複数辞典一括検索+
し‐あん【思案】🔗⭐🔉
し‐あん【思案】
①おもいめぐらすこと。考えること。また、その考え。保元物語「最後の矢を手あさく射たらむも無念なりと―し給ふ所に」。「―をめぐらす」「恋は―の外ほか」
②ものおもい。心配。「―の種」
⇒しあん‐がお【思案顔】
⇒しあん‐てん【思案点】
⇒しあん‐どころ【思案所】
⇒しあん‐なげくび【思案投げ首】
⇒しあん‐なみだ【思案涙】
⇒しあん‐ばし【思案橋】
⇒思案に余る
⇒思案に落ちぬ
⇒思案に暮れる
⇒思案に沈む
⇒思案に尽きる
しあん‐がお【思案顔】‥ガホ🔗⭐🔉
しあん‐がお【思案顔】‥ガホ
考えこんだり心配したりする顔つき。
⇒し‐あん【思案】
しあん‐てん【思案点】🔗⭐🔉
しあん‐どころ【思案所】🔗⭐🔉
しあん‐どころ【思案所】
思案を要する場合。狂言、六人僧「いやいやここは大事の―ぢや」
⇒し‐あん【思案】
しあん‐なげくび【思案投げ首】🔗⭐🔉
しあん‐なげくび【思案投げ首】
思案に余って首を傾けること。よい考えが浮かばず困りきっている状態。
⇒し‐あん【思案】
しあん‐なみだ【思案涙】🔗⭐🔉
○思案に余るしあんにあまる🔗⭐🔉
○思案に余るしあんにあまる
いくら考えてもよい知恵が浮かばない。
⇒し‐あん【思案】
○思案に落ちぬしあんにおちぬ🔗⭐🔉
○思案に落ちぬしあんにおちぬ
ふに落ちない。合点がゆかない。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「―風俗」
⇒し‐あん【思案】
○思案に暮れるしあんにくれる🔗⭐🔉
○思案に暮れるしあんにくれる
どうしようかと考えあぐねる。
⇒し‐あん【思案】
○思案に沈むしあんにしずむ🔗⭐🔉
○思案に沈むしあんにしずむ
深く考え込む。
⇒し‐あん【思案】
○思案に尽きるしあんにつきる🔗⭐🔉
○思案に尽きるしあんにつきる
どうしてよいか分からなくなる。
⇒し‐あん【思案】
しあん‐ばし【思案橋】
(民俗語)渡るのに躊躇ちゅうちょすると伝えられる橋。
⇒し‐あん【思案】
しい【尿】
(幼児語)小便。浮世風呂2「お山を見せながら―をやりませう」
しい【
】
怪獣の名。形は鼬いたちに似、夜よく人家に入って馬・牛を害する。筑紫および周防国にいたという。孔雀楼筆記「頼政の射られたる妖鳥は、筑紫にある黒
しいなるべし」
しい【椎】シヒ
ブナ科の常緑高木。ツブラジイ(コジイ)とその変種スダジイ(イタジイ)がある。暖地、特に海岸付近に多く、うっそうとした大木になる。葉は革質で裏面は淡褐色。5〜6月、香りの強い小花を雌雄別々の穂状花序につける。果実は先のとがった卵円形で、食用とし、特にツブラジイの実は美味。材は建築・器具に、樹皮は染料に用いる。また、椎茸栽培の原木とする。しいのき。「椎の花」は〈[季]夏〉。古事記中「後姿うしろでは小楯おだてろかも、歯並みは―菱如なす」
すだじい
スダジイ(花)
提供:ネイチャー・プロダクション
しい【癈】シヒ
身体の、ある器官の作用を失うこと。万葉集17「松反り―にてあれかもさ山田の翁おじがその日に求め逢はずけむ」。新撰字鏡2「瞍、瞽也、目志比」
し‐い【尸位】‥ヰ
[書経五子之歌](人が形代かたしろになって神の祭られる高所にいる意)才徳がなくていたずらに高位におり職責を果たさないこと。「―素餐そさん」
し‐い【四夷】
中国で、自国を「中国」「中華」と称し、四方にある異民族を指していった語。東夷・西戎・南蛮・北狄ほくてき。転じて、四方の不順の民族。「―八蛮」
し‐い【四位】‥ヰ
第四の位階。正四位・従四位の総称。
し‐い【四囲】‥ヰ
①周囲。まわり。ぐるり。四周。「―の状況」
②4人で抱えるほどの太さ。よかかえ。
し‐い【四維】‥ヰ
①乾いぬい(北西)・坤ひつじさる(南西)・艮うしとら(北東)・巽たつみ(南東)の四隅。→方位(図)。
②[管子牧民]国家を維持するために必要な四つの大綱。礼・義・廉・恥の四徳。
し‐い【示威】‥ヰ
⇒じい
し‐い【私意】
①自分の意見・考え。私見。
②私欲をむさぼる心。私心。
③私情をまじえた公平でない心。偏頗へんぱな心。「―をさしはさむ」
し‐い【思惟】‥ヰ
①心に深く考え思うこと。古今著聞集20「事にしたがひて―を致すべし」→思考。
②〔仏〕
⇒しゆい
し‐い【施為】‥ヰ
事をほどこしなすこと。しわざ。
し‐い【師位】‥ヰ
奈良時代における僧の位階の一つ。日本書紀および法隆寺・大安寺資財帳などに見える。
し‐い【恣意・肆意】
気ままな心。自分勝手な考え。「―的な解釈」
し‐い【徙移】
うつること。移転。移徙。
し‐い【紫衣】
⇒しえ
し‐い【詩意】
詩の意味。詩の心。
し‐い【緇衣】
⇒しえ
シー【十】
中国語の十じゅう。
シー【C・c】
①アルファベットの3番目の文字。
②ローマ数字の百。
③〔音〕
㋐音名の一つ。ハ音(C)。
㋑4分の4拍子の記号(C)。
④セ氏温度を表す記号(C)。
⑤サイクル(cycle)の略号。
⑥〔化〕炭素の元素記号(C)。
⑦単位の接頭語センチの略号(c)。
⑧電気量の単位クーロンの略号(C)。
⑨光速度を表す記号(c)。
シー【sea】
海。「―‐フード」
しい
〔感〕
①嘲笑の声。平治物語「…と詠みたりければ―と笑ひけるなり」
②合図の声。しっ。
㋐制止または警蹕けいひつの声。
㋑動物を追う声。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「―といふ馬追声」
㋒呼びかけの声。狂言、秀句傘「―、―、申し」
じい【祖父・爺】ヂイ
(ジジの転)
①父母の父を呼ぶ称。そふ。
②老年の男を(親しんで)呼ぶ称。老爺ろうや。↔ばあ(婆)
じ‐い【示威】‥ヰ
(古くはシイとも)[左伝昭公13年]威力を示すこと。気勢を見せること。「―行進」→示威運動
じ‐い【字彙】‥ヰ
文字を類別して集めたもの。字書。
じい【字彙】‥ヰ
中国の字書。12巻。明の梅膺祚ばいようその編。漢字を214の部首に分け画数によって配列。
じ‐い【次位】‥ヰ
(古くはシイとも)次のくらい。2番目。
じ‐い【自為】‥ヰ
自らなすこと。
じ‐い【自慰】‥ヰ
①自らなぐさめること。
②手淫しゅいん。
じ‐い【事彙】‥ヰ
事物の名称を集めて説明した書。事典。
じ‐い【侍医】
①律令制で、典薬寮に属し、天皇の診察と医薬に当たった医師。初め中務省内薬司所属。
②宮内庁侍従職に属し、天皇以下皇族の診療に当たる医師。
じ‐い【時衣】
時節に着る衣服。時服。
じ‐い【辞彙】‥ヰ
言葉を類別してあつめた書。辞典。
じ‐い【辞意】
①ことばの意義。語意。
②ことばと心。
③辞職または辞退の意向。「―を表明する」
ジー【G・g】
①アルファベットの7番目の文字。
②〔音〕音名の一つ。ト音(G)。
③グラムの略号(g)。
④〔理〕重力加速度(g)。
⑤磁束密度の単位ガウスの略号(G)。
⑥単位の接頭語ギガの略号(G)。
⑦万有引力定数を表す記号(G)。
シー‐アール‐ティー【CRT】
(cathode-ray tube)コンピューターの端末の文字、画像表示に使われる陰極線管。→ブラウン管
シー‐アイ【CI】
コーポレート‐アイデンティティーの略称。
ジー‐アイ【GI アメリカ】
(Government Issue(官給品)の略。下士官や兵士は衣服その他すべて官給品であることから)アメリカで、徴募兵または一般に兵士の俗称。
⇒ジーアイ‐カット【GIカット】
シー‐アイ‐イー【CIE】
(Civil Information and Education Section)第二次大戦後、日本占領中のGHQに置かれた民間情報教育局。教育・宗教・マスコミなどの改革を担当。
シー‐アイ‐エー【CIA】
(Central Intelligence Agency)アメリカ大統領直属の中央情報局。1947年設立。国家安全保障会議につながる情報機関。
シー‐アイ‐エス【CIS】
(Commonwealth of Independent States)独立国家共同体。1991年末にソ連邦が消滅するとともに形成されたゆるやかな国家連合体。連邦を構成していた15共和国のうち、バルト三国とグルジアを除く11の共和国によって結成され、その後グルジアが加盟して、現在は12共和国で構成。
CIS加盟国
ジー‐アイ‐エス【GIS】
(geographical information system)地理情報システム。デジタル化された地図、衛星写真・航空写真・地形図などのデータに、位置情報に基づいて様々な情報を重ね合わせて表示・分析するシステム。
シー‐アイ‐エフ【CIF・c. i. f.】
(cost, insurance and freight)貿易取引条件の一つ。商品の輸出原価に、到着港までの運賃および保険料を合算した値段でとりきめる売買契約。また、その値段。シフ。→FOB
シー‐アイ‐オー【CIO】
(Congress of Industrial Organizations)アメリカ産業別労働組合会議。→エー‐エフ‐エル‐シー‐アイ‐オー(AFL‐CIO)
ジーアイ‐カット【GIカット】
アメリカ兵に多い短く刈り上げた髪型。角刈りに似て、朝鮮戦争以後、日本の若者に流行。
⇒ジー‐アイ【GI アメリカ】
シーア‐は【シーア派】
(Shī‘a アラビア党派の意)イスラムの一派。ムハンマドの従弟で4代カリフのアリーおよびその家系をイスラム共同体の正しい指導者(イマーム)とする諸分派の総称。その中ではイラン・イラクなどに広がる十二イマーム派が最大。→スンニー派
シー‐アンカー【sea anchor】
(→)海錨かいびょう。
ジー‐イー【GE】
(General Electric)アメリカの総合電機メーカー。原子力・航空宇宙・通信などの先端技術や金融分野へ多角化。1892年設立。
シー‐イー‐オー【CEO】
(chief executive officer)最高経営責任者。米国企業の経営組織上の呼称で、会長・社長などの職階とは異なる。近年日本にも定着。関連する役職にCOO(最高業務執行責任者)、CFO(最高財務責任者)などがある。
ジー‐イー‐ケー【GEK】
(geomagnetic electrokinetograph)流速計の一種。流れる海水の電磁作用を測定する。電磁海流計。
シー‐イー‐シー【CEC】
(coefficient of energy consumption)エネルギー消費係数。設備の年間消費エネルギー量を仮想消費エネルギー量で除した値で、空調・換気・照明・給湯・エレベーターの各設備で定める。省エネ法に定められたエネルギー使用に関する指標の一つ。
シーイング【seeing】
①ものをみること。視覚。「サイト‐―」
②大気の揺らぎによる星の像の乱れ。
じい‐うんどう【示威運動】‥ヰ‥
多くの人々が公然と意思を表示し、威力を示すこと。行進あるいは集会によることが多い。デモンストレーション。デモ。
ジー‐エイト【G8】
(Group of Eight)G7に、ロシアを加えたもの。
シー‐エー‐アイ【CAI】
(computer-assisted instruction)コンピューターを利用して、個人差に応じた情報、反応の型に応じた問いの提示、反応の分析、評価などを自動的に行う学習システム。コンピューター支援教育。
シー‐エー‐ティー‐ブイ【CATV】
ケーブル‐テレビジョンの略称。
シー‐エス【CS】
(→)通信衛星に同じ。
シー‐エス‐アール【CSR】
(corporate social responsibility)企業の社会的責任。企業は利益の追求だけでなく、環境保護・人権擁護・地域貢献など社会的責任を果たすべきであるとする経営理念。
ジー‐エス‐エム【GSM】
(global system for mobile communications)デジタル方式の携帯電話方式の名称。もともと欧州全域での利用を想定して開発され、現在では日本・韓国を除く世界中のほとんどの国で使用可能。
ジー‐エッチ‐キュー【GHQ】
(General Headquarters)
①総司令部。
②特に、日本を占領した連合国軍総司令部。初代最高司令官(SCAP)はマッカーサー。占領政策を推進し、戦後改革を行なった。対日講和条約発効とともに廃止。
GHQ総司令部全景 1950年(日比谷)
提供:毎日新聞社
ジー‐エヌ‐イー【GNE】
(gross national expenditure)(→)国民総支出に同じ。
シー‐エヌ‐エヌ【CNN】
(Cable News Network)アメリカの国際的なニュース専門テレビ局。アトランタで1980年放送開始。
ジー‐エヌ‐ピー【GNP】
(gross national product)(→)国民総生産に同じ。
シー‐エフ【cf.】
(confer ラテン)「比較せよ」「参照せよ」の意の略号。
シー‐エフ【CF】
(commercial film)テレビ・劇場などの放映用に作られた広告フィルム。
シー‐エム【CM】
コマーシャル‐メッセージの略称。
ジー‐エム‐ピー【GMP】
(good manufacturing practice)医薬品の製造および品質管理に関する規準。1980年改正の薬事法で公布。
シー‐オー‐イー【COE】
(Center of Excellence)大学院博士課程の研究拠点形成計画について、各大学の学長の申請に基づき第三者評価を行い、国が補助金を交付する制度。正式には、21世紀COEプログラム。
シー‐オー‐ディー【COD】
①(Concise Oxford Dictionary)OEDの簡約版。
②(chemical oxygen demand)化学的酸素要求量。水の汚れを示す指標の一つ。水中の還元性物質を酸化剤によって酸化するときに消費される酸素量を水1リットル当りのミリグラム数で表す。単位はppm 有機物量の目安とし、汚染度が進むほど数値は高くなる。化学的酸素消費量。
ジー‐オー‐ティー【GOT】
(glutamic oxaloacetic transaminase)グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ。(→)ASTに同じ。
しい‐か【詩歌】
(シカの慣用読み)詩と歌。漢詩と和歌。韻文の総称。「遂に、新しき―の時は来りぬ」(藤村)
⇒しいか‐あわせ【詩歌合】
⇒しいか‐かんげん【詩歌管弦】
シーカーシャー
(沖縄で、シーは酸の意)ミカン属の常緑小高木。高さ5メートルに達する。熟果は橙色で直径約4センチメートル。扁平で、ヒラミレモンの異称がある。青いうちにジュースとし、また、スダチ同様に利用する。台湾・沖縄・奄美に自生、また栽培。シークヮーサー。
しいか‐あわせ【詩歌合】‥アハセ
歌合の変形で、数人が左右に分かれ、作品の漢詩と和歌を番つがえて優劣を判ずること。また、それを記録したもの。1133年の「長承二年相撲立詩歌」が現存最古。
⇒しい‐か【詩歌】
しいか‐かんげん【詩歌管弦】‥クワン‥
漢詩や和歌を作り、笛や琴など楽器を奏でること。貴族の遊び。
⇒しい‐か【詩歌】
しい‐がし【椎樫】シヒ‥
シイの別称。
じい‐が‐せ【爺が背・石鼈】ヂイ‥
〔動〕ヒザラガイの別称。
シーがた‐かんえん【C型肝炎】
ウイルス性肝炎の一種。C型肝炎ウイルスの血液を介する感染により発症し、持続感染に移行しやすく、しばしば慢性肝炎・肝硬変、さらに肝癌へ進む。
しい‐がたり【強い語り】シヒ‥
相手が求めないのに自分から語って無理に聞かせること。また、その話。しいごと。万葉集3「いなといへど強ふるしひのが―このころ聞かずてわれ恋ひにけり」
し‐いき【市域】‥ヰキ
市を形成する区域。
し‐いぎ【四威儀】‥ヰ‥
〔仏〕行・住・坐・臥の四つの作法。戒律にかなった立居振舞い。四儀。宇治拾遺物語1「―をやぶる事なかれ」
じ‐いき【寺域】‥ヰキ
寺院の敷地内。
じ‐いき【地息】ヂ‥
地面から蒸発する水気。
しい‐ぎゃく【弑逆・弑虐】
シギャクの慣用読み。
シー‐キュー【CQ】
(call to quarters)アマチュア無線で、呼出しの合図。
シーギリヤ【Sīgiriya】
(「獅子の山」の意のサンスクリット語「シンハ‐ギリ」の転)スリランカのポロンナルワ西方にある岩山。標高180メートル。カッサパ1世(在位478〜496)の居城。壁画で有名。
ジーキルはかせとハイドし【ジーキル博士とハイド氏】
(原題The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde)スティーヴンソンの小説。1886年刊。内なる善悪の葛藤を二重人格者ジーキル博士の悲劇として描く。
し‐いく【飼育】
家畜などを養いそだてること。「ライオンの―係」
⇒しいく‐びん【飼育瓶】
じ‐いく【慈育・字育】
いつくしみ育てること。
ジーグ【gigue フランス】
バロック時代に、フランス・イタリア次いでドイツなどで行われた、テンポの速い躍動的な踊り。また、その舞曲。古典組曲の最終楽曲に用いる。16世紀に成立したイギリスの舞曲ジグ(jig)に由来。ジグ。
シークエンス【sequence】
(「ひと続き」の意)
①(映画用語)幾つかのシーンを寄せ集めたひと続きの画面。一場。
②遺伝子・ゲノムの塩基配列。またそれを解析すること(シークエンシング)の意で用いることもある。
③トランプで、数の連続した同種の3枚以上の札。
シーク‐きょう【シーク教】‥ケウ
⇒シクきょう
ジーグバーン【Kai Siegbahn】
スウェーデンの物理学者。K.M.G.ジーグバーンの息子。X線を照射源とするX線光電子分光法を開発・発展させ、微量試料の検出・同定・構造解析に応用。ノーベル賞。(1918〜2007)
ジーグバーン【Karl Manne Georg Siegbahn】
スウェーデンの物理学者。真空分光器を考案し、X線スペクトルの精密測定を行うなどX線分光学の発展に貢献。ノーベル賞。(1886〜1978)
しいく‐びん【飼育瓶】
昆虫を飼育するための器具。
⇒し‐いく【飼育】
ジークフリート【Siegfried ドイツ】
①ドイツおよび北欧の伝説に名高い英雄。「ニーベルンゲンの歌」前編の主人公。悪竜を殺した時その血を浴び、背中の1カ所を除いて不死身になったが、そこを槍で突かれて死ぬ。この殺害が後編のブルグント王国の滅亡の因となる。
②R.ワグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」第2日の題名および主人公。
⇒ジークフリート‐せん【ジークフリート線】
ジークフリート‐せん【ジークフリート線】
1938年、フランスのマジノ線に対抗して、独・仏国境に作られたナチス‐ドイツの要塞線。
⇒ジークフリート【Siegfried ドイツ】
ジークムント【Siegmund ドイツ】
ゲルマン神話に基づくR.ワグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」第1日「ワルキューレ」の主人公で、ジークフリートの父。北欧神話ではジギスムント。
シークレット【secret】
秘密。機密。内証事。「トップ‐―」
⇒シークレット‐サービス【Secret service】
シークレット‐サービス【Secret service】
①国家の秘密情報局。諜報部。特に、米国財務省秘密検察局。大統領の警護、紙幣偽造者の摘発などを行う。
②私服で要人の警護にあたる人。エス‐エス(SS)。
⇒シークレット【secret】
シークヮーサー
⇒シーカーシャー
しいけいざい‐の‐げんり【思惟経済の原理】‥ヰ‥
なるべく多くの事実をできるだけ少ない概念をもって完全に記述し思惟を節約することを科学的認識の主要な原理と考える説。マッハが特に強く主張。節減の原理。
シー‐げんご【C言語】
コンピューターのプログラム言語の一種。簡潔な表現形式、豊富な制御構造・データ構造・演算子が特徴。オペレーティング‐システムやその他のソフトウェアの開発用に広く利用されている。
シーケンシャル‐アクセス【sequential access】
データを先頭から順に読み書きする方法。↔ランダム‐アクセス
シーケンス【sequence】
⇒シークエンス。
⇒シーケンス‐せいぎょ【シーケンス制御】
シーケンス‐せいぎょ【シーケンス制御】
(sequence control)制御対象に加える操作の順序(シーケンス)を、制御対象の状態や外部からの信号に基づいて決定し、制御する方式。リレー回路やコンピューターが用いられる。
⇒シーケンス【sequence】
しい‐こう【至孝】‥カウ
シコウの慣用読み。
ジー‐コード【G code】
ビデオの簡易録画予約システム。番組ごとに予約のための情報を圧縮して二進法とし、再度十進法に変換して8桁以内の数字としてビデオに入力する。Gは、開発したアメリカのジェムスター‐デベロップメント社(Gemstar Development)の頭字。
しいごく‐じんしん【至極甚深】
シゴクジンシンの慣用読み。
しい‐ごと【強い言】シヒ‥
(→)「しいがたり」に同じ。
しい‐ごと【誣い言】シヒ‥
事実を曲げていうこと。つくりごと。讒言ざんげん。
シーサー
(獅子さんの意)沖縄で、瓦屋根などにとりつける素朴な焼物の唐獅子像。魔除けの一種。
シーサー
撮影:関戸 勇
シーザー【Caesar】
⇒カエサル
シーザー‐サラダ【Caesar salad】
(考案者の名から)半熟卵の黄身・にんにく・ウスター‐ソースなどで作ったドレッシングでレタスをあえ、パルメザン‐チーズ・クルトンを加えたサラダ。
シー‐サイド【seaside】
海岸。浜辺。
しい‐ざかな【強い肴】シヒ‥
懐石かいせきの時、客に酒をすすめるために献立に加えて出す肴。進め肴。
ジーザス‐クライスト‐スーパースター【Jesus Christ Superstar】
ブロードウェー‐ミュージカル。キリストの最後の7日間を描き、ロック‐オペラと銘打った。作詞ライス(Tim Rice1944〜)、作曲ロイド=ウェバー。
じい‐さま【爺様】ヂイ‥
老年の男の尊敬語。祖父にもいう。
シーサン【先生】
(上海語)中国で、男性を呼ぶ時の敬称。
じい‐さん【祖父さん・爺さん】ヂイ‥
(「じいさま」の転。くだけた言い方)
①祖父を呼ぶ称。
②老年男子を呼ぶ称。
シー‐さん‐しょくぶつ【C3植物】
「C4植物」参照。
シーサンパンナ【西双版納】
(Xishuangbanna)中国雲南省南端にあるタイ族自治州。タイ族のほかにも多様な民族が住む。米作が盛んで、雲南南部の穀倉と称され、普洱プーアル茶でも名高い。
しいし【籡】
⇒しんし
しい‐し【四至】
(シシの慣用読み)田地・屋敷地などの境界。また、所領の東西南北の四方の境界。
しい‐じ【四時】
(シジの慣用読み。シイシとも)春夏秋冬。四季。
じいじヂイヂ
(ジジの長音化)祖父を親しんで呼ぶ幼児語。
シー‐シー【cc】
(cubic centimetre)立方センチメートルの記号。
しい‐しい【為い為い】
(スルの連用形シを重ねたシシの変化した形)その動作を繰り返す意。また、その動作を続けながら別の動作を行う意。「遠慮―席に座る」
シー‐ジー【CG】
コンピューター‐グラフィックスの略称。
じい‐じい
①物が火でこげつく音。
②蝉などの鳴く声。
シー‐ジー‐アイ【CGI】
(common gateway interface)ウェブ‐ブラウザーからの要求に応じて、ウェブ‐サーバーがプログラムを実行するための仕組み。これによって、動的かつ多様なウェブ‐コンテンツ生成が可能となった。
ジー‐シー‐エス‐イー【GCSE】
(General Certificate of Secondary Education)イギリスの中等教育修了資格試験。
シー‐ジー‐エス‐たんいけい【CGS単位系】‥ヰ‥
長さにセンチメートル(cm)、質量にグラム(g)、時間に秒(s)を基本単位とする単位系。1881年の国際会議でケルヴィンの提唱以来、学術上慣用されたが、現在は国際単位系が広く用いられる。→基本単位
シー‐シー‐けい【CC系】
(CCは中央倶楽部またはChen(陳)の頭文字)中国で、1930年前後に陳果夫・陳立夫兄弟が組織した国民党中央組織部系の派閥。国民党最右翼を代表し、蒋介石の独裁を助け反対勢力をテロで圧殺する役割を果たした。CC団。
シー‐シー‐ディー【CCD】
(charge-coupled device)光を電気信号に変換する半導体製の受光素子。イメージ‐スキャナー・ファクシミリ・デジタル‐カメラ・ビデオ‐カメラなどに使用。電荷結合素子。
じいじい‐もんもん【字字紋紋】
(幼児語)文字と絵。
じ‐いしき【自意識】
自分自身がどうであるか、どう思われているかについての意識。安倍能成、自己の問題として見たる自然主義的思想「我々は一方に於いて―をすつることが出来ないのに」。「―過剰」→自己意識→自我意識
シー‐シック【seasick】
船酔い。
しい‐しば【椎柴】シヒ‥
①椎の木のむらがった所。拾遺和歌集雑恋「―の葉がへはすとも」
②椎の木の小枝の柴。新古今和歌集旅「わがをりしける嶺の―」
③(椎を染料とするので)喪服の色。また、喪服。後拾遺和歌集哀傷「葉がへやしつる―の袖」
④転じて、喪中。高倉院升遐記「世は―にて」
⇒しいしば‐がき【椎柴垣】
しいしば‐がき【椎柴垣】シヒ‥
椎がむらがり生えて生け垣となっているもの。太平記5「―の隙あらはなる山がつの庵に」
⇒しい‐しば【椎柴】
シー‐ジャック【seajack】
船の乗っ取り。
しい‐しゅ【旨趣】
シシュの慣用読み。〈日葡辞書〉
シー‐じゅうし【C14】‥ジフ‥
(→)炭素14に同じ。
シース【sheath】
(鞘さやの意)鉛筆や万年筆などを入れる、革・ビニールなどで作った鞘状のケース。
⇒シース‐ヒーター【sheathed heater】
し‐い・ず【為出づ】‥イヅ
〔他下二〕
①事をしはじめる。行動をとる。行為としておこなう。しいだす。しだす。源氏物語帚木「―・づることもあり」
②なしとげる。作りあげる。源氏物語行幸「御装束人々の料に櫛扇などまでとりどりに―・で給へる有様」
シーズ‐ウォー
(和製語seeds war)国や企業の間で、作物の種子の知的所有権・特許や原種の帰属などをめぐって生じている世界規模の紛争・競争。種子戦争。
シーズニング【seasoning】
①調味料。
②紙を適当な温湿度の空気中に置き、印刷・加工などがしやすいように、その性質を調節すること。
シース‐ヒーター【sheathed heater】
コイル状にしたニクロム線などの金属抵抗発熱線を、絶縁物を介して金属管の内部に配置した構造の加熱器。
⇒シース【sheath】
しい・する【弑する】
〔他サ変〕[文]弑す(サ変)
(シスルの慣用読み)主君・父を殺す。目上の者を殺す。〈文明本節用集〉
シー‐スルー【see-through】
透けて見えること。透けて見える布地を用いて作った洋服。
シーズン【season】
①季節。時季。時節。
②1年のうちで、盛んに行われる時期。さかり。「スキー‐―」
⇒シーズン‐オフ
シーズン‐オフ
(和製語season off)季節はずれ。行事などのあまり行われない時期。オフ‐シーズン。オフ。
⇒シーズン【season】
しい‐せつ【至切】
(シセツの慣用読み)深い親切。〈日葡辞書〉
ジー‐セブン【G7】
(Group of Seven)広義には、日・米・加・独・仏・英・伊の先進7カ国の称。狭義には、1986年に設立された先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議。年に数回の会合を開き、主に政策協調について話し合う。
ジーゼル【diesel】
⇒ディーゼル
しい‐ぜん【至善】
シゼンの慣用読み。〈日葡辞書〉
シーソー【seesaw】
長い板の中央を支点にして、その両端に人が乗り、交互に上下する遊具。また、それを用いた遊び。ぎったんばっこん。
⇒シーソー‐ゲーム【seesaw game】
シーソー‐ゲーム【seesaw game】
得点が、追いつ追われつになる接戦。一進一退の白熱戦。
⇒シーソー【seesaw】
しい‐そさん【尸位素餐】‥ヰ‥
[漢書朱雲伝]才徳がないのに高位に居り、いたずらに禄を食はむこと。官職にありながら職責を果たさないこと。
しい‐そ・す【強ひ過す】シヒ‥
〔他四〕
強くしいる。無理に勧める。源氏物語明石「人々に酒―・しなどして」
しい‐そん【至尊】
シソンの慣用読み。
しいだ【粃】シヒダ
(→)「しいな」に同じ。〈日葡辞書〉
じ‐いた【地板】ヂ‥
①床ゆかと同一平面に敷かれた板。また、その板敷きの部分。
②床脇棚の下または付書院つけしょいんの下の化粧板。
③引出し・煙草盆などの底板。
④火縄銃の用心金の側面の板。
しいた・ぐ【虐ぐ】シヒタグ
〔他下二〕
⇒しいたげる(下一)
しい‐たけ【椎茸・香蕈】シヒ‥
①ヒラタケ科の食用きのこ。シイ・カシ・クリ・クヌギなどの広葉樹の枯木中に生じ、傘の外面は紫褐色または黒褐色で、裏面と柄とは白い。生のものは淡味、干したものは香りが高い。各地の林下に菌糸を植えた榾木ほたぎを並べて栽培する。〈[季]秋〉
しいたけ
椎茸
撮影:関戸 勇
②歌舞伎の鬘かつらの一つ。髷まげの形が1に似る。奴や武家の小者の役に用いる。
⇒しいたけ‐たぼ【椎茸髱】
しいたけ‐たぼ【椎茸髱】シヒ‥
江戸時代の御殿女中の髪の結い方で、左右の鬢びんを張り出して、椎茸のような形にしたもの。また、その髪に結った御殿女中。葵髱あおいたぼとも。
⇒しい‐たけ【椎茸・香蕈】
しいた・げる【虐げる】シヒタゲル
〔他下一〕[文]しひた・ぐ(下二)
(シヘタグの転)虐待する。「捕虜を―・げる」→しえたぐ
し‐いだ・す【為出す】
〔他五〕
①しはじめる。行為をする。宇津保物語祭使「人の―・すことは心にしたがふものなり」
②しとげる。作りあげる。宇津保物語吹上上「旅籠はたご・透箱・破子わりご・餌袋…色をつくして―・す」
③作ってさし出す。用意して出す。宇治拾遺物語7「食物―・したれば」
しいたぶ‐たい【椎たぶ帯】シヒ‥
日本の植生帯の一つ。関東地方南部以西の平地・海岸に成立する常緑広葉樹帯。シイ・クス・タブノキなどの照葉樹を主体とし、アオキ・ヤツデなどを含む。→森林帯
し‐いち【視位置】‥ヰ‥
天球上における天体の見かけの位置。地球上の観測者と天体とを結ぶ直線が天球と交わる点。
しいち‐はん【四一半】
双六すごろくから転じた、采さいを用いてする博奕ばくち。四一半銭。四一。
⇒しいちはん‐うち【四一半打】
⇒しいちはん‐せん【四一半銭】
しいちはん‐うち【四一半打】
四一半を打つ人。ばくちうち。
⇒しいち‐はん【四一半】
しいちはん‐せん【四一半銭】
(→)四一半に同じ。
⇒しいち‐はん【四一半】
シー‐ちょう【C調】‥テウ
①音楽で、ハ調。
②調子よく軽々しいさまをいう俗語。
しいちろく‐じけん【四‐一六事件】
1929年(昭和4)4月16日、全国一斉に行われた日本共産党員などの検挙事件。共産党は中央指導部の大半が検挙され、大打撃を受けた。起訴者339名。→三‐一五事件
シーチン【十錦・什錦】
(中国語)多種の材料を集めて作った中国料理。
シーチング【sheeting】
シーツ用に、ベッドの幅に合わせた幅で織られた平織り綿布。洋裁の仮縫い用布・芯地、カーテン地などにも用いる。
し‐いつ【四逸】
(画題)文人画で、菊(あるいは蘭)・蓮・山茶つばき・葵を描くもの。
シーツ【sheet】
布団ふとんなどの敷布。→シート
しい‐つ・ける【強い付ける】シヒ‥
〔他下一〕
しいてすすめる。無理にすすめる。東海道中膝栗毛7「何ぼでもようくふさかい斎非時ときひじによばれてゐても、―・けられて」









しあん‐ばし【思案橋】🔗⭐🔉
しあん‐ばし【思案橋】
(民俗語)渡るのに躊躇ちゅうちょすると伝えられる橋。
⇒し‐あん【思案】
広辞苑に「思案」で始まるの検索結果 1-12。