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から‐ぎぬ【唐衣】🔗⭐🔉
から‐ぎぬ【唐衣】
公家女子正装の最上層の衣。袷あわせで丈短く、奈良時代には袖がなく、平安時代になって袖が加えられ表衣うわぎの上に着けた。綾・浮織物の類で仕立てた。背子はいし。唐からの御衣おんぞ。枕草子23「桜の―どもくつろかにぬぎたれて」→女房装束
唐衣

から‐ころも【唐衣・韓衣】🔗⭐🔉
から‐ころも【唐衣・韓衣】
[一]〔名〕
(上代東国方言ではカラコロム)
①中国風の衣服。袖が大きく、裾は踝くるぶしまでとどき、上前・下前を深く合わせて着るもの。万葉集11「―君にうちきせ見まくほり」
②単に衣服の意。宇津保物語藤原君「―解き縫ふ人もなきものを涙のみこそすすぎきせけれ」
[二]〔枕〕
「ひも(紐)」「きる(着る)」「たつ(裁つ)」「そで(袖)」「すそ(裾)」にかかる。
からごろも‐きっしゅう【唐衣橘洲】‥シウ🔗⭐🔉
からごろも‐きっしゅう【唐衣橘洲】‥シウ
江戸後期の狂歌師。幕臣。小島氏。号は酔竹園。江戸の人。四方赤良よものあから・朱楽菅江あけらかんこうとともに狂歌中興の祖。作風は温雅・軽快で、天明調の先駆。著「明和十五番狂歌合」「狂歌若葉集」など。(1743〜1802)
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