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しな‐だま【品玉】🔗⭐🔉
しな‐だま【品玉】
①田楽などで、玉をいくつも空中に投げては巧みにうけとめる曲芸。たまとり。弄玉。
②転じて、てじな。てづま。
③(→)「おてだま」に同じ。
⇒しなだま‐づかい【品玉遣い】
⇒品玉も種から
しなだま‐づかい【品玉遣い】‥ヅカヒ🔗⭐🔉
しなだま‐づかい【品玉遣い】‥ヅカヒ
品玉の技を演ずる人。たまとり。
⇒しな‐だま【品玉】
○品玉も種からしなだまもたねから
何事をするにも、材料がなければ手の下しようのないたとえ。
⇒しな‐だま【品玉】
○品玉も種からしなだまもたねから🔗⭐🔉
○品玉も種からしなだまもたねから
何事をするにも、材料がなければ手の下しようのないたとえ。
⇒しな‐だま【品玉】
しな‐だゆう‥ダユフ
〔枕〕
(「しな」は坂、坂道を早く歩けないの意か)「ささなみ路」にかかる。古事記中「―ささなみ路をすくすくと吾が行いませばや」
しなたり‐くぼ【
】
女陰。〈日本霊異記下訓釈〉
しな‐だれ【撓垂】
①しなだれること。
②草摺くさずり。
③篠垂しのだれ。
しなだれ‐かか・る【撓垂れ掛かる】
〔自五〕
人にこびてもたれかかる。「甘えて肩に―・る」
しな‐だ・れる【撓垂れる】
〔自下一〕[文]しなだ・る(下二)
①しなって垂れる。
②こびたり甘えたりして人に寄り添い、または寄りかかる。「母親に―・れる」
しな‐ちく【支那竹】
(→)メンマに同じ。
しな‐チベット‐ごぞく【支那チベット語族】
(Sino-Tibetan)西はチベットから東は中国全土をおおい、南はタイ・ミャンマーを含む地域の諸言語。シナ語派(中国語など)・チベット‐ビルマ語派(チベット語・ビルマ語など)の2語派に分けられ、それにタイ語派を加えることもある。孤立語であることが特徴。
しな‐ちゃ【支那茶】
(→)中国茶に同じ。
しな‐ちりめん【支那縮緬】
中国で産出される絹織物。日本の縮緬と同じく、製織の後、仕上げる。主産地は浙江省。縐紗しゅうさ。
じな‐つ・く
〔自四〕
媚態を作る。浄瑠璃、伊賀越道中双六「わしや此方様に惚れたわいの、と―・きかければ」
しな‐づけ【品付け】
(→)「しながき(品書)」に同じ。
しなつこ‐らし・い
〔形〕
やさしい態度である。愛想がよい。浄瑠璃、伊賀越道中双六「娘御があの様に―・う言はしやるので」
しな‐つな【科綱】
シナノキの皮で作った綱。
しなつひこ‐の‐かみ【級長津彦神】
風をつかさどる神。竜田神・竜田風神と同神ともいう。級長戸辺神しなとべのかみ。
しな‐てる
〔枕〕
(「しな」は坂の意)「かた(片)」にかかる。推古紀「―片岡山に」
⇒しなてる‐や
しなてる‐や
〔枕〕
「かた(片)」「にほのみづうみ(鳰の湖)」にかかる。源氏物語早蕨「―にほのみづうみにこぐ舟の」
⇒しな‐てる
しなと‐の‐かぜ【科戸の風・級長戸の風】
(級長戸辺神しなとべのかみの名に基づく)風の異称。祝詞、大祓詞「―の天の八重雲を吹き放つ事の如く」
しなとべ‐の‐かみ【級長戸辺神】
級長津彦神しなつひこのかみの別名。
シナトラ【Frank Sinatra】
アメリカの歌手・映画俳優。ヒット曲「マイ‐ウェイ」「ニューヨーク‐ニューヨーク」など。映画では「踊る大紐育」「地上より永遠に」「上流社会」などに出演。(1915〜1998)
シナトラ
提供:ullstein bild/APL
しな‐な・し【品無し】
〔形ク〕
①下品である。源氏物語常夏「心安く、うち捨てざまにもてなしたる、―・き事なり」
②愛想がない。浄瑠璃、双生隅田川「いざ船遊山と手を取れば、班女―・く振り放し」
しな‐ぬの【科布】
シナノキの靱皮じんぴ繊維で織った布。目あらく、色赤黒く、水湿に堪える。信濃布しなのぬの。
しなの【信濃】
①旧国名。いまの長野県。科野。信州。
②信濃者の略。
⇒しなの‐いも【信濃芋】
⇒しなの‐うめ【信濃梅】
⇒しなの‐お【信濃苧】
⇒しなの‐おいわけ【信濃追分】
⇒しなの‐がき【信濃柿】
⇒しなの‐がわ【信濃川】
⇒しなの‐きんばい【信濃金梅】
⇒しなの‐じ【信濃路】
⇒しなの‐つむぎ【信濃紬】
⇒しなの‐とくさ【信濃木賊】
⇒しなの‐ぬの【信濃布】
⇒しなののぜんじ‐ゆきなが【信濃前司行長】
⇒しなの‐まいにち‐しんぶん【信濃毎日新聞】
⇒しなの‐もの【信濃者】
しなの‐いも【信濃芋】
ジャガイモの異称。
⇒しなの【信濃】
しなの‐うめ【信濃梅】
小梅こうめの異称。
⇒しなの【信濃】
しなの‐お【信濃苧】‥ヲ
〔植〕イチビの異称。
⇒しなの【信濃】
しなの‐おいわけ【信濃追分】‥オヒ‥
①長野県軽井沢町追分の通称。もと中山道と北国街道との分岐点に当たる宿駅。浅間三宿の一つ。
②長野県の民謡。→追分節。
⇒しなの【信濃】
しなの‐がき【信濃柿】
カキノキ科の落葉小高木。野生の柿の一種で高さ約6メートル。果実は小さく、球形・楕円形などで、熟せば食用となるが、主に未熟のものから渋をとるために栽培する。材は建築用・器具用。東北・信越地方に多く栽培。マメガキ。ブドウガキ。千生せんなり柿。
⇒しなの【信濃】
しなの‐がわ【信濃川】‥ガハ
長野・新潟両県にまたがる川。本流千曲ちくま川は秩父山地に発源し、最大の支流犀川は飛騨山脈に発し、長野市南東部で合流した後、北東に流れ新潟県に入って信濃川と称し、魚野川を合わせて新潟市で日本海に注ぐ。日本で第1位の長流で、長さ367キロメートル。
信濃川と越後三山
撮影:新海良夫
⇒しなの【信濃】
しな‐の‐き【科木】
シナノキ科の落葉高木。山地に自生、高さ10メートルに達する。初夏、葉のつけ根に帯黄色で香りの高い小花を房状につけ、花柄の中部に箆へら状の苞がある。材は器材や経木、マッチの軸に供し、花や果実は薬用。皮は布・紙の原料。ヘラノキ。
しなのき
しなの‐きんばい【信濃金梅】
キンポウゲ科の多年草。太い根茎があり、茎の高さ約30センチメートル。根出葉は長柄で掌状、茎葉は小形で無柄。花は黄金色で花弁状の5萼片と雄しべが多数ある。本州中部より北の高山草地に生ずる。→キンバイソウ。
シナノキンバイ
提供:岩波書店
⇒しなの【信濃】
しなの‐じ【信濃路】‥ヂ
①信濃の国のみち。また、信濃の国へ通ずるみち。万葉集14「―は今の墾道はりみち」
②信濃地方。
⇒しなの【信濃】
しなの‐つむぎ【信濃紬】
信濃で産する紬。浄瑠璃、生玉心中「―の糸よりも、心が細く気も弱く」
⇒しなの【信濃】
しなの‐とくさ【信濃木賊】
信濃産のトクサ。狂言、末広がり「―・椋の葉をもつて七日七夜磨いたによつて」
⇒しなの【信濃】
しなの‐ぬの【信濃布】
(→)「しなぬの(科布)」に同じ。宇治拾遺物語8「長高き僧の鬼のごとくなるが、―を衣に着」
⇒しなの【信濃】
しなののぜんじ‐ゆきなが【信濃前司行長】
鎌倉時代の人。藤原行長。徒然草の記事によって平家物語の作者に擬せられる人。中山行隆の子で前下野守、入道して慈円に扶持された。生没年未詳。
⇒しなの【信濃】
しなの‐まいにち‐しんぶん【信濃毎日新聞】
長野県を中心とする日刊新聞。前身は1873年(明治6)創刊の「長野新報」。81年現名に改題。信毎しんまい。
⇒しなの【信濃】
しなの‐もの【信濃者】
(→)「おしな」に同じ。
⇒しなの【信濃】
しな‐ばこ【品箱】
釣道具を入れておく箱。しかけ箱。
しな‐ばん【品番】
⇒ひんばん
しな・びる【萎びる】
〔自上一〕[文]しな・ぶ(上二)
生気が衰えてしぼむ。しおれよわる。みずみずしさがなくなる。浄瑠璃、心中宵庚申「此の半兵衛は蔵にべらべら何してゐやる。見世の売物が―・びる」。「―・びたみかん」
しな・ぶ【匿ぶ】
〔他下二〕
かくす。つつむ。しなむ。〈享和本新撰字鏡〉
しな‐ぶくろ【科袋】
科布しなぬので作り、米穀などを入れるのに用いる袋。
シナプス【synapse】
〔生〕(シナップスとも)神経細胞と神経細胞または他の細胞との接続関係およびその接合部。この接続関係は、脳や脊髄の灰白質や神経節に集中する。シナプスを介して細胞の興奮が伝達される場合と、次の細胞の興奮が抑制される場合とがある。
しな‐ぶそく【品不足】
商品が不足すること。しなうす。
しな‐ぶれ【品触れ】
紛失品または贓品ぞうひんなどの発見を容易にするために、警察が品目や特異の点などを摘記して古物商・質屋などに触れ示すこと。
しな‐べ【品部】
(「品々の部」の意。多くの種類があるからいう)
①世襲的な職業を通じて大和政権に隷属した人民の組織。平生は一般の農民・漁民として生活し、政権に対しては、毎年一定額の特産物を貢納するもの、交代で勤務して労働奉仕するもの、などの別がある。管理者は連むらじ・造みやつこ・首おびとなどの姓かばねをもつ豪族。
②1のうち、大化改新後も諸官司に配属された特殊技術者の集団。図書寮の紙戸、雅楽寮の楽戸の類。奈良中期から次第に廃止。
しな・む【匿む】
〔他下二〕
(→)「しなぶ」に同じ。仲哀紀「天皇の喪みものおもいを―・めて天下に知らしめず」
しな‐め【品目】
物品の名目。ひんもく。
しな‐め・く【品めく】
〔自四〕
品よく見える。上品である。しなやかである。春曙抄本枕草子文ことばなめき人こそ「あいぎやうなくと、ことば―・きなどいへば」
しなめ・し
〔形ク〕
(シナム(匿)と同源か)こっそり…している。一説に、品しなをつくるさま。琴歌譜「道の辺の榛と櫟と―・くも言ふなるかもよ」
しな‐もじ【品文字】
「品」の字の形に物の三つ並んださま。
しな‐もの【品物】
(→)しな2に同じ。物品。「上等の―」
しな‐もの【品者】
美人。愛すべき女。浄瑠璃、井筒業平河内通「十七花盛り、ぽつとり者の―様」
シナモン【cinnamon】
(→)肉桂にっけい2に同じ。
しな‐やか
①上品なさま。たおやか。源氏物語夢浮橋「―なるわらはの」
②しなうさま。弾力にとんでたわむさま。「―な体つき」
しな・ゆ【萎ゆ】
〔自下二〕
生気を失ってしおれる。万葉集19「うち嘆き―・えうらぶれしのひつつ」
し‐なら・う【為習ふ】‥ナラフ
〔他四〕
ある事をしばしばする。慣れて上手になる。源氏物語浮舟「よろづ、右近ぞ、空言そらごとを―・ひける」
じ‐ならし【地均し】ヂ‥
①地面を平らにすること。また、その作業のために使うローラーなどの道具。
②転じて、ある物事を円滑に進めるための準備工作。下工作。「交渉の―」
じ‐なり【地形】ヂ‥
土地のありさま。ちけい。
じ‐なり【地鳴り】ヂ‥
地震の前後または震動に伴う一種の音響。ちめい。
シナリオ【scenario】
映画・放送などで、場面の順序、俳優の台詞せりふ・動作などを記した台本。脚本。
⇒シナリオ‐じしん【シナリオ地震】
⇒シナリオ‐ライター【scenario writer】
シナリオ‐じしん【シナリオ地震】‥ヂ‥
発生があらかじめ想定できる地震。地震危険度の高い活断層に起因するものなど。
⇒シナリオ【scenario】
シナリオ‐ライター【scenario writer】
シナリオを書く人。脚本家。
⇒シナリオ【scenario】
しな‐りょうり【支那料理】‥レウ‥
中国料理の旧称。
しな・る【撓る】
〔自五〕
(→)「しなう」に同じ。
し‐な・れる【為馴れる・為慣れる】
〔自下一〕[文]しな・る(下二)
してなれる。熟練する。源氏物語蛍「空言そらごとを、よく―・れたる口つきよりぞ」
しな‐ろうにん【支那浪人】‥ラウ‥
(→)大陸浪人に同じ。
しな‐わけ【品別け】
品物を区別すること。類別。
し‐なん【四難】
仏に値遇ちぐしその説く法を聞いて信ずることの困難を四つに分けたもの、すなわち値仏難・説法難・聞法難・信受難。
し‐なん【至難】
この上なく難しいこと。「―の業わざ」
し‐なん【指南】
①南を指すこと。
②(指南車が方向を示して導くことから)教え示すこと。教え導くこと。また、その人。教授。「剣道―」
⇒しなん‐しゃ【指南車】
⇒しなん‐じょ【指南所】
⇒しなん‐ばん【指南番】
⇒しなん‐やく【指南役】
⇒しなん‐りょく【指南力】
じ‐なん【次男・二男】
2番目のむすこ。次子。
しなん‐しゃ【指南車】
古代の、方向を指し示す車。上に仙人の木像をのせ、歯車の仕掛けで、最初に南に向けておくと常に南を指すように装置した。中国で3世紀頃作られたが、伝説では黄帝が蚩尤しゆうと涿鹿たくろくの野に戦い、大霧に襲われたので、これを作って兵士に方向を教え示したといい、周初に越裳氏の使者が来貢し、その帰路に迷ったから、周公がこれを授けて国に帰らせたとも伝える。斉明紀「沙門智踰、―を造る」
指南車
⇒し‐なん【指南】
しなん‐じょ【指南所】
指南する場所。教授所。
⇒し‐なん【指南】
シナントロプス‐ペキネンシス【Sinanthropus pekinensis ラテン】
北京原人ペキンげんじんの学名。
しなん‐ばん【指南番】
大名に仕えて、武芸を教授した役。
⇒し‐なん【指南】
しなん‐やく【指南役】
物事を教授する役。また、指南番。
⇒し‐なん【指南】
しなん‐りょく【指南力】
〔心〕(→)見当識に同じ。
⇒し‐なん【指南】
しに【死に】
[一]〔名〕
死ぬこと。万葉集9「―も生いきも」
[二]〔接頭〕
①ののしる意を表す。「―畜生」
②役に立たない意を表す。「―金しにがね」「―学問」
シニア【senior】
①年長者。先輩。上級生。
②年輩者。高齢者。
③同種のものの内で上位の意を表す。上級の。「―‐クラス」
↔ジュニア。
⇒シニア‐ハイ‐スクール【senior high school】
ジニア【Zinnia ラテン】
広義には、キク科ヒャクニチソウ属植物(その学名)。また特に、ヒャクニチソウの園芸上の通称。
しに‐あと【死に後】
①死んだそのあと。しご。
②特に、先妻の死んだあと。
シニア‐ハイ‐スクール【senior high school】
アメリカの中等学校の一つで、日本の六‐三‐三制の最後の3年間に当たるもの。高等学校。
⇒シニア【senior】
しに‐いき【死に生き】
①死ぬことと生きること。死ぬか生きるか。いきしに。人情本、閑情末摘花「どうして片付く所か、―せへ分らねへ」
②死ぬこと。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「―もできかねまい」
しに‐いき【死に息】
死に近づいてわずかにつづくいき。虫の息。
しに‐いくさ【死に軍】
決死の戦い。死闘。
しに‐いそ・ぐ【死に急ぐ】
〔自五〕
命を縮めるようなことをする。「人生、―・ぐことはない」
し‐に‐いたる‐やまい【死に至る病】‥ヤマヒ
新約聖書ヨハネ福音書(11章)から出た言葉。絶望を意味する。(書名別項)
しにいたるやまい【死に至る病】‥ヤマヒ
(Sygdomen til Døden デンマーク)キルケゴールの主著。1849年刊。死に至る病、すなわち絶望は、キリスト教の説く罪であると論ずる。当時のキリスト教会への批判とともに近代的自我に対する批判を含む。
しに‐いちばい【死一倍】
親が死んで遺産を相続したら、元金を2倍にして返すという借金の約束。また、その借金。好色一代男1「早―、三百目の借り手形」
しに‐いでたち【死出立】
(→)死装束しにしょうぞくに同じ。西鶴諸国ばなし「―になりて行くを」
しに‐い・る【死に入る】
〔自四〕
①死ぬ。源氏物語御法「―・る魂の、やがてこの御からにとまらなむとおもほゆるも」
②気絶する。今昔物語集2「女これを聞きていよいよ嘆き悲しんで、―・りて又よみがへりぬ」
しに‐うま【死に馬】
死んだ馬。また、馬をののしっていう語。雨月物語1「この―は眼まなこをもはたけぬか」
⇒死に馬に鍼をさす






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