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○差しつ差されつさしつさされつ🔗🔉

○差しつ差されつさしつさされつ 互いに何度も酒を注ぎあうさま。「―一晩語り合う」 ⇒さ・す【差す・指す】 さ‐しったり然知ったり】 ①かねて待ちかまえていた時に発する声。こころえた。おっと合点だ。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「はつしと打つ。―と開く身に」 ②心得ていたのに油断して失敗した時に発する声。ええしまった。浄瑠璃、日本振袖始「突けども斬れども手答へなし。―と取り直し」 さし‐づつ指筒(→)受筒うけづつ1に同じ。 さし‐づと差髱】 江戸中期、髱たぼを水平に丸く突き出すのに用いたかもじ。 さし‐つど・う差し集う‥ツドフ 〔自五〕 寄りあつまる。枕草子82「長押なげしのしもに火近く取りよせて、―・ひて」 さし‐づな差綱(→)「さしなわ」に同じ。 さし‐つま・る差し詰る】 〔自四〕 ①つまる。窮する。浄瑠璃、曾我会稽山「この詞に兄弟―・つたる気を開き」 ②その場にせまる。さしせまる。世間胸算用3「それぞれの家業外になり行き、―・りて迷惑する事なり」 さしつめ‐ひきつめ差詰め引詰め】 (サシは矢を弦につがえる、ヒキは弓をひきしぼる意)多くの矢を次々に手早く弦につがえて射出すさま。さしとりひきつめ。さしとりひきとり。平家物語4「究竟くっきょうの弓の上手どもが矢先を揃へて―さんざんに射る」 さし‐つらぬ・く刺し貫く】 〔他五〕 さしとおす。太平記20「罪人を鉄くろがねの串に―・き」 さし‐て指し手】 ①将棋で、駒を進める方法。 ②将棋を指す人。 さし‐て差し手】 相撲で、自分の手を相手の腋わきの下に差し入れること。また、その手。「―争い」 さし‐て 〔副〕 ①(下に打消の語を伴って)これといって。さほど。たいして。格別に。源氏物語賢木「―思ふことなきだに」。「―苦労はない」 ②特に。とりわけ。平家物語12「鎌倉殿に―申すべき大事ども候ふ」 ⇒さしてもない さし‐で差し出】 ①さしでること。 ②差し出口。日葡辞書「サシデヲイウ」 ③差出者。〈日葡辞書〉 ⇒さしで‐ぐち【差し出口】 ⇒さしで‐の‐いそ【差出の磯】 ⇒さしで‐はんがく【差出半学】 ⇒さしで‐もの【差し出者】 さしで‐がまし・い差し出がましい】 〔形〕[文]さしでがま・し(シク) でしゃばるようである。「―・いまねはよせ」 さしで‐ぐち差し出口】 分を越えて口出しすること。さしいでぐち。 ⇒さし‐で【差し出】

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