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たらち‐ね【足乳根・垂乳根】🔗🔉

たらち‐ね足乳根・垂乳根】 (乳を垂らす女、また乳の足りた女、満ち足りた女の意などという) ①女親。母。たらちめ。金葉和歌集「―は黒髪ながらいかなればこのまゆ白き糸となるらむ」 ②ふたおや。父母。今鏡「―はいかにあはれと思ふらむ三年になりぬ足立たずして」 ③(母を意味する「たらちめ」の語が生じたことから)父親。拾玉集1「―も又たらちめもうせはてて」 ⇒たらちね‐の【足乳根の・垂乳根の】

たらちね‐の【足乳根の・垂乳根の】🔗🔉

たらちね‐の足乳根の・垂乳根の】 〔枕〕 「母」「親」にかかる。万葉集11「―母に申さな」。古今和歌集「―親のまもりとあひそふる心ばかりはせきなとどめそ」 ⇒たらち‐ね【足乳根・垂乳根】

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