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おぼし‐めし【思し召し】🔗🔉

おぼし‐めし思し召し】 ①おぼしめすこと。お考え。 ②好意ある意向。転じて、気持だけの少ない分量。お志。「寄付の金額は―で結構です」 ③異性をおもう気持。ややひやかしていう語。浮世床2「もし―があらば御相談にのりませう」。「あの娘に―がある」

おぼし‐め・す【思し召す】🔗🔉

おぼし‐め・す思し召す】 〔他五〕 (「思う」の尊敬語「おぼす」に「めす」を付けてさらに敬意を強めた語) ①お考えあそばす。お思いあそばす。宇津保物語吹上下「帝かぎりなくあはれと―・して」。「未熟者と―・してお許しください」 ②御寵愛なさる。伊勢物語「そのみこ、女を―・して、いとかしこう恵みつかう給ひけるを」 ③(その人の心情などを客観的に示す語を受けて)そういう顔つきをなさる。源氏物語須磨「心ぼそげに―・したる御気色もいみじうなむ」 ④連用形「おぼしめし」を、心のはたらきなどを表す動詞の上に付け、強い尊敬の意を加える。源氏物語桐壺「いかさまにかと―・しまどはる」

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