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ぐ‐あん【愚案】🔗🔉

ぐ‐あん愚案】 ①おろかな考え。愚考。 ②自分の考えの謙譲語。 ⇒愚案に落つ

○愚案に落つぐあんにおつ🔗🔉

○愚案に落つぐあんにおつ 自分で考えて納得する。腑に落ちる。浄瑠璃、吉野忠信「御辞退に及び給ふは何共愚案に落ち申さず」 ⇒ぐ‐あん【愚案】 くい杭・杙クヒ 地中に打ち込む長い棒。目印や支柱にする。大唐西域記長寛点「傍かたわらなる杙クヒを躡む」。「―を打つ」 くい悔い】 あやまちを悔いること。後悔。天智紀「出でましの―はあらじぞ」。「―を残す」 くい食いクヒ 魚が餌をくうこと。魚が釣針にかかること。「―がいい」 くいクヒ 木の切りかぶ。くいぜ。 く‐い九位‥ヰ ⇒きゅうい く‐い句意】 句の意味。 ぐ‐い愚意】 自分の意見の謙譲語。愚見。 くい‐あい食い合いクヒアヒ ①互いに相手を食うこと。 ②かみあうこと。 ③商品取引で、約定やくじょうされた売注文と買注文との組合せ。取組。 ④株式の信用取引において、証券会社内で同一銘柄の売注文と買注文とを相殺して処理すること。店内食い合い。 くい‐あ・う食い合うクヒアフ [一]〔自五〕 ①互いに相手や相手のものを食う。 ②組み合わせた部分がぴったりと合う。かみあう。「歯車が―・う」 ③(取引用語)売りと買いとがうまく組み合う。 [二]〔他五〕 ①一つのものを共に食う。「一つ鍋のものを―・う」 ②互いに相手の領分を侵す。「選挙地盤を―・う」 くい‐あ・きる食い飽きる・食い厭きるクヒ‥ 〔自上一〕[文]くひあ・く(四) ①食うことに不足の無い思いをする。食べ物に満ち足りる。飽食する。 ②何度も食って食うのがいやになる。「唐茄子は―・きた」 くい‐あげ食い上げクヒ‥ ①食扶持くいぶちを取り上げられること。 ②生活の手段を失うこと。「飯の―」 ③釣りで、魚が餌をくわえて浮き上がること。 くい‐あ・つ食ひ当つクヒ‥ 〔他下二〕 食って歯にあてる。源氏物語横笛「御歯のおひ出づるに―・てむとて」 クイア‐ひひょうクイア批評‥ヒヤウ (queer criticism)社会的に抑圧・偏見を受けている同性愛者などの権利主張の支援の立場からする文学や社会への批評。 くい‐あま・す食い余すクヒ‥ 〔他五〕 食い切れずに残す。たべのこす。 くい‐あま・る食い余るクヒ‥ 〔自五〕 食いつくされないで残る。 くい‐あら・す食い荒らすクヒ‥ 〔他五〕 ①あれこれと少しずつ食いちらす。乱雑に食う。「料理を―・す」 ②動物が作物を食べて損害を与える。「野うさぎが野菜畑を―・す」 ③片っぱしから他の領域を侵す。「輸入品が国内市場を―・す」 くい‐あらため悔い改め】 〔宗〕(penitentia ラテン)キリスト教で、神に対して罪を悔い、心を改めて霊的生活によみがえる誓いをすること。悔悛かいしゅんくい‐あらた・める悔い改める】 〔他下一〕[文]くいあらた・む(下二) 悪事や過失を悔いて善に向かう。「前非を―・める」 くい‐あわ・す食い合わすクヒアハス [一]〔他下二〕 ⇒くいあわせる(下一)。 [二]〔他五〕 (→)「くいあわせる」に同じ。 くい‐あわせ食合せクヒアハセ ①かみあわせること。 ②いっしょに食べると害になるというもの。また、それをいっしょに食べることの禁忌。ウナギと梅干、タニシと蕎麦の類。「―が悪い」 ③材と材とを組み合わせて継ぎあわせること。また、その箇所。 ④(→)呑行為のみこうい1に同じ。 くい‐あわ・せる食い合わせるクヒアハセル 〔他下一〕[文]くひあは・す(下二) ①かみあわせる。宇治拾遺物語3「けいたう坊歯を―・せて念珠ねんずをもみちぎる」 ②2種以上のものを同時に食べて中毒を起こす。→食合せ くい‐いじ食い意地クヒ‥ヂ むさぼって食おうとする欲望。「―が張る」 くい‐いだ・す食ひ出すクヒ‥ 〔他四〕 歯をくいしばってむきだす。かみだす。宇津保物語俊蔭「歯を剣のごとく―・して怒る」 くい‐い・る食い入るクヒ‥ 〔自五〕 中に深く入りこむ。くいこむ。「―・るような目つき」「縄が手首に―・る」 クイーンqueen】 ①女王。王妃。 ②トランプの絵札の一つ。女王の姿を画いたもの。 ③チェスの女王の駒。 ④一団中の花形の女性。 ⇒クイーン‐サイズ【queen-size】 クイーンEllery Queen】 アメリカの探偵小説家ダネイ(F. Dannay1905〜1982)といとこのリー(M. B. Lee1905〜1971)との合作上の筆名。また、その初期の作品シリーズの主人公の名。作「エジプト十字架の謎」「Yの悲劇」など。 クイーン‐サイズqueen-size】 ①キング‐サイズに次ぐ大きさ。 ②女性服で、特に大きいサイズ。 ⇒クイーン【queen】 クイーンズ‐イングリッシュQueen's English「キングズ‐イングリッシュ」参照。 くい‐うち杭打ち・杙打ちクヒ‥ 土木工事で杭を地中に打ち込むこと。 ⇒くいうち‐じぎょう【杭打ち地形】 くいうち‐じぎょう杭打ち地形クヒ‥ヂギヤウ 軟弱な土質に杭を打ち込んで地盤を固めること。 ⇒くい‐うち【杭打ち・杙打ち】 くい‐おき食置きクヒ‥ 一時に多く食べて腹にためておくこと。くいだめ。 くい‐かえ・す悔い返す‥カヘス 〔他四〕 ①心から後悔する。発心集5「―・して、罪滅ぶる方もありぬべし」 ②後悔して取り消す。 くい‐かか・る食い掛かるクヒ‥ 〔自他五〕 ①食いつこうとする。 ②くってかかる。反抗する。たてつく。 ③食い始める。 くい‐か・く食ひ欠くクヒ‥ 〔他四〕 食いちぎる。狭衣物語3「にがみかかる顔気色ややもせば―・きぬべし」 くい‐かけ食い掛けクヒ‥ 食いはじめて中途でやめること。また、その食物。くいさし。 くい‐か・ける食い掛けるクヒ‥ 〔他下一〕 ①食いはじめる。 ②食い終わらずに中途でやめる。また、物事をしかけて中途にしておく。 くい‐か・ねる食い兼ねるクヒ‥ 〔自下一〕 ①食いにくい。食いきれない。 ②生活に困る。 く‐いき区域‥ヰキ くぎりをつけた地域。しきりをした範囲。「遊泳禁止―」 くい‐きり食切りクヒ‥ 釘抜きに似て、釘をはさむ部分が刃になっているもの。針金などをはさみ切り、また、袋物の金具などを打つのに用いる。 食切り 提供:竹中大工道具館 くい‐き・る食い切るクヒ‥ 〔他五〕 ①歯で噛み切る。 ②全部食いつくす。 くい‐くい ①軽く急に引くさま。 ②愚痴などをならべ立てるさま。くよくよ。日葡辞書「クイクイトヲモウ」 ぐい‐ぐい ①力をこめて続けざまに押したり引いたりするさま。 ②物事を積極的に迫力をもって推し進めるさま。「先頭との距離を―縮める」 ③酒などを幾度も勢いよく飲むさま。ぐびぐび。「―とあおる」 ④やかましいさま。がやがや。狂言、鶏聟「イヤ殊の外表が―わめくが」 くい‐ぐつ杙鞋クヒ‥ (→)「くいわらじ(杙草鞋)」に同じ。 くい‐け食い気クヒ‥ 食べたいと思う欲望。食欲。「色気より―」 くい‐こ・む食い込むクヒ‥ 〔自五〕 ①深く内部に入り込む。「縄が肉に―・む」 ②他の領域へ入りこんで侵す。侵入する。「休み時間に―・む」「市場に―・む」 ③元手や所持金が減る。赤字になる。浄瑠璃、心中重井筒「四百目といふ銀を何にするとて借つたぞ。―・んだか」。「元手に―・む」 くい‐ごろ食い頃クヒ‥ 食べるにちょうどよい頃合い。たべごろ。 くい‐ころ・す食い殺すクヒ‥ 〔他五〕 食いついて殺す。かみ殺す。 くい‐さが・る食い下がるクヒ‥ 〔自五〕 ①食いついて離れない。 ②どこまでも相手にしがみついて離れない。ねばり強く追及する。「上司に―・る」 ③相撲で、相手の前褌まえみつを引き、頭を相手の胸につけて低く構える。 くい‐さき食い裂きクヒ‥ 和紙を刃物で切らず、水でしめすなどして、引きちぎること。また、その紙。食い裂き紙。鼓の調律や表具の際に用いる。 くい‐さ・く食い裂くクヒ‥ 〔他五〕 食いついて切りさく。狂言、花子「ありやうにいはずは―・いてのけうか」 くい‐さし食い止しクヒ‥ 食いさすこと。また、その食物。くいかけ。たべさし。 くい‐さ・す食ひ止すクヒ‥ 〔他四〕 ①食べ終わらないで中途でやめる。沙石集3「法師に物くはせじとするかとて、―・して打ち置きて叱りけり」 ②物事に手をつけて中途にしておく。浄瑠璃、日本振袖始「田も畠も―・いたやうで、はかが行かぬ」 くい‐しば・る食い縛るクヒ‥ 〔他五〕 ①歯を固くかみ合わせる。「泣くまいと歯を―・る」 ②強くこらえる。りきむ。狂言、見物左衛門「扨も扨も、―・つて乗られたが」 くい‐しめ・す食ひ湿すクヒ‥ 〔他四〕 口につけてぬらす。くいぬらす。太平記12「弓押張り弦―・して」 くい‐し・める食い締めるクヒ‥ 〔他下一〕[文]くひし・む(下二) 歯を強くかみ合わせる。くいしばる。好色五人女4「此の悲しさ、切なさ、歯を―・めてなみだこぼしけるに」 くい‐しろ食い代クヒ‥ 食い料。食扶持くいぶち。食費。 くいしん‐ぼう食いしん坊クヒ‥バウ 意地きたなく何でも食べたがる人。 クイズquiz アメリカ】 (教師の試問の意)問題を出して、相手に答えさせる遊び。また、その問題。「―を出す」 くい‐す・ぎる食い過ぎるクヒ‥ 〔他上一〕[文]くひす・ぐ(上二) 程度をこえてたくさん食う。 くいぜクヒゼ 木の切りかぶ。くい。〈倭名類聚鈔20⇒株を守る くいぜ‐がわ杭瀬川クヒ‥ガハ (クイセガワとも)岐阜県大垣市を流れる揖斐いび川の支流。

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