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とり‐こ・む【取り込む】🔗⭐🔉
とり‐こ・む【取り込む】
[一]〔他五〕
①取って内へ入れる。源氏物語帚木「をかしき古事をも、はじめより―・みつつ」。「洗濯物を―・む」
②取って自分のものとする。大鏡道長「いかでかさる有識をば、ものげなきわか人にては―・められしよ」
③手のうちにまるめこむ。籠絡する。好色一代男4「『ちと御立寄』と―・む事もあり」
[二]〔自五〕
用事が一時に集まって多忙である。また、出来事などでごたごたしている。好色一代男7「手前―・み早々申し残し候」。「決算で―・んでいる」
[三]〔他下二〕
(「取り籠む」と書く)
①内にとめておく。おしこめる。宇津保物語国譲下「おとどをあるやむごとなき所に―・めらるべしとや」
②物の怪などが、とりついて離さない。大鏡時平「こはき物の気に―・められ給へる人に」
③取り囲む。平家物語9「大勢のなかに―・めて、責め給へば」
④手のうちにまるめこむ。籠絡する。落窪物語1「おとども北の方に―・められて、よもし給はじ」
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