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うな・る【唸る】🔗⭐🔉
うな・る【唸る】
〔自五〕
①力を入れて低い声を長く引いて出す。うめく。和英語林集成初版「ハラガイタクテウナッテイル」。「うんうん―・る」
②(獣が)低く吼ほえる。浄瑠璃、曾我虎が磨「―・り出でたる暴猪あれじしの」
③低く鈍い音が長く鳴りひびく。「凧が風に―・る」「エンジンが―・る」
④芝居で見物人が声をたててほめる。感心する。けなす声が起こるのを「わく」というのに対する。「大向うを―・らせる名演技」
⑤(主に「―・った」の形で)声を立てて感心するほど豪勢だ。また、ぎょうさんである。傾城禁短気「今時の大臣―・つたこともせぬもの」
⑥たくわえられた物が内にひしめきはちきれそうになる。力があまってむずむずする。浮世床2「それだから金がウンウンと―・らア」。「腕が―・る」「金は―・るほどある」
⑦(他動詞的に)謡うたいや浄瑠璃じょうるりなどを1のような声で歌ったり語ったりする。浮世風呂前「江戸節を―・る爺さまにて」。「義太夫を―・る」
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