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こ‐けい【孤閨】🔗🔉

こ‐けい孤閨】 ①ひとりねのねや。 ②夫の長い不在の間、妻がさびしくひとりねすること。 ⇒孤閨を守る

○孤閨を守るこけいをまもる🔗🔉

○孤閨を守るこけいをまもる 夫の長い不在の間、妻がさびしく留守居をする。 ⇒こ‐けい【孤閨】 こけ‐うた虚仮歌】 まずい和歌。 こけ‐おしみ虚仮惜しみ‥ヲシミ むやみに物惜しみすること。 こけ‐おどし虚仮威し】 見えすいたおどし。見せかけだけは立派だが、内容のない下らないものごと。こけおどかし。「―の文句を並べる」「飾り立てた―の門」 こけ‐おりぎぬ苔織衣】 僧侶・隠者などの衣。苔衣。金槐集「すずかけの―のふり衣」 こけ‐がわ苔革‥ガハ 青漆で紋をすり出した革。絵革。銀革。伊勢印伝。 こげ‐くさ・い焦げ臭い】 〔形〕[文]こげくさ・し(ク) 物の焼け焦げるにおいがする。「―・い御飯」 ごけ‐ぐも後家蜘蛛】 ヒメグモ科ゴケグモ属のクモの総称。体長は雌約10ミリメートル、雄2〜4ミリメートル。体は丸く黒色ないし茶色で赤色斑を持つものが多い。腹部下面に赤色の盃形の斑紋がある。人為分布により世界中の温暖帯に拡がる。毒性が強い。セアカゴケグモ(特定外来生物)など日本で4種が確認されている。 こけこっこう にわとりの鳴き声。 こけ‐ごろも苔衣】 苔の一面に生えた状態を衣にたとえた語。僧侶・隠者などの衣。こけのころも。新後撰和歌集「夜な夜なの涙しなくは―秋おく露のほどは見てまし」 こけ‐さなみ鱗小波】 こまかに寄せるさざなみ。山家集「杣くだすまくにが奥の河上にたつきうつべし―よる」 ごけ‐ざや後家鞘】 まにあわせに使用する別な鞘。片割れものにもたとえる。 こけ‐ざるこけ猿】 (猿をおとしめて呼ぶ語) ①群猿の中からはね出されてひとりになった猿。 ②愚かな猿。 ③汚れた、垢まみれの猿。また、痩せこけた猿。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「手足は山の―ぢや」 こ‐けし小芥子】 郷土人形の一つ。東北地方の特産。木地を轆轤ろくろで挽いた円筒状の胴に丸い頭をつけ、簡単な彩色をして女児の姿を表す。土湯系・弥治郎系など10の系統に分かれる。小芥子這子こけしぼうこ。こけし人形。木ぼこ。木でこ。 こけし(1) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) こけし(2) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) こけ‐じ苔路‥ヂ 苔の生えている路。夫木和歌抄26「散りにけり山は―の錦にて」 ごけ‐しちしゅう五家七宗】 中国南宗禅の五家に臨済宗分派の楊岐ようぎ・黄竜おうりょうの二派を加えていう称。→五家 こけ‐しのぶ苔忍】 コケシノブ科のシダ。山地の岩石・樹木に着生。横走する糸状の根茎から2〜5センチメートルの葉を疎に生ずる。葉は薄い膜質で、羽状に分かれた葉がさらに羽状に分かれて深裂、小裂片の先端に胞子嚢群がある。 こけしのぶ ごけ‐しまだ後家島田】 島田髷の元結の上を白のしごき紙で結んだもの。元来は未亡人の髪型。後家髷ごけわげ。浮世草子、好色万金丹「立髪・蝉折れ・―」 こけ‐しみず苔清水‥シミヅ 苔の間を伝わり流れる清水。 こけ‐しょくぶつ苔植物】 緑色植物の一門。有性世代(配偶体)と無性世代(胞子体)を規則的に繰り返す(世代交代)。配偶体がよく発達し、その上に形成された胞子体は配偶体から独立しない。この点シダ植物や種子植物と異なる。蘚せん類・苔たい類・ツノゴケ類の3群からなるが、それぞれを門とする考えもある。コケ類。蘚苔植物。 苔植物 蘚類 胞子体 配偶体 さく【蒴】 花被 仮根 ごけ‐ぜに後家銭】 欠けた銭の一片。浮世風呂4「わしが方にも―はないわい」 ごけ‐だおし後家倒し‥ダフシ (後家から脱穀の仕事を奪う意)千歯扱せんばこきの異称。日本永代蔵5「尖り竹を並べ是を―と名付く」 こげ‐ちゃ焦茶】 黒みがかった濃い茶色。焦茶色。 Munsell color system: 5YR3/2 こ‐けつ固結】 かたまること。 こ‐けつ虎穴】 ①虎のすんでいる穴。 ②転じて、きわめて危険な場所。 ⇒虎穴に入らずんば虎子を得ず こ‐けつ枯竭・涸竭】 乾いて水分がなくなること。 こ‐げつ孤月】 ものさびしく見える月。 こ‐げつ湖月】 湖水に映った月。 こげ‐つき焦付き】 ①こげつくこと。 ②貸金の回収が困難なこと。「―になる」 ③焦付き相場の略。 ⇒こげつき‐そうば【焦付き相場】 こげつき‐そうば焦付き相場‥サウ‥ 変動のない相場。釘付け相場。 ⇒こげ‐つき【焦付き】 こげ‐つ・く焦げ付く】 〔自五〕 ①焦げて物につく。「餅が―・く」 ②一定の地位や状態のままで動きがなくなる。 ③貸金が回収困難の状態になる。また、相場が固定して変動しなくなる。「貸金が―・く」 こ‐けつごう顧頡剛‥ガウ (Gu Jiegang)中国の歴史家。蘇州の人。北京大学・燕京大学などの教授を歴任。主著「古史弁」7冊は、従来の非科学的研究を打破するものとして有名。(1893〜1980) こげつしょう湖月抄‥セウ (紫式部が石山寺で琵琶湖上の月を見、興を催し、まず須磨の巻に筆を染めたとの伝説による)源氏物語の注釈書。60巻。北村季吟著。1673年(延宝1)成立。本注54巻、古注を集成。 コケットcoquette フランス】 男に巧みにこびる女。色っぽい女。 コケットリーcoquetterie フランス・coquetry イギリス】 なまめかしい態度。嬌態きょうたい。媚態びたい。あだっぽさ。

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