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し‐きり【仕切り】🔗🔉

し‐きり仕切り】 ①しきること。また、しきるもの。「―を取り払う」 ②取引や帳簿のしめくくり。 ㋐決算。 ㋑仕切売買の略。 ㋒清算取引での売買を受渡期日以前に転売買戻しにより始末すること。 ㋓転売買戻しによる損益を計算すること。 ㋔仕切金しきりきんの略。 ③相撲で両力士が土俵上に相対し、立合いの身構えをすること。 ④四十九日の法事。忌明ひあき⇒しきり‐いた【仕切り板】 ⇒しきり‐かかく【仕切価格】 ⇒しきり‐がわせ【仕切為替】 ⇒しきり‐きん【仕切金】 ⇒しきり‐じょう【仕切状】 ⇒しきり‐せん【仕切り線】 ⇒しきり‐ちがいだな【仕切り違い棚】 ⇒しきり‐なおし【仕切り直し】 ⇒しきり‐ねだん【仕切値段】 ⇒しきり‐ば【仕切羽】 ⇒しきり‐ば【仕切場】 ⇒しきり‐ばいばい【仕切売買】 ⇒しきり‐はぎ【仕切矧ぎ】 ⇒しきり‐ます【仕切枡】 ⇒しきり‐や【仕切屋】

しきり‐いた【仕切り板】🔗🔉

しきり‐いた仕切り板】 ①間をへだてる板。 ②船に穀物などを積むとき、船体の動揺により貨物が移動するのを防ぐため、艙そう内に船体の中心線に添って設けた板。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐かかく【仕切価格】🔗🔉

しきり‐かかく仕切価格】 売買契約を決済する際の値段。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐がわせ【仕切為替】‥ガハセ🔗🔉

しきり‐がわせ仕切為替‥ガハセ 仕切状を添えた為替。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐きん【仕切金】🔗🔉

しきり‐きん仕切金】 売主が買主から受け取るべき代金諸経費の総額。仕切銀。しきりがね。しきり。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐じょう【仕切状】‥ジヤウ🔗🔉

しきり‐じょう仕切状‥ジヤウ 売買契約の条件を正当に履行したことを、売主が買主に宛て証明する書類。単に商品の明細書であるにとどまらず、手形金額・保険価額等を算定する基礎となる重要書類。仕切書。送状。インボイス。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐せん【仕切り線】🔗🔉

しきり‐せん仕切り線】 ①書面などを区画するために引く線。 ②相撲で、土俵上に引いた2本の白線。仕切りの際に力士が手をおろし、この線を越えて相手に近付いてはならないとする。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐ちがいだな【仕切り違い棚】‥チガヒ‥🔗🔉

しきり‐ちがいだな仕切り違い棚‥チガヒ‥ 床脇の棚の一形式。上下二組の違い棚を1本の束つかで支える式のもの。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐なおし【仕切り直し】‥ナホシ🔗🔉

しきり‐なおし仕切り直し‥ナホシ 相撲で、立合いの呼吸が合わず、仕切りをやり直すこと。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐ねだん【仕切値段】🔗🔉

しきり‐ねだん仕切値段】 ①成行き値段で売買を委託した場合、売買の成立する値段。 ②清算取引で転売買戻しをして売買建玉たてぎょくを整理する際の値段。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐ば【仕切羽】🔗🔉

しきり‐ば仕切羽】 白羽・黒羽を交ぜ合わせてはいだ矢。中黒・中白など。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐ば【仕切場】🔗🔉

しきり‐ば仕切場】 ①歌舞伎劇場で一切の会計を扱う事務所。また、そこに詰めている手代の称。 ②仕切屋の作業所。廃品を整理したり取引したりする所。 ③鶯餅うぐいすもちの異称。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐ばいばい【仕切売買】🔗🔉

しきり‐ばいばい仕切売買】 株式業者が顧客の注文に対し、取引所に出さず店頭で売買すること。しきり。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐はぎ【仕切矧ぎ】🔗🔉

しきり‐はぎ仕切矧ぎ】 仕切羽の矢羽をはぐこと。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐ます【仕切枡】🔗🔉

しきり‐ます仕切枡】 劇場で1枡ずつに仕切った見物席。角材を縦横にわたして定人数に区画し、7人詰・5人詰・4人詰などとする。枡。 ⇒し‐きり【仕切り】

しきり‐や【仕切屋】🔗🔉

しきり‐や仕切屋】 集めてきた廃品を仕分けて売り払う業者。 ⇒し‐きり【仕切り】

し‐き・る【仕切る】🔗🔉

し‐き・る仕切る】 〔他五〕 ①区画する。かぎる。好色一代男2「六畳敷に幾間も―・り」。「へやを―・る」 ②間を断つ。そこで終りとする。日葡辞書「ミチヲシキル」 ③帳簿で損益の決算をする。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「算用は今日残らず―・りて」 ④物事を適切に処理する。とりしきる。「宴会を―・る」 ⑤(自動詞的に用いて)相撲で、仕切りをする。

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