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うえ‐ざま【上方】ウヘ‥🔗⭐🔉
うえ‐ざま【上方】ウヘ‥
上の方。宇治拾遺物語12「三たび―へ蹴上げ蹴上げして」
うえ‐つ‐かた【上つ方】ウヘ‥🔗⭐🔉
うえ‐つ‐かた【上つ方】ウヘ‥
身分の高い人々。上流階級。狂言、見物左衛門「何ぢや―の船遊び」
かみ‐がた【上方】🔗⭐🔉
かみ‐がた【上方】
明治維新以前、京都に皇居があったため、京都およびその付近、また、広く畿内地方を呼びならわすようになった称。狂言、磁石「未だ―を見物致さぬ程に」
⇒かみがた‐うた【上方唄・上方歌】
⇒かみがた‐え【上方絵】
⇒かみがた‐かぶき【上方歌舞伎】
⇒かみがた‐きょうげん【上方狂言】
⇒かみがた‐ご【上方語】
⇒かみがた‐ざいろく【上方才六】
⇒かみがた‐しゅ【上方衆】
⇒かみがた‐じょうるり【上方浄瑠璃】
⇒かみがた‐すじ【上方筋】
⇒かみがた‐ぜえろく【上方贅六】
⇒かみがた‐ぶんがく【上方文学】
⇒かみがた‐まい【上方舞】
⇒かみがた‐もの【上方者】
かみがた‐うた【上方唄・上方歌】🔗⭐🔉
かみがた‐うた【上方唄・上方歌】
①江戸時代に、上方で演奏されていた三味線伴奏の歌曲に対する江戸の人の称。地歌の別称としても用いる。↔江戸唄。
②江戸歌のうち、現在上方にのみ伝わる曲の総称。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐え【上方絵】‥ヱ🔗⭐🔉
かみがた‐え【上方絵】‥ヱ
上方で行われた浮世絵版画。↔江戸絵。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐かぶき【上方歌舞伎】🔗⭐🔉
かみがた‐かぶき【上方歌舞伎】
上方で発達した歌舞伎。→上方狂言。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐きょうげん【上方狂言】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
かみがた‐きょうげん【上方狂言】‥キヤウ‥
京坂地方独特の柔らかみと色気とを持つ歌舞伎狂言。元禄(1688〜1704)期の坂田藤十郎が上演した狂言や、宝暦(1751〜1764)以降の義太夫狂言はその代表。↔江戸狂言。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐ご【上方語】🔗⭐🔉
かみがた‐ご【上方語】
江戸時代、京都・大坂を中心に使われた言語。上方言葉。↔江戸語。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐ざいろく【上方才六】🔗⭐🔉
かみがた‐ざいろく【上方才六】
江戸で、上方の人をののしっていう称。かみがたぜえろく。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐しゅ【上方衆】🔗⭐🔉
かみがた‐しゅ【上方衆】
上方の人々。かみがたもの。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐じょうるり【上方浄瑠璃】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
かみがた‐じょうるり【上方浄瑠璃】‥ジヤウ‥
上方で生まれた浄瑠璃。主に流派を指していう。義太夫節・文弥ぶんや節・伊勢島節・嘉太夫節・角太夫かくたゆう節・播磨節の類。↔江戸浄瑠璃。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐すじ【上方筋】‥スヂ🔗⭐🔉
かみがた‐すじ【上方筋】‥スヂ
江戸幕府で、畿内および近江・丹波・播磨の8カ国を一つの地方区として称したもの。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐ぜえろく【上方贅六】🔗⭐🔉
かみがた‐ぜえろく【上方贅六】
(→)上方才六ざいろくに同じ。浮世風呂2「おめへがたの事を―といふわな」
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐ぶんがく【上方文学】🔗⭐🔉
かみがた‐ぶんがく【上方文学】
江戸時代文学の一区分。元禄期を中心として京坂地方に行われた町人文学。西鶴の浮世草子、近松門左衛門・竹田出雲らの浄瑠璃など溌剌たる生命がみなぎる。写実を生命とし、文体は雅俗折衷、俳諧風な文章の運び方を持つ。↔江戸文学。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐まい【上方舞】‥マヒ🔗⭐🔉
かみがた‐まい【上方舞】‥マヒ
上方で発生して広まった舞。能の舞から影響を受け、座敷舞として完成。京都または大阪を本拠地とする。→京舞。
⇒かみ‐がた【上方】
かみがた‐もの【上方者】🔗⭐🔉
かみがた‐もの【上方者】
上方の人。
⇒かみ‐がた【上方】
かみ‐ざま【上方・上様】🔗⭐🔉
かみ‐ざま【上方・上様】
①うえの方。
②上流の人々。↔下方しもざま。
③京都で、北の方。徒然草「四条より―の人」
かみ‐つ‐かた【上つ方】🔗⭐🔉
かみ‐つ‐かた【上つ方】
①上の方。かみに当たる方。
②京都で、御所に近い、北の方。栄華物語初花「―にさべき御さまにと、おきてきこえさせ給ふ」
かみ‐の‐かた【上の方】🔗⭐🔉
かみ‐の‐かた【上の方】
舞台の上手かみて。舞台の向かって右手。歌舞伎、助六所縁江戸桜「―の床几に腰をかける」
じょう‐ほう【上方】ジヤウハウ🔗⭐🔉
じょう‐ほう【上方】ジヤウハウ
①うえの方。
②山上の仏寺。山寺。奥の院。
③禅寺の住職。方丈。
④地位の高い人。至花道「貴人・―様の御比判にも」
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