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けい‐もう【啓蒙】🔗⭐🔉
けい‐もう【啓蒙】
(「啓」はひらく、「蒙」はくらい意)無知蒙昧もうまいな状態を啓発して教え導くこと。〈文明本節用集〉。「大衆を―する」
⇒けいもう‐しそう【啓蒙思想】
⇒けいもう‐ぜったい‐くんしゅ【啓蒙絶対君主】
⇒けいもう‐てき【啓蒙的】
けいもう‐しそう【啓蒙思想】‥サウ🔗⭐🔉
けいもう‐しそう【啓蒙思想】‥サウ
ヨーロッパ思想史上、17世紀末葉に起こり18世紀後半に至って全盛に達した旧弊打破の革新的な思想。人間的・自然的理性(悟性)を尊重し、宗教的権威に反対して人間的・合理的思惟の自律を唱え、正しい立法と教育を通じて人間生活の進歩・改善、幸福の増進を行うことが可能であると信じ、宗教・政治・社会・教育・経済・法律の各方面にわたって旧慣を改め新秩序を建設しようとした。オランダ・イギリスに興り、フランス・ドイツに及び、フランス革命を思想的に準備する役割を果たした。代表者にイギリスのロック・ヒューム、フランスのモンテスキュー・ヴォルテールおよび百科全書派、ドイツのウォルフ・レッシング・カントなど。啓蒙主義。
⇒けい‐もう【啓蒙】
けいもう‐ぜったい‐くんしゅ【啓蒙絶対君主】🔗⭐🔉
けいもう‐ぜったい‐くんしゅ【啓蒙絶対君主】
(enlightened despot)18世紀のヨーロッパ諸国で、啓蒙思想の影響のもとに、絶対主義の枠内で富国強兵を目指す上からの近代化のため、若干の改革や進歩的政策を行なった開明的な君主。プロイセンのフリードリヒ大王、オーストリアのヨーゼフ2世、ロシアのエカテリーナ2世など。啓蒙専制君主。
⇒けい‐もう【啓蒙】
けいもう‐てき【啓蒙的】🔗⭐🔉
けいもう‐てき【啓蒙的】
蒙をひらき教え導くさま。「―な本」
⇒けい‐もう【啓蒙】
けいもうのべんしょうほう【啓蒙の弁証法】‥ハフ🔗⭐🔉
けいもうのべんしょうほう【啓蒙の弁証法】‥ハフ
ホルクハイマーとアドルノがアメリカ亡命中に執筆したフランクフルト学派の代表的著作。1947年刊。ギリシアに始まった啓蒙的理性が、技術による外的自然の支配および道徳による内的自然の支配を通じて道具的理性となり、やがて野蛮と暴力へと逆転する過程を描く。
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