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せん‐い【僭位】‥ヰ🔗🔉

せん‐い僭位‥ヰ 身分を越えて君主の位につくこと。また、その位。

せん‐えつ【僭越】‥ヱツ🔗🔉

せん‐えつ僭越‥ヱツ 自分の身分・地位をこえて出過ぎたことをすること。そういう態度。でしゃばり。謙遜の気持でも使う。「―な振舞い」「―ながら申し上げます」

せん‐おう【僭王】‥ワウ🔗🔉

せん‐おう僭王‥ワウ 身分をこえて帝王の名を称するもの。

せん‐ごう【僭号】‥ガウ🔗🔉

せん‐ごう僭号‥ガウ 勝手につけた、身分を越えた称号。また、それを称すること。僭称。

せん‐しゅ【僭主】🔗🔉

せん‐しゅ僭主】 ①武力で王位を奪い、帝王の称号を僭称する者。 ②(tyrannos ギリシア)古代ギリシアで、主として貴族・平民の抗争を利用し、非合法手段で政権を占有した独裁者。僭主政は貴族政と民主政との過渡段階として出現する場合が多い。タイラント。

せん‐しょう【僭上】‥シヤウ🔗🔉

せん‐しょう僭上‥シヤウ (センジョウとも) ①身分を越えて奢おごりたかぶること。長上をしのぐこと。「―のふるまい」 ②分を越えたおごり。ぜいたく。好色一代女5「若い時にはつかひたき金銀はままならず、―はしたし」 ③大言壮語すること。浄瑠璃、心中天の網島「色里で―言ふことは、治兵衛めにはかなはねど」 ⇒せんしょう‐おとこ【僭上男】

せん‐しょう【僭称】🔗🔉

せん‐しょう僭称】 勝手に身分を越えて上の称号を自称すること。また、その称号。「王を―する」

せんしょう‐おとこ【僭上男】‥シヤウヲトコ🔗🔉

せんしょう‐おとこ僭上男‥シヤウヲトコ 身のほど知らずにぜいたくをする男。日本永代蔵4「世上構はず―、如何に己れが金銀遣うてすればとて」 ⇒せん‐しょう【僭上】

せん・す【僭す】🔗🔉

せん・す僭す】 〔自サ変〕 身分を越えて目上の人のまねをする。僭越なふるまいをする。

せん‐せつ【僭窃】🔗🔉

せん‐せつ僭窃】 ①身分を越えて位をぬすむこと。 ②臣下が主君に属するものを押領おうりょうすること。

せん‐よう【僭用】🔗🔉

せん‐よう僭用】 身のほどを越えて使用すること。

ひと‐ころ・う【僭ふ】‥コロフ🔗🔉

ひと‐ころ・う僭ふ‥コロフ 〔他四〕 分限を超えて上の人のことをまねる。同じくらいのものを並べて比較する。皇極紀「独り―・ひ立たむことを謨はかる」

[漢]僭🔗🔉

 字形 〔人(亻・)部12画/14画/4908・5128〕 〔音〕セン(呉)(漢) [意味] 分を越える。下の者が身分不相応に上の者をまねる。おかす。「僭越・僭称」 ▷俗に[僣]と書くが、もと別字。

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