手管始「とかく正味の―でなけりや夜が明けぬ」
④的の一種。方形の板的いたまとに対して円形の革的かわまとをいう。また、それを射ること。
円物
⑤歌舞伎の大道具のうち立体的に作ったもの。↔平物ひらもの
まる‐やき【丸焼き】
切らずにまるごと焼くこと。また、その焼いた物。「豚の―」
まる‐やけ【丸焼け】
火事で残る所なくいっさい焼けること。「家が―になる」
まるやま【丸山】
長崎の遊里。江戸時代には、京都の島原、大坂の新町、江戸の新吉原とならんで繁栄した。
まるやま【丸山】
姓氏の一つ。
⇒まるやま‐かおる【丸山薫】
⇒まるやま‐さだお【丸山定夫】
⇒まるやま‐まさお【丸山真男】
⇒まるやま‐ワクチン【丸山ワクチン】
まるやま【円山】
姓氏の一つ。
⇒まるやま‐おうきょ【円山応挙】
⇒まるやま‐しじょう‐は【円山四条派】
⇒まるやま‐は【円山派】
まるやま‐おうきょ【円山応挙】
江戸中期の画家。円山派の祖。通称、主水もんど。丹波の人。狩野派の石田幽汀に学ぶ。外来の写実画法の影響を受け、精細な自然観察に基づきつつ、装飾性を合わせ持つ新たな様式を確立。平明で情趣的な画風は、新興町人層に支持を受け、のちの京都画壇に大きな影響を与えた。作「藤図屏風」「雪松図屏風」など。(1733〜1795)
⇒まるやま【円山】
まるやま‐かおる【丸山薫】‥カヲル
詩人。大分県生れ。東大中退。三好達治らとともに昭和10年代の四季派抒情詩人の一人。詩集「帆・ランプ・鴎」など。(1899〜1974)
⇒まるやま【丸山】
まるやま‐きょう【丸山教】‥ケウ
神道系の新宗教。1873年(明治6)武蔵国登戸の農民伊藤六郎兵衛(1829〜1894)が同地の富士信仰の丸山講を基盤に開教。扶桑教のち神道本局に属したが、1946年独立。
まるやま‐こうえん【円山公園】‥ヱン
①京都市東山の西麓にある公園。八坂神社・知恩院の境内に接する。
円山公園(京都)
撮影:的場 啓
②札幌市西部にある公園。天然記念物の原始林や野球場などがある。
まるやま‐さだお【丸山定夫】‥ヲ
俳優。愛媛県生れ。築地小劇場に参加し、1929年新築地劇団を創立。45年、移動演劇の桜隊で慰問公演中、広島で被爆して死去。(1901〜1945)
⇒まるやま【丸山】
まるやま‐しじょう‐は【円山四条派】‥デウ‥
日本絵画の流派の一つ。円山派と四条派1を合わせていう。
⇒まるやま【円山】
まるやま‐は【円山派】
円山応挙を祖とする絵画の一派。写生的画風を特色とする。
⇒まるやま【円山】
まるやま‐まさお【丸山真男】‥ヲ
政治思想史学者。大阪府生れ。東大卒、同教授。日本の政治学を学問として確立し、第二次大戦後の民主主義思想を主導。著「日本政治思想史研究」「現代政治の思想と行動」など。(1914〜1996)
丸山真男
提供:岩波書店
⇒まるやま【丸山】
まるやま‐ワクチン【丸山ワクチン】
丸山千里(1901〜1992)が作ったツベルクリン由来のワクチン。ハンセン病・皮膚結核に著効があり、癌にも有効であるとされる。
⇒まるやま【丸山】
まる‐ゆう【マル優】‥イウ
少額貯蓄非課税制度。貯蓄の奨励と少額預金者保護を目的とし、一定額以下の預貯金元本の利子を非課税扱いとするもの。障害者などの貯蓄に適用。
マルロー【André Malraux】
フランスの作家。インドシナ・中国の革命運動、スペイン内戦、第二次大戦中の抵抗運動に参加。のちド=ゴール派の政治家として情報相・文化相。小説「征服者」「王道」「人間の条件」「希望」、美術



















まるいち【丸一】🔗⭐🔉
まるいち【丸一】
江戸太神楽だいかぐらの一派の名称。丸一が特に有名で、江戸では太神楽の異称として通用した。誹風柳多留16「―をやめ倹約で角兵衛獅子」
まる‐うち【丸打】🔗⭐🔉
まる‐うち【丸打】
紐などを丸く打つこと。また、その打ち方の紐。日葡辞書「マルウチノサゲヲ」
まる‐うつし【丸写し】🔗⭐🔉
まる‐うつし【丸写し】
すっかり写すこと。自分の考えを加えず、そのまま写すこと。「―の答案」
まる‐えり【丸襟】🔗⭐🔉
まる‐えり【丸襟】
①羽織の襟を丸幅(一幅)の布で仕立てたもの。
②襟先が丸くなっている襟。
まる‐えり【盤領】🔗⭐🔉
まる‐えり【盤領】
袍ほう・狩衣のように、衣服の引合せのえりを、下前したまえの上部から背に回して、上前の上部の端はしまで円形に仕立てた様式。円領。ばんりょう。↔方領ほうりょう。→あげくび
まる‐おび【丸帯】🔗⭐🔉
まる‐おび【丸帯】
①1枚の帯地を縦に折りたたんで縫い合わせた、幅の広い女帯。↔昼夜帯。
②円く縫いくくった帯。くくりおび。
まる‐か【丸塚】🔗⭐🔉
まる‐か【丸塚】
まるづか。円墳。
マルカート【marcato イタリア】🔗⭐🔉
マルカート【marcato イタリア】
〔音〕奏法標語。「一音一音をはっきりと」の意。
まる‐がお【円顔・丸顔】‥ガホ🔗⭐🔉
まる‐がお【円顔・丸顔】‥ガホ
まるい形の顔。世間胸算用2「頬さきの握り出したる―も見よし」
まる‐がかえ【丸抱え】‥ガカヘ🔗⭐🔉
まる‐がかえ【丸抱え】‥ガカヘ
置屋が芸妓の生活費を全部負担すること。転じて、費用全部を負担すること。
まる‐かがみ【円鏡】🔗⭐🔉
まる‐かがみ【円鏡】
①円形の鏡。
②円形の鏡餅。
まるがく‐や【丸角屋】🔗⭐🔉
まるがく‐や【丸角屋】
江戸本町2丁目にあった有名な袋物屋。
まる‐かし【丸かし】🔗⭐🔉
まる‐かし【丸かし】
(マルカスの連用形から)球のようにまるめたもの。まるかせ。まろかせ。日葡辞書「ユキ(雪)ノマルカシ」
まる‐かじり【丸齧り】🔗⭐🔉
まる‐かじり【丸齧り】
丸ごとかじること。「りんごを―する」
まる‐か・す【丸かす】🔗⭐🔉
まる‐か・す【丸かす】
〔他四〕
(マロカスの転)まるめる。日葡辞書「ユキ(雪)ヲマルカス」
まる‐かせ【丸かせ】🔗⭐🔉
まる‐かせ【丸かせ】
(マルカシの転)まるめたもの。御伽草子、鉢かづき「金の―、金の盃」
まる‐がた【円形・円型・丸形】🔗⭐🔉
まる‐がた【円形・円型・丸形】
円いかたち。えんけい。
まる‐がち【丸勝ち】🔗⭐🔉
まる‐がち【丸勝ち】
完全に勝つこと。全勝。
まる‐がっこ【丸括弧】‥グワツ‥🔗⭐🔉
まる‐がっこ【丸括弧】‥グワツ‥
括弧の一つ。( ) パーレン。まるかっこ。
まる‐ガッパ【丸合羽】🔗⭐🔉
まる‐ガッパ【丸合羽】
桐油紙などで作り、袖が無く裾の広い合羽。ひきまわし。坊主合羽。
まるがめ【丸亀】🔗⭐🔉
まるがめ【丸亀】
香川県北西岸の市。もと京極氏6万石の城下町。江戸後期には金刀比羅宮ことひらぐう参詣の船着場。亀山城址などがある。団扇うちわが特産。人口11万。
まる‐かもじ【丸髢】🔗⭐🔉
まる‐かもじ【丸髢】
宮女の髪上げに、平額ひらびたいを取り付けるために前頭部に添えた髢。毛たぼを丸めて芯とし、その上を髪の毛で包み、根元で結びくくり、その余りを長くたらしたもの。
まる‐がり【丸刈り】🔗⭐🔉
まる‐がり【丸刈り】
頭髪全体を短く刈り込むこと。また、その髪。
マルガリータ【margarita】🔗⭐🔉
マルガリータ【margarita】
テキーラをベースに、キュラソー・レモン‐ジュースを加えて攪拌したカクテル。スノー‐スタイルで供する。
まる‐かわせ【丸為替】‥カハセ🔗⭐🔉
まる‐かわせ【丸為替】‥カハセ
送り状の金額または荷物見積代金の金額全額の表示がある荷為替にがわせ。
まる‐がわら【丸瓦】‥ガハラ🔗⭐🔉
まる‐がわら【丸瓦】‥ガハラ
半円筒形の瓦。男瓦おがわら。筒瓦。→平瓦
まる‐がんな【丸鉋・円鉋】🔗⭐🔉
まる‐がんな【丸鉋・円鉋】
鉋の一種。台が中高でまるい刃の「外まる」は丸溝を作るのに用い、中凹でまるい刃の「内まる」は棒形を作るのに用いる。
丸鉋
外丸鉋
提供:竹中大工道具館
内丸鉋
提供:竹中大工道具館



まる‐き【丸木】🔗⭐🔉
まるき【丸木】(姓氏)🔗⭐🔉
まるき【丸木】
姓氏の一つ。
⇒まるき‐いり【丸木位里】
まるき‐いり【丸木位里】‥ヰ‥🔗⭐🔉
まるき‐いり【丸木位里】‥ヰ‥
日本画家。広島県生れ。1950年、妻俊との共同制作「原爆の図」を発表。以後連作を続け、67年、埼玉県東松山市に原爆の図丸木美術館を開館。(1901〜1995)
⇒まるき【丸木】
マルキシスト【Marxist】🔗⭐🔉
マルキシスト【Marxist】
マルクス主義者。マルクシスト。マルキスト。
マルキシズム【Marxism】🔗⭐🔉
マルキシズム【Marxism】
(→)マルクス主義。
マルキスト【Marxist】🔗⭐🔉
マルキスト【Marxist】
⇒マルキシスト
まるき‐ばし【丸木橋・独木橋】🔗⭐🔉
まるき‐ばし【丸木橋・独木橋】
1本の丸木を渡して橋としたもの。まるばし。引渡橋。
⇒まる‐き【丸木】
まるき‐ばしら【丸木柱】🔗⭐🔉
まるき‐ばしら【丸木柱】
丸木のままで立てた柱。
⇒まる‐き【丸木】
まるき‐ぶね【丸木船・独木舟】🔗⭐🔉
まるき‐ぶね【丸木船・独木舟】
1本の木をくりぬいて造った船。また、2本の木からそれぞれ「く」の字型の船材(重木おもきという)をえぐり造り、これを左右から合わせて造った船、あるいはこの重木を船底と船腹にまたがる湾曲部に用いて棚板や梁などを取り付けた船をもいう。日本では縄文時代前期のものが最も古い。くりふね。
⇒まる‐き【丸木】
まるき‐ゆみ【丸木弓】🔗⭐🔉
まるき‐ゆみ【丸木弓】
丸木で造った弓。
⇒まる‐き【丸木】
まる‐きり【丸切り】🔗⭐🔉
まる‐きり【丸切り】
〔副〕
すべて。全く。まるっきり。「―知らない」「―のしろうとだ」
マルク【Mark ドイツ】🔗⭐🔉
マルク【Mark ドイツ】
ドイツの貨幣単位。マーク。1999年ユーロに移行。
広辞苑に「まる」で始まるの検索結果 1-50。もっと読み込む