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ばさら【婆娑羅・時勢粧】🔗🔉

ばさら婆娑羅・時勢粧】 (「跋折羅ばざら」から。室町時代の流行語) ①派手にみえを張ること。だて。太平記21「例の―に風流をつくして」 ②遠慮なく振る舞うこと。しどけないこと。乱れること。狼藉ろうぜき⇒ばさら‐え【婆娑羅絵】 ⇒ばさら‐おうぎ【婆娑羅扇】 ⇒ばさら‐がみ【婆娑羅髪】 ⇒ばさら‐ろうぜき【婆娑羅狼藉】

ばさら‐え【婆娑羅絵】‥ヱ🔗🔉

ばさら‐え婆娑羅絵‥ヱ 扇・団扇・絵馬などに描いた粗放な風流画。 ⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】

ばさら‐おうぎ【婆娑羅扇】‥アフギ🔗🔉

ばさら‐おうぎ婆娑羅扇‥アフギ はでな扇。また、婆娑羅絵を描いた扇。 ⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】

ばさら‐がみ【婆娑羅髪】🔗🔉

ばさら‐がみ婆娑羅髪】 ばさばさになった髪。乱れ髪。 ⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】

ばさら‐ろうぜき【婆娑羅狼藉】‥ラウ‥🔗🔉

ばさら‐ろうぜき婆娑羅狼藉‥ラウ‥ 乱暴すること。 ⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】

ばしゃれ‐もの【婆娑れ者】🔗🔉

ばしゃれ‐もの婆娑れ者】 派手でだらしのない者。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「あの傾城けいせんの―それを言はずに居ませうか」

ばしゃ・れる【婆娑れる】🔗🔉

ばしゃ・れる婆娑れる】 〔自下一〕 (バサラの訛から)派手でしまりがなくなる。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「―・れた姿なりで逢はれもせず」

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