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た‐た【多多】🔗🔉

た‐た多多】 ①数の多いさま。たくさん。「不備な点は―ある」 ②(副詞的に)多ければ多いほど。多くなるに随って。 ⇒多多ますます弁ず

○多多ますます弁ずたたますますべんず🔗🔉

○多多ますます弁ずたたますますべんず [漢書韓信伝](韓信が漢の高祖と用兵の能力について語り合った際の言葉)多ければ多いほど巧みに処理することができる。才能ある者のはたらきをいう。転じて、多ければ多いほど都合がいい。「多々ますます善し」とも。 ⇒た‐た【多多】 たたまり畳まり】 かさなること。つもること。傾城禁短気「この兄分が仕過しの―大晦日に一度に発おこつて来て」 たたま・る畳まる】 〔自四〕 畳んだようになる。かさなる。つもる。 たたみ】 ①たたむこと。 ②古く、むしろ・こも・皮畳・絹畳などの敷物の総称。古事記「菅―八重、皮―八重、絹―八重を波の上に敷きて」 ③藁を糸でさしかためた床とこに藺で編んだ表をつけ、家の床ゆかの上に敷くもの。しきだたみ。 ④草履・雪踏・下駄などの表につけるもの。藺・籐とうまたは竹の皮を編んでつくる。 ⇒たたみ‐いす【畳椅子】 ⇒たたみ‐いと【畳糸】 ⇒たたみ‐いわし【畳鰯】 ⇒たたみ‐おび【畳帯】 ⇒たたみ‐おもて【畳表】 ⇒たたみ‐がえ【畳替え】 ⇒たたみ‐がみ【畳紙】 ⇒たたみ‐けめ【畳けめ】 ⇒たたみ‐こしかけ【畳腰掛】 ⇒たたみ‐こも【畳薦】 ⇒たたみ‐さし【畳刺し】 ⇒たたみ‐ざわり【畳触り】 ⇒たたみ‐ざん【畳算】 ⇒たたみ‐じゃく【畳尺】 ⇒たたみ‐しょく【畳職】 ⇒たたみ‐じわ【畳皺】 ⇒たたみ‐すいれん【畳水練】 ⇒たたみ‐たたき【畳叩き】 ⇒たたみ‐たて【畳楯・帖楯】 ⇒たたみ‐つき【畳付】 ⇒たたみ‐ばし【畳橋】 ⇒たたみ‐ばしご【畳梯子】 ⇒たたみ‐ばり【畳針】 ⇒たたみ‐ぶね【畳船】 ⇒たたみ‐べり【畳縁】 ⇒たたみ‐まくら【畳枕】 ⇒たたみ‐め【畳目】 ⇒たたみ‐め【畳和布】 ⇒たたみ‐もの【畳物】 ⇒たたみ‐ものさし【畳尺】 ⇒たたみ‐や【畳屋】 ⇒たたみ‐やたい【畳屋台】 ⇒たたみ‐よせ【畳寄】 ⇒たたみ‐わた【畳綿】 ⇒畳の上で死ぬ ⇒畳の上の水練 ⇒畳の塵を毟る ただ‐み正身・直身】 その人自身。本人。当人。古事記「其の功に報ゆれども其の―を滅してむと思ほしき」 たたみ‐あ・げる畳み上げる】 〔他下一〕[文]たたみあ・ぐ(下二) ①積み上げる。日葡辞書「イシ(石)ヲタタミアグル」 ②たたみおえる。 たたみ‐いす畳椅子】 たたんで、持ちはこびに便利なようにつくった椅子。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐いと畳糸】 青麻で製した糸。畳表や縁へりなどをさして縫いつけるのに用いる。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐いわし畳鰯】 イワシの稚魚を生のまま抄いて薄い板状にして天日で干した食品。軽くあぶって食す。東海地方の特産。 畳鰯 撮影:関戸 勇 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐おび畳帯】 心しんを入れないで、1枚の布を折りたたんだ帯。好色五人女3「十二色の―」 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐おもて畳表】 畳の表に使うイグサの茎を麻糸で織ったむしろ。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐がえ畳替え‥ガヘ 畳の表を新しいものに取り替えること。おもてがえ。また、畳をすっかり新しいものに取り替えること。年末に新年を迎える準備として行うことが多い。〈[季]冬〉 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐か・ける畳み掛ける】 〔他下一〕[文]たたみか・く(下二) 物事をつづけざまにする。相手に余裕を与えずに行う。浄瑠璃、国性爺合戦「浮き上らんとする所を櫂かいも折れよと―・け」。「―・けて質問する」 たたみ‐がみ畳紙(→)「たとうがみ」に同じ。 ⇒たたみ【畳】 ただみ‐がわ只見川‥ガハ 尾瀬沼に発源し、福島県南西部、西会津地方を流れて阿賀野川に合流する川。流域は積雪量多く、水量が豊富で発電用大規模ダムがある。 たたみ‐けめ畳けめ】 〔枕〕 (上代東国方言。タタミコモの訛)地名「牟良自むらじが磯」にかかる。万葉集20「―牟良自が磯の離はなり磯の母を離れて」 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐こしかけ畳腰掛】 折りたたんで取扱いに便利なようにつくった腰掛。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐こ・む畳み込む】 〔他五〕 ①たたんで中に入れる。好色二代男「みだれ箱に―・み」 ②十分に了解する。呑みこむ。浮世草子、好色産毛「諸事はこの佐七が―・む」。「胸に―・む」 ③(→)「畳み掛ける」に同じ。 たたみ‐こも畳薦】 [一]〔名〕 畳にする薦。万葉集11「―隔て編む数通はさば」 [二]〔枕〕 「へだて」または「へ」にかかる。古事記「―平群へぐりの山の熊白檮くまかしが葉を」 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐さし畳刺し】 畳をさしてつくること。また、それを業とする職人。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐ざわり畳触り‥ザハリ 歩く時、足や着物の裾すそが畳にふれること。また、そのふれ具合。ひろく、立居振舞の意。傾城禁短気「座配万事がしつとりとしてざはつかず―の各別なもので」 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐ざん畳算】 かんざしなどを畳の上に落とし、その落ちた所から畳の編み目を端まで数えて、その丁・半の数で吉凶を占うもの。浄瑠璃、心中重井筒「一文投げる賽銭さへ進ぜうか進ぜまいかと―置いてみて」 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐じゃく畳尺(→)「折り尺じゃくに同じ。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐しょく畳職】 畳を製造する職人。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐じわ畳皺】 衣類などをたたんでおいたために生じた、しわ。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐すいれん畳水練】 畳の上でする水練の意で、方法を知っているだけで、実際の練習はしていないこと。理屈はわかっていても実地には何の役にも立たないこと。畑水練。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐たたき畳叩き】 畳を叩いて塵を打ち出すこと。また、その叩く棒。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐たて畳楯・帖楯】 蝶番ちょうつがいをつけて、たたむようにつくった楯。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐つき畳付】 陶磁器、特に茶碗・水指・茶入れなどの、底部の畳にじかに触れる部分。 ⇒たたみ【畳】 たたみ‐な・す畳み成す】 〔他四〕 たたんで幾重にも重ねる。源氏物語帚木「すくよかならぬ山の気色、木深く、世離れて―・し」

たたら‐はま【多多良浜】🔗🔉

たたら‐はま多多良浜】 福岡市の北東部、箱崎・香椎間にあった海浜で、蒙古襲来の時の古戦場。また、1336年(建武3)足利尊氏・直義兄弟と菊池武敏とが戦い、1569年(永禄12)毛利・大友両軍が戦った所。

ふさ‐ふさ【多多・総総】🔗🔉

ふさ‐ふさ多多・総総】 多く集まって垂れさがるさま。「―と実っている」「―とした髪」

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