複数辞典一括検索+![]()
![]()
○今は昔いまはむかし🔗⭐🔉
○今は昔いまはむかし
今から見れば昔のこと。むかしむかし。竹取物語「―、竹取の翁といふものありけり」
⇒いま【今】
いまばり【今治】
愛媛県北部の市。もと藤堂氏・久松氏3万石の城下町。来島くるしま海峡に臨む。タオルの生産地で、綿紡織の中小工場が多い。人口17万4千。
いま‐はるべ【伊馬春部】
劇作家・放送作家。本名、高崎英雄。福岡県生れ。ムーラン‐ルージュ2の座付き作者として活躍。作「桐の木横町」、ラジオドラマ「向う三軒両隣り」。(1908〜1984)
いまびき‐まい【今挽米】
(→)今摺米いまずりまいに同じ。
いま‐ひと【今人】
今の人。現在生きている人。金葉和歌集恋「―の心をみわの山にてぞ」
いま‐ひといき【今一息】
目標にもう少しのところまで至っていること。また、あとわずかだが不十分であるさま。「―で頂上だ」
いま‐ひとつ【今一つ】
①更にもう一つ。宇津保物語蔵開中「―のくぼありて」
②更にもうほんのちょっと。いまいち。「―物足りない」
いま‐ひめぎみ【今姫君】
新たに生まれた姫君。
いま‐ふう【今風】
現代風。当世風。
いま‐ぶき【今吹き】
新しく貨幣を鋳造すること。また、その貨幣。
いま‐ほど【今程】
このほど。近頃。謡曲、放下僧ほうかぞう「―人のもてあそび候は」
いま‐まいり【今参り】‥マヰリ
新たに出仕した者。新参者。枕草子28「―のさし越えて、物知り顔に教へやうなる事いひうしろみたる、いとにくし」
いままいり【今参】‥マヰリ
狂言。秀句に堪能な新参者が、大名の問いにすべて秀句で答える。
いま‐まで【今迄】
①今の時まで。「―待った」
②従来通り。狂言、川上「―ぢやと思ひをつたがよい」
いま‐みち【今道】
①新たにできた道。この名は各地に残るが、京都の北郊から比叡山を越えて坂本に出る道が名高い。
②中世以降の新しい里程。それまでの6町1里を36町1里に改めたもの。
いま‐みや【今宮】
①新たに生まれた皇子。
②ある神霊を分けてまつった神社。若宮。新宮。
いまみやのしんじゅう【今宮の心中】‥ヂユウ
浄瑠璃。近松門左衛門作の世話物。1711年(正徳1)初演。大坂本町菱屋の手代二郎兵衛と下女おきさが今宮の戎えびすの森で心中したことを脚色。
いまみや‐まつり【今宮祭】
(→)夜須礼祭やすらいまつりに同じ。
いまむら【今村】
姓氏の一つ。
⇒いまむら‐しこう【今村紫紅】
⇒いまむら‐しょうへい【今村昌平】
いま‐むらさき【今紫】
近世、古代紫に対して、赤みの少ない鮮紫色。
いまむら‐しこう【今村紫紅】
日本画家。横浜生れ。安田靫彦ゆきひこらと紅児会を結成。斬新な画風で日本画に新生面をひらく。代表作「熱国の巻」。(1880〜1916)
⇒いまむら【今村】
いまむら‐しょうへい【今村昌平】‥シヤウ‥
映画監督。東京生れ。「豚と軍艦」「にっぽん昆虫記」などで民衆を力強く描き、「楢山節考」「うなぎ」で国際的にも評価。日本映画学校を設立し後進を指導。(1926〜2006)
今村昌平
提供:毎日新聞社
⇒いまむら【今村】
いま‐めか・し【今めかし】
〔形シク〕
①当世風である。宇津保物語楼上上「身の上めでたく―・しくおはしますを」
②はなやかである。源氏物語真木柱「女官ども内侍ども参りつつ、―・しう人さわがしきに」
③今更めいている。わざとらしい。謡曲、夜討曾我「こは―・しき御諚にて候」
いま‐めがし【今芽樫】
ウバメガシの別称。
いま‐め・く【今めく】
〔自五〕
①当世風に振る舞う。今風である。土佐日記「欲しき物ぞおはすらむ、とは―・くものか」
②はでに振る舞う。はでな感じがする。源氏物語紅梅「いとはればれしう―・きたる人にて」
⇒いまむら【今村】
いま‐めか・し【今めかし】
〔形シク〕
①当世風である。宇津保物語楼上上「身の上めでたく―・しくおはしますを」
②はなやかである。源氏物語真木柱「女官ども内侍ども参りつつ、―・しう人さわがしきに」
③今更めいている。わざとらしい。謡曲、夜討曾我「こは―・しき御諚にて候」
いま‐めがし【今芽樫】
ウバメガシの別称。
いま‐め・く【今めく】
〔自五〕
①当世風に振る舞う。今風である。土佐日記「欲しき物ぞおはすらむ、とは―・くものか」
②はでに振る舞う。はでな感じがする。源氏物語紅梅「いとはればれしう―・きたる人にて」
こん‐じゃく【今昔】🔗⭐🔉
こん‐じゃく【今昔】
今と昔。こんせき。
⇒こんじゃく‐の‐かん【今昔の感】
こんじゃく‐の‐かん【今昔の感】🔗⭐🔉
こんじゃく‐の‐かん【今昔の感】
今と昔とを思いくらべて、その相違の甚だしいことから起こる感慨。
⇒こん‐じゃく【今昔】
こんじゃくものがたりしゅう【今昔物語集】‥シフ🔗⭐🔉
こんじゃくものがたりしゅう【今昔物語集】‥シフ
日本最大の古代説話集。12世紀前半の成立と考えられるが、編者は未詳。全31巻(うち28巻現存)を、天竺(インド)5巻、震旦(中国)5巻、本朝21巻に分け、各種の資料から1000余の説話を集めている。その各説話が「今は昔」で始まるので「今昔物語集」と呼ばれ、「今昔物語」と略称する。中心は仏教説話であるが、世俗説話も全体の3分の1以上を占め、古代社会の各層の生活を生き生きと描く。文章は、漢字と片仮名による宣命書きで、訓読文体と和文体とを巧みに混用している。
→文献資料[今昔物語集]
広辞苑に「今昔」で始まるの検索結果 1-5。