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しゅう‐もん【宗門】🔗⭐🔉
しゅう‐もん【宗門】
①宗旨。宗派。
②僧。浄瑠璃、彦山権現誓助剣「―の姿で喧嘩口論ならぬはず」
⇒しゅうもん‐あらため【宗門改】
⇒しゅうもん‐あらため‐やく【宗門改役】
⇒しゅうもん‐うけあい【宗門請合】
⇒しゅうもん‐にんべつちょう【宗門人別帳】
しゅうもん‐あらため【宗門改】🔗⭐🔉
しゅうもん‐あらため【宗門改】
江戸時代、キリシタン禁圧の一手段として、領民の宗旨を踏絵・寺請てらうけなどによって検査したこと。全国にわたり、毎年各家・各人ごとに宗門人別帳に記載し、檀那だんな寺に仏教宗派の帰依者であることを証明させた。1873年(明治6)廃止。宗旨人別改しゅうしにんべつあらため。→寺請。
⇒しゅう‐もん【宗門】
しゅうもん‐あらため‐やく【宗門改役】🔗⭐🔉
しゅうもん‐あらため‐やく【宗門改役】
江戸幕府の職名。宗門改をつかさどった。1640年(寛永17)大目付井上政重が任じられたのが初め。のち大目付・作事奉行各1名が担当。初めは吉利支丹御支配・吉利支丹奉行などと称した。1792年(寛政4)廃止。宗旨改役。
⇒しゅう‐もん【宗門】
しゅうもん‐うけあい【宗門請合】‥アヒ🔗⭐🔉
しゅうもん‐うけあい【宗門請合】‥アヒ
江戸時代、檀那寺で、当人がキリシタン信徒でないことを証明すること。
⇒しゅう‐もん【宗門】
しゅうもん‐にんべつちょう【宗門人別帳】‥チヤウ🔗⭐🔉
しゅうもん‐にんべつちょう【宗門人別帳】‥チヤウ
江戸時代、村ごとに宗門改の結果を記した帳簿。1戸ごとに戸主・家族・奉公人の名前・年齢・宗旨・檀那寺などを記載し、戸籍簿の役割をも果たした。宗門人別改帳・宗門改帳または宗旨人別帳・宗門帳などともいう。1671年(寛文11)制度化して毎年作成され、1871年(明治4)戸籍法制定により廃止。
⇒しゅう‐もん【宗門】
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