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じょう【帖】デフ🔗🔉

じょうデフ (慣用音。漢音はチョウ) ①折り手本。折本。帳面。 ②法帖ほうじょうの略。 ③㋐折本や帳面を数える語。 ㋑幕2張を一まとめとして数える語。 ㋒屏風・楯などを数える語。 ㋓紙・海苔などの一定の枚数を一まとめにして数える語。美濃紙は48枚、半紙は20枚、海苔は10枚を1帖とする。 ㋔雅楽の各楽章を構成する小曲を数える語。無名抄「五―まで――をきれぎれに舞ひ終りて後、破を舞ふ」

じょう‐ぎ【帖木】デフ‥🔗🔉

じょう‐ぎ帖木デフ‥ 〔建〕(→)定規縁じょうぎぶちに同じ。

じょう‐し【帖子】デフ‥🔗🔉

じょう‐し帖子デフ‥ 折手本おりでほん。折本。法帖。

じょう‐し【帖試】デフ‥🔗🔉

じょう‐し帖試デフ‥ ①中国、唐代科挙の試験方法。(→)試帖しちょうに同じ。 ②日本の律令制の大学・国学で行われた試験。古典の文章の丸暗記を要求する。

じょう‐たて【畳楯・帖楯】デフ‥🔗🔉

じょう‐たて畳楯・帖楯デフ‥ 敵の矢を防ぐために陣の前に立て並べる楯。

たたみ‐たて【畳楯・帖楯】🔗🔉

たたみ‐たて畳楯・帖楯】 蝶番ちょうつがいをつけて、たたむようにつくった楯。 ⇒たたみ【畳】

たとう‐がみ【畳紙・帖紙】タタウ‥🔗🔉

たとう‐がみ畳紙・帖紙タタウ‥ (タタミガミの音便) ①檀紙・鳥の子などの紙を幾枚も重ね、懐中に入れておき、詩歌の詠草や鼻紙に用いる。ふところがみ。かいし。折紙。枕草子36「みちのくにがみの―の細やかなるが」 ②厚い和紙に渋や漆を塗り、四つに畳むようにして折目をつけた包み紙。和服、結髪の道具などをしまう。 ⇒たとう【畳紙】

チムール【Tīmūr トルコ・帖木児】🔗🔉

チムールTīmūr トルコ・帖木児⇒ティムール

ちょう【帖】テフ🔗🔉

ちょうテフ ⇒じょう(帖)

ティムール【Tīmūr; Temür・帖木児】🔗🔉

ティムールTīmūr; Temür・帖木児】 ティムール帝国の創始者。バルラス部族(トルコ化したモンゴル族の一つ)の出身。都をサマルカンドに定め、チャガタイ‐ハン国・キプチャク‐ハン国などの地を治め、インドに入り、オスマン朝軍を破り、明を討とうとする途上、シル河畔で病没。長期にわたる兵乱の間、学芸を奨励、イスラムの普及に努め、商業貿易の発達に留意。ラテン語名タメルラン。チムール。(在位1370〜1405)(1336〜1405) ⇒ティムール‐ていこく【ティムール帝国】

[漢]帖🔗🔉

 字形 〔巾部5画/8画/3601・4421〕 〔音〕ジョウ〈デフ〉(慣) チョウ〈テフ〉(呉)(漢) [意味] ①石刷りの書。(拓本を折り本仕立てにした)習字の手本。「法帖・墨帖・蘭亭帖らんていじょう」 ②書きつけ用の冊子。帳面。「手帖てちょう・画帖」 ③紙・海苔のりなどを数える語。一帖は、美濃紙みのがみは四十八枚、半紙は二十枚、海苔は十枚。 ④屛風びょうぶ・楯たて・畳などを数える語。「四帖半の部屋」 [難読] 帖木児チムール

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