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い‐の‐こ【亥の子】ヰ‥🔗🔉

い‐の‐こ亥の子ヰ‥ ①陰暦10月上の亥の日。江戸時代にはこの日から火燵こたつを開いた。〈[季]冬〉。→亥の子の祝。 ②西日本で陰暦10月亥の日に行われる行事。収穫祭の類。田の神が去っていく日と信じられ、子どもらが石に縄を何本もつけ(あるいは縄を堅く固めた束で)、土を打って唱えごとをして回る。亥の子突き。亥の子槌づち→十日夜とおかんや。 ③「亥の子餅」の略。 ⇒いのこ‐づき【亥の子突き】 ⇒いのこ‐の‐いわい【亥の子の祝】 ⇒いのこ‐もち【亥の子餅】

いのこ‐づき【亥の子突き】ヰ‥🔗🔉

いのこ‐づき亥の子突きヰ‥ (→)「亥の子」2に同じ。 ⇒い‐の‐こ【亥の子】

いのこ‐の‐いわい【亥の子の祝】ヰ‥イハヒ🔗🔉

いのこ‐の‐いわい亥の子の祝ヰ‥イハヒ 陰暦10月上の亥の日の亥の刻に亥の子餅を食う行事。万病を除くまじないとも、また猪は多産であるから子孫繁栄を祝うためともいう。宮中には摂津能勢地方の村々から餅が献上された時代もある。いのこもちの祝。玄猪げんちょ。厳重げんちょう。厳祥げんじょう⇒い‐の‐こ【亥の子】

いのこ‐もち【亥の子餅】ヰ‥🔗🔉

いのこ‐もち亥の子餅ヰ‥ 亥の子の祝に食う餅。いのこのもちひ。能勢餅のせもち→御成切おなりきり ⇒い‐の‐こ【亥の子】

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