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めん‐えき【免疫】🔗⭐🔉
めん‐えき【免疫】
①生体が疾病、特に感染症に対して抵抗力を獲得する現象。自己と非自己を識別し、非自己から自己を守る機構で、脊椎動物で特に発達。微生物など異種の高分子(抗原)の体内への侵入に対してリンパ球・マクロファージなどが働いて特異的な抗体を形成し、抗原の作用を排除・抑制する。細胞性免疫と体液性免疫とがある。→抗原→抗体。
②比喩的に、物事がたび重なって、その事に慣れてしまうこと。「―になる」
⇒めんえき‐おうとう‐いでんし【免疫応答遺伝子】
⇒めんえき‐がく【免疫学】
⇒めんえき‐グロブリン【免疫グロブリン】
⇒めんえき‐けっせい【免疫血清】
⇒めんえき‐たい【免疫体】
⇒めんえき‐たんとう‐さいぼう【免疫担当細胞】
⇒めんえき‐ふぜん‐しょう【免疫不全症】
⇒めんえき‐よくせいざい【免疫抑制剤】
⇒めんえき‐りょうほう【免疫療法】
めんえき‐おうとう‐いでんし【免疫応答遺伝子】‥タフヰ‥🔗⭐🔉
めんえき‐おうとう‐いでんし【免疫応答遺伝子】‥タフヰ‥
免疫にかかわる反応を支配している遺伝子。Ir(immune response)遺伝子。
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐がく【免疫学】🔗⭐🔉
めんえき‐がく【免疫学】
免疫現象を研究する学問。ジェンナーの種痘法、パスツールの炭疽・鶏コレラの予防の研究を先駆として、生物学的・化学的に広汎に発達した。
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐グロブリン【免疫グロブリン】🔗⭐🔉
めんえき‐グロブリン【免疫グロブリン】
(immunoglobulin)「抗体」参照。Ig
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐けっせい【免疫血清】🔗⭐🔉
めんえき‐けっせい【免疫血清】
免疫をもつ動物もしくは人工的に免疫にした動物より得られる、抗体を含有する血清。→血清療法。
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐たい【免疫体】🔗⭐🔉
めんえき‐たい【免疫体】
(→)抗体に同じ。
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐たんとう‐さいぼう【免疫担当細胞】‥タウ‥バウ🔗⭐🔉
めんえき‐たんとう‐さいぼう【免疫担当細胞】‥タウ‥バウ
免疫機能において重要な役目を果たす細胞。リンパ球をはじめ形質細胞・マクロファージなど。
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐ふぜん‐しょう【免疫不全症】‥シヤウ🔗⭐🔉
めんえき‐ふぜん‐しょう【免疫不全症】‥シヤウ
免疫に関与する器官や細胞に欠損があって免疫機能が低下した状態。原発性(先天性)と獲得性(後天性)とがある。前者には無ガンマ‐グロブリン血症、胸腺無形成症、重症複合型先天性免疫不全、ウィスコット‐アルドリッチ症候群、毛細管拡張性運動失調症などがある。後者では特にエイズが注目される。→原発性免疫不全症→後天性免疫不全症候群。
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐よくせいざい【免疫抑制剤】🔗⭐🔉
めんえき‐よくせいざい【免疫抑制剤】
免疫機能を抑制する薬剤。特異的で一定の反応だけを抑えるものと、非特異的なものとがあるが、多くは後者。シクロホスファミド・アザチオプリン・シクロスポリンAなど。
⇒めん‐えき【免疫】
めんえき‐りょうほう【免疫療法】‥レウハフ🔗⭐🔉
めんえき‐りょうほう【免疫療法】‥レウハフ
免疫現象を利用する治療法。ワクチン・抗血清の投与など抗原特異的なものと、非特異的に免疫機能を賦活するものとがある。
⇒めん‐えき【免疫】
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