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○急がば回れいそがばまわれ🔗⭐🔉
○急がば回れいそがばまわれ
危険な近道よりも、安全な本道をまわった方が結局早く目的地につく意。成果を急ぐなら、一見迂遠でも着実な方法をとった方がよい。
⇒いそ・ぐ【急ぐ】
いそ‐かぶり【磯被り】
海女あまがひたいを巻く布。
いそ‐かまど【磯竈】
浜に囲いを作り、火を焚くようにした海女あまの休息所。〈[季]春〉
いそがわし・い【忙わしい】イソガハシイ
〔形〕[文]いそがは・し(シク)
いそがしい。せわしい。伊勢物語(一本)「宮仕へ―・しく心もまめならざりけるほどの家とうじ」
イソ‐かんど【イソ感度】
イソ(ISO)制定の規格に基づく写真感光材料の感度。ISO 100/21°,ISO 400/27°のように表示する。
いそ‐き
杉の別称。
いそぎ【急ぎ】
①いそぐこと。急を要すること。万葉集20「水鳥の立ちの―に」。「―の用」
②支度すること。用意。準備。土佐日記「この頃の出でたち―を見れど」
⇒いそぎ‐あし【急ぎ足】
⇒いそぎ‐もの【急ぎ物】
いそ‐ぎ【磯木】
海辺でひろう薪たきぎ。
いそぎ‐あし【急ぎ足】
いそいであるくこと。はやあし。「―で立ち去る」
⇒いそぎ【急ぎ】
いそ‐ぎく【磯菊】
キク科の多年草。海辺の磯に自生。高さ約30センチメートル。葉は楔形くさびがたで厚く、上半部に鋸歯があり、下面は白色。秋、黄色の小さい頭状花を散房状に集めてつける。〈[季]秋〉
いそぎく
いそぎ‐た・つ【急ぎ立つ】
〔自四〕
①急いで出発をする。蜻蛉日記中「御嶽にとて―・つ」
②したくをする。源氏物語東屋「北の方は人知れず―・ちて、人々のさうぞくせさせ」
イソキノリン【isoquinoline】
分子式C9H7N 六員環が2個縮合した複素環式化合物。キノリンの異性体。コールタール中に少量存在。無色の固体。弱塩基性。誘導体として、モルヒネ・パパベリンなどのアルカロイド。
いそぎ‐は・つ【急ぎ果つ】
〔自他下二〕
用意がすべて整う。大和物語「その物どもを九月つごもりに皆―・ててけり」
いそぎ‐み・つ【急ぎ満つ】
〔自四〕
誰も彼も忙しくする。栄華物語花山「堀河院に行幸あるべければ、天下―・ちたり」
いそぎ‐もの【急ぎ物】
急いで処理するとか人に届けるとかしなければならぬもの。
⇒いそぎ【急ぎ】
いそ‐きり【磯切】
あぶった浅草海苔のりまたは青海苔を細かくして蕎麦そばの中に練り込んだもの。
いそ‐ぎわ【磯際】‥ギハ
磯のそば。いそべ。波打際。
いそ‐ぎんちゃく【磯巾着・
葵】
六放サンゴ亜綱イソギンチャク目の花虫類の総称。浅海の岩石などに着生。体は円筒状、上端口盤部の中央に口があり周囲に6の倍数の触手を具える。触手は刺細胞にとみ、水中で開いて魚などの食餌が触れるのを待つ。刺激にあうと体は収縮。ミドリイソギンチャク・ヨロイイソギンチャクなど種類が多い。石牡丹いしぼたん。〈[季]春〉
みどりいそぎんちゃく
ミドリイソギンチャク
提供:東京動物園協会
い‐そく【夷則】
①〔音〕中国の音名の一つ。中国の十二律の下から9番目の音。日本の十二律の鸞鏡らんけいに当たる。→十二律(表)。
②陰暦7月の異称。
いそ・ぐ【急ぐ】
〔自他五〕
(イソ(勤)フと同源。先を争って仕事にはげむ意)
①物事を早く成しとげようとか、目的地に早く到着しようとかする。せく。宇津保物語忠乞「内より召しありとて―・ぎ出で給ひぬ」。日葡辞書「ウマニムチウッテモ(揉)ミニモウデイソイダ」。「道を―・ぐ」「結論を―・ぐ」
②したくする。準備する。宇津保物語嵯峨院「かづけ物たち縫はせ給ふ。いとかしこくは―・ぎ給ふ」。徒然草「年の暮れはてて、人ごとに―・ぎあへるころぞ、またなくあはれなる」
⇒急がば回れ
い‐ぞく【夷俗】
えびすの風俗。蛮人の風俗。
い‐ぞく【夷賊】
従わぬ他の部族・民族をいやしめていう語。
い‐ぞく【異俗】
かわった風俗。
い‐ぞく【異族】
①ちがう種族。外国の民族。
②ちがう血族。
い‐ぞく【異賊】
異国の賊。外国の賊。
い‐ぞく【遺俗】ヰ‥
今にのこっている昔の風俗。
い‐ぞく【遺族】ヰ‥
死者の後にのこった家族・親族。
⇒いぞく‐ねんきん【遺族年金】
⇒いぞく‐ほしょう【遺族補償】
い‐ぞく【彝族】
主に中国南西部の雲南・四川・貴州の各省、広西チワン(壮)族自治区などの高地に住む少数民族。言語はチベット‐ビルマ語派に属し、独特の文字を有する。
いそ‐くさ・い【磯臭い】
〔形〕
磯のにおいが強い。魚介・海藻のようなにおいがある。
いそくさ‐ぬり【磯草塗】
変り塗の一種。海草を散らしたような模様を表した漆塗。新潟市の産出。
いぞく‐ねんきん【遺族年金】ヰ‥
一定の要件を満たす遺族に支給される年金。国民年金・厚生年金・各種共済組合による給付のほか、労災保険法による保険給付などがある。→恩給。
⇒い‐ぞく【遺族】
いぞく‐ほしょう【遺族補償】ヰ‥シヤウ
労働者が業務上死亡した場合に、遺族が使用者または労災保険から受ける補償。労働基準法では平均賃金の1000日分であるが、労働者災害補償保険法では業務災害の場合の給付を遺族補償給付、通勤災害の場合の給付を遺族給付といい、年金と一時金とがある。船員の場合は遺族手当と称する。→災害補償
⇒い‐ぞく【遺族】
イソクラテス【Isokratēs】
古代ギリシアのアテナイの修辞家。ギリシアを統一してペルシア討伐に当たることを主張、これをマケドニア王フィリッポス2世に期待し、反マケドニア派のデモステネスと対立。政治評論・書簡などが残存。(前436〜前338)
いそ‐ぐるま【磯車】
海女あまの潜水を容易にするために船側に設置した滑車。10キログラム内外の金属製の重しを海中で上下させるのに用いる。
いそ‐ざんしょう【磯山椒】‥セウ
〔植〕テンノウメの別称。
いそ・し【勤し】
〔形シク〕
勤勉である。万葉集4「―・しき奴わけと誉めむともあらず」
いそ‐じ【五十・五十路】‥ヂ
(ヂは接尾語)
①ごじゅう。後拾遺和歌集序「これかれたへなる歌、百ももちあまり―を書きいだし」
②50年。また、50歳の年齢。源氏物語少女「明けむ年ぞ―になり給ひけるを」
いそ‐じ【磯路】‥ヂ
磯辺のみち。
いそ‐しぎ【磯鷸】
シギの一種。大きさはムクドリほど。体の上部はオリーブ色で細い黒色の横斑がある。体の下部は白色。ユーラシア中部から北部で繁殖し、アフリカやオーストラリアに渡る。本州では留鳥および旅鳥。ふつう汀みぎわに単独ですむことが多く、細く鳴く。
イソシギ
撮影:小宮輝之
いそし・む【勤しむ】
〔自五〕
①功があるとする。勤勉であるとして、賞する。続日本紀17「―・みうむがしみ忘れ給はず」
②つとめはげむ。「勉学に―・む」
イソジン【Isodine】
(→)ポビドンヨードの商品名。
いそ‐ぜせり【磯挵り】
①磯辺をつつきまわってあれこれとえものをあさること。
②遊郭で上級の遊女相手に華やかに遊ぶのでなく、素人女や下級の売女を相手にしての女道楽。磯狂い。傾城禁短気「其の癖若い時―して来たわろで」
いそだ【礒田】
姓氏の一つ。
⇒いそだ‐こりゅうさい【礒田湖竜斎】
イソタクチック【isotactic】
高分子の立体配置の並び方の一つ。一置換オレフィン(CH2=CHX)の鎖状重合体の繰返し単位で、Xの置換した炭素に生じる。イソタクチックは同一の立体配置のみからなるもの。規則性がないものをアタクチック、2種類の立体配置が交互に現れるものをシンジオタクチックという。鎖状ポリマーの主鎖を模式的に表現すると、C‐Xは、イソタクチックでは一方に、シンジオタクチックでは交互に、アタクチックではランダムな方向に向く。
高分子の立体規則性
いそだ‐こりゅうさい【礒田湖竜斎】
江戸中期の浮世絵師。明和・安永期に制作。名は正勝、俗称庄兵衛。鈴木春信の影響をうけた美人画の版画や肉筆画にすぐれ、特に柱絵を得意とした。生没年未詳。
⇒いそだ【礒田】
いそ‐だて【磯伊達】
海女あまの潜水衣。
いそ‐ちどり【磯千鳥】
①磯辺にいる千鳥。浜千鳥。千五百番歌合「―馴れたるあまの袖をとはばや」
②地歌・箏曲。京風手事物。橘岐山作詞。菊岡検校作曲。八重崎検校箏手付。独り寝の悲しみを1になぞらえる。
いそ‐づたい【磯伝い】‥ヅタヒ
磯辺を伝ってゆくこと。
イソップ【Aesop】
(Aisōpos ギリシア)「イソップ寓話」の作者と伝えられる前6世紀頃の古代ギリシアの人。アイソポス。
⇒イソップ‐ぐうわ【イソップ寓話】
イソップ‐ぐうわ【イソップ寓話】
イソップが物語ったと伝えられる寓話集。前3世紀ごろ散文で編集、以後次々に増補された。1593年(文禄2)九州天草あまくさから刊行した邦訳がある。イソップ物語。→伊曾保イソホ物語
→文献資料[伊曾保物語]
⇒イソップ【Aesop】
いそ‐づり【磯釣】
磯辺でする釣。
いそ‐ど【磯人】
海女あま。熟練者を大磯人おおいそどという。
いそ‐な【磯菜】
磯辺に生じて食用となる草。いそなぐさ。古今和歌集東歌「こよろぎの磯立ちならし―摘む」
⇒いそな‐つみ【磯菜摘み】
い‐ぞなえ【居備え】ヰゾナヘ
大将のいる本陣の陣営。
いそ‐なぎ【磯凪】
磯辺で風もなく波も立たないこと。
いそ‐なげき【嘯嘆き】
(イソはウソの転)海女あまが海中から出て、息を強くつくこと。その声は口笛を吹くようにきこえる。
いそな‐つみ【磯菜摘み】
春の大潮の頃、潮が遠く引いた磯辺で、磯菜を摘み取ること。〈[季]春〉
⇒いそ‐な【磯菜】
いそ‐な‐どり【磯な鳥】
(「な」は「の」の意)磯にいる鳥。特に、千鳥ちどりの異称。
いそ‐なみ【磯波】
磯にうちよせる波。海岸近くの浅い海の波。
イソニコチンさん‐ヒドラジド【イソニコチン酸ヒドラジド】
(isonicotinic acid hydrazide)1952年発表された抗結核化学療法剤。試験管内で結核菌の発育を阻止する。臨床効果が大きい。ヒドラジド。イソニアジド。略称、アイナー(INAH)。
いそ‐にな【磯蜷】
エゾバイ科の巻貝。貝殻は紡錘形で、灰緑色に褐色雲形斑を有し、殻口内面に黒紫褐色の脈がある。殻高約4センチメートル。本州中・南部、四国、九州の磯に普通。
いそ‐ね【磯根】
いそ。いそべ。夫木和歌抄25「―に近き岩枕」
⇒いそね‐まつ【磯根松】
いそ‐ね【磯寝】
海辺近くに宿って寝ること。いそまくら。秋篠月清集「松島や秋風寒き―かな」
いそね‐まつ【磯根松】
磯辺の松。
⇒いそ‐ね【磯根】
いそぎ‐た・つ【急ぎ立つ】
〔自四〕
①急いで出発をする。蜻蛉日記中「御嶽にとて―・つ」
②したくをする。源氏物語東屋「北の方は人知れず―・ちて、人々のさうぞくせさせ」
イソキノリン【isoquinoline】
分子式C9H7N 六員環が2個縮合した複素環式化合物。キノリンの異性体。コールタール中に少量存在。無色の固体。弱塩基性。誘導体として、モルヒネ・パパベリンなどのアルカロイド。
いそぎ‐は・つ【急ぎ果つ】
〔自他下二〕
用意がすべて整う。大和物語「その物どもを九月つごもりに皆―・ててけり」
いそぎ‐み・つ【急ぎ満つ】
〔自四〕
誰も彼も忙しくする。栄華物語花山「堀河院に行幸あるべければ、天下―・ちたり」
いそぎ‐もの【急ぎ物】
急いで処理するとか人に届けるとかしなければならぬもの。
⇒いそぎ【急ぎ】
いそ‐きり【磯切】
あぶった浅草海苔のりまたは青海苔を細かくして蕎麦そばの中に練り込んだもの。
いそ‐ぎわ【磯際】‥ギハ
磯のそば。いそべ。波打際。
いそ‐ぎんちゃく【磯巾着・
葵】
六放サンゴ亜綱イソギンチャク目の花虫類の総称。浅海の岩石などに着生。体は円筒状、上端口盤部の中央に口があり周囲に6の倍数の触手を具える。触手は刺細胞にとみ、水中で開いて魚などの食餌が触れるのを待つ。刺激にあうと体は収縮。ミドリイソギンチャク・ヨロイイソギンチャクなど種類が多い。石牡丹いしぼたん。〈[季]春〉
みどりいそぎんちゃく
ミドリイソギンチャク
提供:東京動物園協会
い‐そく【夷則】
①〔音〕中国の音名の一つ。中国の十二律の下から9番目の音。日本の十二律の鸞鏡らんけいに当たる。→十二律(表)。
②陰暦7月の異称。
いそ・ぐ【急ぐ】
〔自他五〕
(イソ(勤)フと同源。先を争って仕事にはげむ意)
①物事を早く成しとげようとか、目的地に早く到着しようとかする。せく。宇津保物語忠乞「内より召しありとて―・ぎ出で給ひぬ」。日葡辞書「ウマニムチウッテモ(揉)ミニモウデイソイダ」。「道を―・ぐ」「結論を―・ぐ」
②したくする。準備する。宇津保物語嵯峨院「かづけ物たち縫はせ給ふ。いとかしこくは―・ぎ給ふ」。徒然草「年の暮れはてて、人ごとに―・ぎあへるころぞ、またなくあはれなる」
⇒急がば回れ
い‐ぞく【夷俗】
えびすの風俗。蛮人の風俗。
い‐ぞく【夷賊】
従わぬ他の部族・民族をいやしめていう語。
い‐ぞく【異俗】
かわった風俗。
い‐ぞく【異族】
①ちがう種族。外国の民族。
②ちがう血族。
い‐ぞく【異賊】
異国の賊。外国の賊。
い‐ぞく【遺俗】ヰ‥
今にのこっている昔の風俗。
い‐ぞく【遺族】ヰ‥
死者の後にのこった家族・親族。
⇒いぞく‐ねんきん【遺族年金】
⇒いぞく‐ほしょう【遺族補償】
い‐ぞく【彝族】
主に中国南西部の雲南・四川・貴州の各省、広西チワン(壮)族自治区などの高地に住む少数民族。言語はチベット‐ビルマ語派に属し、独特の文字を有する。
いそ‐くさ・い【磯臭い】
〔形〕
磯のにおいが強い。魚介・海藻のようなにおいがある。
いそくさ‐ぬり【磯草塗】
変り塗の一種。海草を散らしたような模様を表した漆塗。新潟市の産出。
いぞく‐ねんきん【遺族年金】ヰ‥
一定の要件を満たす遺族に支給される年金。国民年金・厚生年金・各種共済組合による給付のほか、労災保険法による保険給付などがある。→恩給。
⇒い‐ぞく【遺族】
いぞく‐ほしょう【遺族補償】ヰ‥シヤウ
労働者が業務上死亡した場合に、遺族が使用者または労災保険から受ける補償。労働基準法では平均賃金の1000日分であるが、労働者災害補償保険法では業務災害の場合の給付を遺族補償給付、通勤災害の場合の給付を遺族給付といい、年金と一時金とがある。船員の場合は遺族手当と称する。→災害補償
⇒い‐ぞく【遺族】
イソクラテス【Isokratēs】
古代ギリシアのアテナイの修辞家。ギリシアを統一してペルシア討伐に当たることを主張、これをマケドニア王フィリッポス2世に期待し、反マケドニア派のデモステネスと対立。政治評論・書簡などが残存。(前436〜前338)
いそ‐ぐるま【磯車】
海女あまの潜水を容易にするために船側に設置した滑車。10キログラム内外の金属製の重しを海中で上下させるのに用いる。
いそ‐ざんしょう【磯山椒】‥セウ
〔植〕テンノウメの別称。
いそ・し【勤し】
〔形シク〕
勤勉である。万葉集4「―・しき奴わけと誉めむともあらず」
いそ‐じ【五十・五十路】‥ヂ
(ヂは接尾語)
①ごじゅう。後拾遺和歌集序「これかれたへなる歌、百ももちあまり―を書きいだし」
②50年。また、50歳の年齢。源氏物語少女「明けむ年ぞ―になり給ひけるを」
いそ‐じ【磯路】‥ヂ
磯辺のみち。
いそ‐しぎ【磯鷸】
シギの一種。大きさはムクドリほど。体の上部はオリーブ色で細い黒色の横斑がある。体の下部は白色。ユーラシア中部から北部で繁殖し、アフリカやオーストラリアに渡る。本州では留鳥および旅鳥。ふつう汀みぎわに単独ですむことが多く、細く鳴く。
イソシギ
撮影:小宮輝之
いそし・む【勤しむ】
〔自五〕
①功があるとする。勤勉であるとして、賞する。続日本紀17「―・みうむがしみ忘れ給はず」
②つとめはげむ。「勉学に―・む」
イソジン【Isodine】
(→)ポビドンヨードの商品名。
いそ‐ぜせり【磯挵り】
①磯辺をつつきまわってあれこれとえものをあさること。
②遊郭で上級の遊女相手に華やかに遊ぶのでなく、素人女や下級の売女を相手にしての女道楽。磯狂い。傾城禁短気「其の癖若い時―して来たわろで」
いそだ【礒田】
姓氏の一つ。
⇒いそだ‐こりゅうさい【礒田湖竜斎】
イソタクチック【isotactic】
高分子の立体配置の並び方の一つ。一置換オレフィン(CH2=CHX)の鎖状重合体の繰返し単位で、Xの置換した炭素に生じる。イソタクチックは同一の立体配置のみからなるもの。規則性がないものをアタクチック、2種類の立体配置が交互に現れるものをシンジオタクチックという。鎖状ポリマーの主鎖を模式的に表現すると、C‐Xは、イソタクチックでは一方に、シンジオタクチックでは交互に、アタクチックではランダムな方向に向く。
高分子の立体規則性
いそだ‐こりゅうさい【礒田湖竜斎】
江戸中期の浮世絵師。明和・安永期に制作。名は正勝、俗称庄兵衛。鈴木春信の影響をうけた美人画の版画や肉筆画にすぐれ、特に柱絵を得意とした。生没年未詳。
⇒いそだ【礒田】
いそ‐だて【磯伊達】
海女あまの潜水衣。
いそ‐ちどり【磯千鳥】
①磯辺にいる千鳥。浜千鳥。千五百番歌合「―馴れたるあまの袖をとはばや」
②地歌・箏曲。京風手事物。橘岐山作詞。菊岡検校作曲。八重崎検校箏手付。独り寝の悲しみを1になぞらえる。
いそ‐づたい【磯伝い】‥ヅタヒ
磯辺を伝ってゆくこと。
イソップ【Aesop】
(Aisōpos ギリシア)「イソップ寓話」の作者と伝えられる前6世紀頃の古代ギリシアの人。アイソポス。
⇒イソップ‐ぐうわ【イソップ寓話】
イソップ‐ぐうわ【イソップ寓話】
イソップが物語ったと伝えられる寓話集。前3世紀ごろ散文で編集、以後次々に増補された。1593年(文禄2)九州天草あまくさから刊行した邦訳がある。イソップ物語。→伊曾保イソホ物語
→文献資料[伊曾保物語]
⇒イソップ【Aesop】
いそ‐づり【磯釣】
磯辺でする釣。
いそ‐ど【磯人】
海女あま。熟練者を大磯人おおいそどという。
いそ‐な【磯菜】
磯辺に生じて食用となる草。いそなぐさ。古今和歌集東歌「こよろぎの磯立ちならし―摘む」
⇒いそな‐つみ【磯菜摘み】
い‐ぞなえ【居備え】ヰゾナヘ
大将のいる本陣の陣営。
いそ‐なぎ【磯凪】
磯辺で風もなく波も立たないこと。
いそ‐なげき【嘯嘆き】
(イソはウソの転)海女あまが海中から出て、息を強くつくこと。その声は口笛を吹くようにきこえる。
いそな‐つみ【磯菜摘み】
春の大潮の頃、潮が遠く引いた磯辺で、磯菜を摘み取ること。〈[季]春〉
⇒いそ‐な【磯菜】
いそ‐な‐どり【磯な鳥】
(「な」は「の」の意)磯にいる鳥。特に、千鳥ちどりの異称。
いそ‐なみ【磯波】
磯にうちよせる波。海岸近くの浅い海の波。
イソニコチンさん‐ヒドラジド【イソニコチン酸ヒドラジド】
(isonicotinic acid hydrazide)1952年発表された抗結核化学療法剤。試験管内で結核菌の発育を阻止する。臨床効果が大きい。ヒドラジド。イソニアジド。略称、アイナー(INAH)。
いそ‐にな【磯蜷】
エゾバイ科の巻貝。貝殻は紡錘形で、灰緑色に褐色雲形斑を有し、殻口内面に黒紫褐色の脈がある。殻高約4センチメートル。本州中・南部、四国、九州の磯に普通。
いそ‐ね【磯根】
いそ。いそべ。夫木和歌抄25「―に近き岩枕」
⇒いそね‐まつ【磯根松】
いそ‐ね【磯寝】
海辺近くに宿って寝ること。いそまくら。秋篠月清集「松島や秋風寒き―かな」
いそね‐まつ【磯根松】
磯辺の松。
⇒いそ‐ね【磯根】
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