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あ(音節)🔗🔉

①母音の一つ。口を広く開き、舌を低く下げ、その先端を下歯の歯ぐきに触れる程度の位置におき、声帯を振動させて発する。〔a〕 ②平仮名「あ」は「安」の草体。片仮名「ア」は「阿」の偏へんの略体。

あ【足】🔗🔉

】 あし。万葉集14「―の音せず行かむ駒もが」

あ【畔・畦】🔗🔉

畔・畦】 田のあぜ。古事記「営田つくだの―を離ち」

あ【網】🔗🔉

】 あみ。「網子あご」「網代あじろ」など、他の語に冠して複合語を作る。万葉集3「―引きすと―子調ふる海人あまの呼び声」

あ【亜】🔗🔉

】 ①㋐次ぐ、準ずる、2番目である、の意。「―熱帯」 ㋑〔化〕中心原子を同じくするオキソ酸などのうち、酸化の程度の低いものに冠する語。 ②㋐亜細亜アジアの略。 ㋑亜爾然丁アルゼンチンの略。 ㋒(幕末から明治初期にかけて用いた)亜米利加アメリカの略。

あ【阿】🔗🔉

】 ①人を呼ぶのに親しみを表して冠する語。「―Q」 ②㋐阿弗利加アフリカの略。 ㋑阿波国あわのくにの略。 ③梵語ぼんごの第1字母。梵字の音訳。→阿字

あ【案】🔗🔉

】 (アンのンを表記しない形)考え。思案。源氏物語「げに、―のごと、御心にしみにけり」

あ【唖】🔗🔉

】 言語を発声できないこと。

あ【我・吾】🔗🔉

我・吾】 〔代〕 (一人称)われ。私。同義の「わ」に比して用例は少なく、多く「―が(私の、自分の)」の形で、相手に親密感を持つ場合に使う。古事記「―はもよ、女にしあれば」。源氏物語夕顔「―が君、生き出で給へ」

あ【彼】🔗🔉

】 〔代〕 遠くのものを指していう語。あれ。多く「―は」の形で使われた。源氏物語松風「淡路の島の―はと見し月」

あ(感動詞)🔗🔉

〔感〕 ①驚きや感動を表して発する声。あっ。太平記12「―射たり射たりと感ずる声」。「―、あぶない」「―、ホームランだ」 ②呼びかける声。源平盛衰記6「主人―といはば、郎等さと出づべき体なりけり」 ③応答の声。はい。禁秘抄「女官申す、御手水参らせ候はん。女房、―といふ」

あ‐あ【唖唖】🔗🔉

あ‐あ唖唖】 烏などの鳴き声。

ああ🔗🔉

ああ 〔副〕 あのように。浮世風呂3「―はいかねへ」。「―でもない、こうでもない」「―言えば、こう言う」

ああ【嗚呼・噫】🔗🔉

ああ嗚呼・噫】 〔感〕 ①ものに感じて発する声。謡曲、鉢木「―降つたる雪かな」。「―愉快なり」 ②呼びかける声。謡曲、安宅「―しばらく」 ③応答の声。狂言、木六駄「―。―とは不返事なが、おのれ行くまいといふ事か」。浮世風呂3「此の頃は鍋鶴さんがひさしくお見えなさんねへね。―、あの子は病気だはな」

ああ‐いう‥イフ🔗🔉

ああ‐いう‥イフ 〔連体〕 あのような。あんな。ああした。「―男はたくさんいる」

アーヴィング【John Irving】🔗🔉

アーヴィングJohn Irving】 アメリカの小説家。作「ガープの世界」など。(1942〜)

アーヴィング【Washington Irving】🔗🔉

アーヴィングWashington Irving】 アメリカの随筆家。アメリカで最初の成功した職業作家。代表作「スケッチ‐ブック」、また「ジョージ=ワシントン伝」など。(1783〜1859)

アーカイブ【archive】🔗🔉

アーカイブarchive】 ①古文書・記録文書類。また、その保管所。公文書館。 ②コンピューターで、関連のある複数のファイルを一つにまとめたもの。まとめる際に圧縮されることが多い。

アーガイル‐チェック【argyle check】🔗🔉

アーガイル‐チェックargyle check】 (「アーガイル」はスコットランドの旧州名から)数色の糸を使った菱形の格子模様。多くセーターや靴下などに用いる。

アーカンソー【Arkansas】🔗🔉

アーカンソーArkansas】 アメリカ合衆国南部、ミシシッピ川西岸の州。米作や林業・食品加工業が盛ん。州都リトルロック。→アメリカ合衆国(図)

アーキテクチャー【architecture】🔗🔉

アーキテクチャーarchitecture】 ①建築物。建築様式。建築学。構造。構成。 ②コンピューター‐システムの論理的構造全般のこと。また、ある立場の利用者から見たコンピューターの属性。「ソフトウェア‐―」「ネットワーク‐―」

アーキペンコ【Alexander Archipenko】🔗🔉

アーキペンコAlexander Archipenko】 ロシア生れの彫刻家。1905年パリに出て、レリーフ状彫刻で注目され、のち既成品を組み合わせたオブジェ、多様な材質による彫刻を試みた。20年代、アメリカに移住。(1887〜1964)

アーク‐とう【アーク灯】🔗🔉

アーク‐とうアーク灯】 アーク放電を利用した電灯。1876年パリで街路照明に用い、のち映写機などの強い光源に使用された。投光器、スペクトルの分光分析などにも用いる。アークライト。弧光灯。 ⇒アーク【arc】

アーク‐ほうでん【アーク放電】‥ハウ‥🔗🔉

アーク‐ほうでんアーク放電‥ハウ‥ 気体中での放電の一種。電極材料の一部が蒸発して気体となり、電流密度が極めて大きく、高熱を発して強く輝き、持続性がある。 ⇒アーク【arc】

アーク‐ようせつ【アーク溶接】🔗🔉

アーク‐ようせつアーク溶接】 電気溶接の一種。両電極間または電極と工作物との間にアーク放電を行わせ、その熱で金属を溶接する。 ⇒アーク【arc】

アークライト【Richard Arkwright】🔗🔉

アークライトRichard Arkwright】 イギリスの発明家・実業家。1768年、水力を利用した紡績機械を発明。紡績工場を建設し、産業革命に大きな影響を及ぼした。(1732〜1792)

アーク‐ろ【アーク炉】🔗🔉

アーク‐ろアーク炉】 電気炉の一種。電極同士または電極と原料との間にアーク放電を行わせ、炭素鋼・合金鋼の製造や高純度金属試料の融解などに用いる。 ⇒アーク【arc】

アーケイック【archaic】🔗🔉

アーケイックarchaic⇒アルカイック

アーケード【arcade】🔗🔉

アーケードarcade】 ①建築物で、柱列上に同型のアーチが連続したもの。街路に沿って、または中庭に面して設けられ、通路をなす。 ②上に屋根をおおいかぶせた商店街。

アーケロン【Archelon ラテン】🔗🔉

アーケロンArchelon ラテン】 白亜紀後期の北アメリカに生息したウミガメの一種。全長4メートル近くになり、ウミガメとしては史上最大。甲羅は骨化が弱く、多数のすき間がある。肉食性。

アーサーおう‐ものがたり【アーサー王物語】‥ワウ‥🔗🔉

アーサーおう‐ものがたりアーサー王物語‥ワウ‥ (Arthurian romances)6世紀のウェールズの武将、のちブリタニア王アーサー(Arthur)(実在か否か不詳)と円卓の騎士たちとを主人公にした武勇と恋愛の物語。古く9世紀初めの文献にその名が見え、12世紀以降、フランス・イギリス・ドイツ3国を中心にヨーロッパ全土に伝播。中世後期にはトリスタン伝説や聖杯伝説も混入して韻文・散文の物語が成立。イギリスでは19世紀の文学・絵画に復活、現代では映画やミュージカルにも登場。円卓物語。→騎士道物語→クレチアン=ド=トロワ→マロリー

ああ‐した🔗🔉

ああ‐した 〔連体〕 あのような。あんな。ああいった。「―やり方ではうまくいかない」

ああ‐しやごしや🔗🔉

ああ‐しやごしや あざけり笑う意のはやしことば。古事記「―、こはあざわらふそ」

アース【earth】🔗🔉

アースearth】 (大地・土の意)電気装置などを地面と接続すること。また、その接続線。地球の電位と等しくさせ、また過大電流が装置に入るのを防ぐ。地絡ちらく。接地。 ⇒アース‐カラー【earth colo(u)r】 ⇒アース‐ダム【earth dam】

アース‐カラー【earth colo(u)r】🔗🔉

アース‐カラーearth colo(u)r】 大地・土の色。ベージュ・カーキ色の類。 ⇒アース【earth】

アース‐ダム【earth dam】🔗🔉

アース‐ダムearth dam】 ダムの一形式。主として土で築造されたもの。土堰堤。→ダム(図) ⇒アース【earth】

アーチ【arch】🔗🔉

アーチarch】 ①〔建〕窓・門・橋などの開口上部を、くさび形の石や煉瓦を組み上げて曲線状に構築したもの。諸種の形式がある。迫持せりもち。拱きょう。 アーチ ②洋風庭園や祝典会場などに設ける門。上部を弓形にし、杉や桧ひのきなどの青葉でつつむ。緑門りょくもん。グリーン‐アーチ。 ③一般に、弧形。弓形。穹窿きゅうりゅう。 ④転じて、野球でホームランのこと。 ⇒アーチ‐きょう【アーチ橋】 ⇒アーチ‐ダム【arch dam】

アーチェリー【archery】🔗🔉

アーチェリーarchery】 ①洋弓。 ②洋弓を用いて行う標的競技。

アーチ‐きょう【アーチ橋】‥ケウ🔗🔉

アーチ‐きょうアーチ橋‥ケウ 主桁しゅげたがアーチ構造の橋。 ⇒アーチ【arch】

アーチスト【artist】🔗🔉

アーチストartist】 芸術家。特に美術家・演奏家。中村正直、西国立志編「―、工芸の人」

アーチ‐ダム【arch dam】🔗🔉

アーチ‐ダムarch dam】 上流側へアーチ状に張り出した構造のダム。コンクリートで築造し、アーチを利用して水圧などの外力を両岸の岩盤で支える。拱堰堤きょうえんてい→ダム(図) ⇒アーチ【arch】

アーティキュレーション【articulation】🔗🔉

アーティキュレーションarticulation】 ①ことばを歯切れよく、一音一音はっきりと発音してしゃべること。 ②学校間で教育内容や履修単位に連続性・互換性を持たせること。

アーティクル【article】🔗🔉

アーティクルarticle】 ①新聞や雑誌の、記事・論説。 ②法律や契約の箇条。条項。

アーティチョーク【artichoke】🔗🔉

アーティチョークartichoke】 キク科の多年草。原産地は地中海沿岸。アザミに似るが大形、頭花は紅紫色で直径8センチメートルに達する。蕾つぼみから総苞を除いたものや、もやし状に育てた葉柄を食用。チョウセンアザミ。 アーティチョーク

🄰ARTS🔗🔉

ARTS(アーツ) [Automated Radar Terminal System]空港で使用されるターミナル‐レーダー管制情報処理システム.

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