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たんぜん‐ふう【丹前風】🔗🔉

たんぜん‐ふう丹前風】 江戸初期に流行した遊客や侠客などのはでな風俗。広袖の羽織をゆったり着るなど独特のものがあった。丹前風呂の湯女ゆな勝山に始まるともいう。丹前姿。好色一代男1「そもそも―と申すは、江戸にて丹後殿前に風呂ありし時、勝山といへる女すぐれて情ふかく」 ⇒たん‐ぜん【丹前】

たんぜん‐ぶろ【丹前風呂】🔗🔉

たんぜん‐ぶろ丹前風呂】 江戸初期、江戸神田四軒町・雉子町きじちょうのあたりにあった風呂屋。容色のすぐれた湯女ゆなを置いて遊客を誘い大いに繁昌した。堀丹後守の屋敷前にあたるので名づけた。浮世風呂3「―の風流は古に廃れども」 ⇒たん‐ぜん【丹前】

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